品川ダイヤモンドバックス

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2007.11.14
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カテゴリ: プロ野球
中日からFA宣言した福留孝介外野手(30)は14日、東京都内のホテルで巨人と入団交渉を行った。条件提示までは至らなかったが、巨人側の熱意ある言葉に、福留は「巨人はあこがれだったことは間違いない」とグラリ。阪神からも連絡を受けた福留だったが、この日は交渉しなかった。

巨人・清武代表の言葉に『ジャイアンツ愛』がびっしりと詰まっていた。約1時間40分の交渉を終えた福留は終始、笑顔での会見となった。

「巨人は球界のトップを走ってきたチーム。ボクも小さいころからのあこがれのチーム。今もあこがれのチームに違いない」

力強い、感激の言葉だ。この日午前8時ごろ、代理人から「巨人がきょう交渉したいそうだ」との連絡が入った。阪神からは約1時間遅れで福留自身に連絡が入ったが、すでに巨人と会うことを決めていた。

「一番早く連絡いただいてありがたいことです。代表からも原監督が『一番早く会って話すことが誠意だ』と言われていることを聞きました」

巨人の訴えは熱かった。PL時代の95年のドラフト。巨人、近鉄、オリックスなど7球団が競合、交渉権を近鉄(入団拒否)に奪われた巨人にとって、福留は“永遠の恋人”だった。

「ボクが巨人に行くことが『巨人の悲願』とも言われました。これもありがたい話です。滝鼻オーナーがヤンキースの松井さん以来の『スーパースター』って?そこまで言われたら恥ずかしい。でも、ありがたい」。耳にするひと言ひと言が、福留の胸にジーンと染みた。

「2回目からは代理人が出席します。その時に条件などの話になるのでは…。きょうは代表から熱のこもった話が聞けました」

この日の段階では移籍先の最有力候補とされるメジャーからのオファーはなかったが、ひとまず納得の表情を浮かべた福留。15日には阪神に連絡を入れ、交渉日時を決める予定だ。





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Last updated  2007.11.16 21:20:29


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