新電人房 別室『十畳』

カエル

カエル
カエルと聞いて、何カエルを連想しますか?
アマガエル?
トノサマガエル?
イボカエル?
ウシガエル?
食用カエル?(私の地方ではショックンと呼んでいた)

これらのカエルは全て、私が子供の頃に悪意なく 惨殺 してしまったカエル達です。

子供の頃、家の近所にはまだまだ田んぼが一杯ありました。
当然、そこにはカエルが…。

カエルを捕まえたら、必ずやっていたのが、 おなかをさすって大人しくさせる
大人しくなったら、そのカエルを道路の上に放置。
後は、車に踏まれるのをドキドキしながら待つ。

かなり凄い音がします。
一度、運転してた人が降りてきて、パンクかどうか確認していましたから…。

他にも、ストローを尻から突っ込んで膨らますとか、爆竹を口から突っ込んで破裂させるとか、石でおなかを押さえて、内臓を口から出すとか…。
※良い子は真似をしてはいけません。
特にストローは間違えて吸うとエラい事になります。


子供の頃に図鑑で見た、ヘビがカエルを頭からかじるシーンを見たくて、ヘビを捕まえました。
ただ、カエルの捕獲部隊とはぐれてしまい、そのシーンを結局見る事はできませんでした。

私達ヘビ捕獲部隊は仕方ないので、ヘビ対犬に変更しました。

これは子供にはセンセーショナルでしたね。
子供の時は、ヘビと言えば毒ヘビ。
毒ヘビと言えば、コブラのイメージが強かったので、ヘビが勝つだろうと思っていたのですが、犬がヘビの頭をカプっと咥えたかと思うと…。

ブン!ブン!ブン!


と振り回すではありませんか。
電柱や地面、壁にヘビを激突させ、あっと言う間にヘビは息絶えてしまいました。
近所の人なつっこい犬が…。
あまりの光景に私達は恐ろしくなり、その場を去りました。

その後、カエル捕獲部隊と無事合流できたのですが、私達はもうヘビを捕まえる気力すら残っていませんでした。
仕方が無いので、捕まえたカエルは学校のニワトリにプレゼントする事にしました。

飼育小屋に行き、ニワトリの前にカエルを放り込むと…。

ブン!ブン!ブン!


ニワトリはカエルの脚を咥えると物凄い勢いで、カエルと振り回します。
そして、カエルが動けない事を確認すると、あのクチバシでカエルを…。

あまりの光景に私達は恐ろしくなり、その場を去りました。
それ以来、私がカエルを捕まえる事はなくなりました。



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