第一週目(初日~7日目)

初日 3月20日(祝)晴れ 1番~6番 約12km
待ちに待ったお遍路さん。初めて袖をとおす白衣が少し恥ずかしい。
慣れない笠と杖で格好だけは一人前のよう。
1番の霊山寺へ着き、お参りの仕方を社長・副社長に聞き、お経をあげる。
今は道路が整備されているので歩きやすいが、昔の人の忍耐強さに圧巻。
歩き慣れていないため、夜は筋肉が張ってしまう。
これから約45日間頑張って歩こうという気持ちで一杯になる。
自然の雄大さを感じて幸せ気分。
野生の猿が道を横断する程、自然と共生しているのでしょうか。


2日目 3月21日(火)晴れ 7番~11番 約22km
朝起きて体の痛さにびっくりする。歩いていない為、筋肉が痛む。
9番の法輪寺でおまんじゅうのお接待を頂く。
思いも寄らない所でのお接待にお腹と心がうれしくなる。
疲れた体に嬉しいビタミン剤である。
地元の人と話すと、色々な情報や近道を教えてもらえ、何しろその心があたたかいです。
道のそばには色とりどりのお花が咲き、自然と共に生きているあたたかい土地です。
菜の花もきれいに咲き、一面緑と黄色のハーモニー。素敵!


3日目 3月22日(水)晴れ 12番 約13km
今日は焼山寺まで山登りの一日でした。
距離は約13kmと少ないのですが、徳島県の中で一番の難所です。
足場は丸太の階段や、木の根っこなどで出来ており、足の筋肉がプルプル言っています。
山道の為上がりは足が上げづらく、下りは自分の体重を支える為、足の指が痛くなり大変。
お遍路道なのですが、たばこの投げ捨て、空き缶、空き瓶が散乱し、荒れ放題。
それを見かねた私はゴミ袋をもらい、ゴミ拾いを始めました。
山登りだけでも大変なのに。頂上からの景色はサイコー!


4日目 3月23日(木)曇りのち雨 13番 約22km
今日はあの焼山寺を下り、平地に出ました。
下りはスピードが出て楽なのですが、足の指は重さに堪えジンジンしています。
所々に遍路専用の道があり、そちらを挑戦する。お接待でみかんを6ヶもらう。
杖の鈴の音で出てきてくれたおばさんが「お昼に食べて」とわざわざ持ってきてくれた。
心がほっと暖かくなる。昼過ぎポツポツ雨が降り始め、ついに本降りに。
恥ずかしいが、ゴミ袋をリュックにかけて歩く。防水ズボンに感謝する。


5日目 3月24日(金)晴れ 14番~17番 約20km
朝、少し雨が残っていたため、雨宿りをさせて頂いたところのご主人が
「きんちゃく袋」をお土産にくれた。
何もない私たちにさっと差し出すこの心に暖かさを感じる。
風が強く、笠をしていても息が出来ず、前を歩くのが必死。
国道沿いはお店やスーパーなどがあり、トイレには困らないが、
一歩中に入ると周りは田や畑だらけで女性としては困りもの。
私たちは若いつもりだが、おばさん・おじさんの方が歩くペースが速く、
いろんな人に抜かされてしまう。普段の積み重ねが大切。


6日目 3月25日(土)晴れ 18番~20番 約25km
昨夜はビジネスホテルに泊まった。思いもよらずチェックアウトの時
「お昼にどうぞ」とおにぎりを作ってくれた。うれしい。
お接待ってとてもありがたい。桜の満開な今、うれしいことにまたお接待を頂く。
栗ようかんを桜を見ながら食べる。新聞にも載る有名な所らしい。
20番鶴林寺では和尚さんが「ふろしき」をお接待としてくれた。
「新婚旅行」ということを告げると「二人でがんばれ」と激励された。
毎日歩いているせいか、ご飯は美味しい。お食事できることに感謝。


7日目 3月26日(日)晴れ 21番~22番 約18km
朝の権行で皆さんの前で和尚さんに「新婚旅行の2人です」と紹介され
恥ずかしくなる。「がんばれー」と激励される。
地図では喫茶店があっても実際にはつぶれてしまっていて、
思ったところで食事が出来ずに困ることもしばしば。
新しい発見はJRなどの乗り物はこちらでは「汽車」と言うらしい。
電車と聞くと通じない。
今日は旅館に泊まったのだが、明日もう1泊したいと言ったら別練を使ってと優遇された。
またこの暖かさに感謝。
なんとそこは20畳もあるペンションのようなお部屋。くつろがせて頂いた。

お遍路4
こんな山をいくつも越えて・・・「は~くしょん」の連続(笑)


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