第1週目(4日~7日目)

平成14年3月8日(金) 4日目
「ケンカ第一号!」
昨日宿泊した住友産業なべいわ荘は、とてもきれいでご飯も美味しく、ゆっくり休むことができました。幸せ♪
しかも、今日泊まるところも紹介してもらい、とても安心していた二人。
朝ご飯もモリモリ食べていざ出発。
宿のおばちゃんにお接待を頂き、見送られ、すぐに山道で足が・・・(^^;)
もともとついている筋肉の量が、元裕さんのが多いので(笑)、
山道ではすぐに置いていかれてしまう・・・(泣)
去年の100キロ歩け歩け大会を知っている人は「嫁さんの方が強いんじゃないか?」とよく心配されますが、
そんなことはなく、さすが男!?ですね(笑)
思い荷物をもち、引っ張っていってくれています♪今のことろ・・・(笑)
そして、長ーーーい下り道。スネ筋がツライ!
しかし、うぐいすの鳴き声にはげまされて、下ることができたのです。
遍路道というのは、地図より近い道があっても遍路地図、案内を頼りに歩くのですが、
どう考えても遠回りのところもあり、たまにイライラしながら歩いています。(笑)
「修行だ、修行だぁ」と言い頑張る二人、まだまだ余裕!
大日寺はとても遠く、歩く間、何か見つけては元気をもらいます。
初めて目でみるふきのとう。いっぱいあって自然を感じました。
バスのお遍路さんが通ると「あっ~!」と言いながら、歩いたり歌を歌ったり、しょんぼりしたり。
お昼はパンを買って3回に分けて、食べました。
そうしていると、ついに大日寺を発見!!うれしくてついつい泣いてしまった私。
しかし、今日はまだ13時。もう少し進みます。
14番常楽時寺、15番国分寺。近くなので順調でした。
しかし、納経を終えると、元裕さんがたてかけてある杖を2回続けて倒したので、
私が怒ると「そんな事で起こるなよ!」とケンカし、
「だって、お大師さまの足なのに大切に扱わなきゃいけないんだよ!」と初ケンカ。
私はなかなか涙が止まらず、次へ進めず、やっと15番を出発。
風がでてきて、とってもツライ道のりです。
16番へ着くと、先々日お会いした香川のおじさんに再会。
「それでは、いつか・・・また」ともう宿へ向かいました。16時30分頃のことです。
本当は17番井戸寺へ行けたのに、私が泣いてたせいで、間に合わず断念してしまった。
あと30分あれば・・・。
明日は20番恩山寺までです。その次の山道に備えてゆっくり休めるかなぁ♪
とりあえず今日はよくストレッチをしておやすみです・・・zzz

平成14年3月9日(土) 5日目
「そろそろ身体中が・・・。」
朝起きると全身がイターーーイ。そろそろ体の限界かも・・・(^^;)と思うくらい、二人とも筋肉痛です。
しっかりストレッチをして、しっかりご飯も食べて、さあ出発!
昨夜、実家へ手紙を書いたのでポストへ入れ、
17番井戸寺へ向かうのですが、なかなか着かず、何度も立ち止まり、やっと到着。
そして、恩山寺へ向かいます。国道10キロ程歩き、道に迷っていることに気づき、
パン屋のおじさんに教えてもらい、元の道に戻ります。早く気づいて安心しました。
徳島市内へ入って町中へ来ると、初日貴統さんや裕子さんと泊まった近くへ来ました。
「あ~!ここのカメラ屋、薬局、とんかつ屋来たとこだよ~!」と歩く大変さを実感する二人でした。
都会を二人で歩いていると、自転車のおばさんからみかんを2ついただきました。
とてもうれしい気分で元気に歩き出し、恥ずかしいという気持ちは消えてしましました。
少し余裕もあり、疲れていたので気分転換に髪の毛をバッサリ切ってみました♪
随分切ったので、身軽になりました。
しかも、ゆっくり体も休まったので、とっても元気に歩き出して、先にいる元裕さんのところまで追いつきます。
少し行くと、高野山の僧、八木さんと再会。随分先を言っているはずなのに「うさぎとかめ」のようです。
サンクスであんまんと頂いたみかんを食べて、残り2.5キロを急ぐ二人。
少し風がでてきたので、寒いです。
18番恩山寺へ着く前に泊まるところに荷物をおろして、お参り、納経に行きます。
納経を今まで見ていると、書いていただく人によって違いがあるんですね。
とにかく今日は疲れた。食料は余分に持って、心にゆとりを持って、明日も頑張ろう。
明日の目標は、「つるりん寺」・・・あっ、違った。「かくりん(鶴林)寺」だった♪(笑)
お遍路2

平成14年3月10日(日) 6日目
「2度目のケンカ・・・食べ物のうらみは怖いぞ~!!」
今朝は4時30分頃、目が覚めてなかなか眠れませんでした。
朝ご飯は初めて茶碗1杯分食べれて、元気モリモリです。
今日は18番恩山寺のすぐ下、民宿ちばを7時45分に出発。
お遍路さんにしては、ゆっくりだと思われますが、ご飯を食べて、
しばらく休んでから歩かないとお腹がイタくて歩けなくなってしまうのです。なんと弱いお腹・・・(^^;)
19番立江寺に向かう途中の「お京塚」では怖くて見れなかったのですが、 伝説があります。
立江寺にはお京さんの髪の毛が残っていました。
お京さんとは・・・昔、夫を殺し、かけ落ちし、四国88ヶ所を巡礼中、
立江寺の鏡をつく網に髪の毛がまきつき、命はなんとか助かったものの
髪の毛が抜けてしまったという人で、その後尼さんになったそうです。
四国巡礼は願いをかなえてくれるだけでなく、正しい道へ導いてくれるのだと感じました。
20番鶴林寺へ向かい、ひたすら歩きます。元裕さんは足どりが速くスタスタ歩きます。
「スゴイなぁ!」と思いながら必死についていくのですが、すぐ離されてしまった・・・。
元裕さんが「あ!ココここ!社長たちが歩いていたら、オロナミンCを走ってお接待いただいた場所!」と
言っていたら、「お遍路さん!お遍路さん!」とどこからか声がするではないですか!
おばさまが手作りのティッシュカバーをお接待してくださいました。
うれしくって、二人でおまもりのように持ち歩いています♪
しばらく歩くと、コンビニ発見!買い食いだぁ!と喜んで歩きます。
先程のおばさまが再び追いかけて来て、ティッシュをまた頂きました♪
お昼ご飯を食べる予定の食堂への途中、3~5歳くらいの男の子とお母さんとすれ違いました。
男の子が「お遍路さんだ!ボクもやりたいなぁ」と聞こえ、なんだか勇気をもらった気がしました。
昼ご飯を食べた後すぐ、八重桜の花見をしていた時に、おまんじゅうを食べる食べないでケンカ。
ケンカ2回目。しばらくして、先程プリンを買ったことを思い出し、ケンカは仲直り。
また、ひたすら歩きます。鶴林寺までは、また山登りがありとても辛かったです。
ペースはとても遅く、何度も何度も休憩しました。最後には元裕さんが私のリュックも持ってくれて、
とっても楽をしてしました・・・(でも、すごく辛かったんです)
貴統さんから電話で元気づけられ、他のみんなにも励まされて何とか到着。
本日のゴールです。15時30分頃、17.5キロ歩きました。そろそろヘロヘロです。
母から電話。「家族で四国遍路のガイドブック見てるよ!思ったより頑張ってるね!」と言われ、
元気になり、明日に備えてストレッチをして寝ます。

本日、めでたく2回目のケンカ。このペースだと帰るまでに50回くらいケンカできそうです・・・(笑)(元裕)

平成14年3月11日(月) 7日目
「理恵ピンチ。まさかのリタイア!?」
昨日より宿坊に泊まっているので、いつもより早起きでした。
と言っても、5時45分なので、会社ではみんな早朝会議なんだよなぁ。となつかしく思ったりも・・・♪
朝6時より朝のおつとめが始まり、早起きのすがすがしい気持ちで朝食。
今まで朝ご飯は、茶碗半分しか食べられなかったけど、今日はモリモリ食べちゃいました。
あぁ、美味しい♪(笑)
昨夜から雨が降ったようで、あやしい雲行きでしたが、
和尚さんが「暖かくて良い日になりそうです」と教えてくださったので、安心しました。
出発すると、まず下山なので足下が滑りやすく、とてもキケンでした。
だんだん膝が痛くなりだし、とうとう耐えられなくなり、涙・・・。
休憩所で座っていると、うしろから来たおじさまが「湿布を貼りなさい」とくださいました。
しかも、3枚もいただけて、うれしさのあまり、元気を取り戻し、足の痛みもやわらぎました。
少し歩くと、軽トラのおじさまよりみかんを頂きました。
とてもうれしく、ニコニコ♪荷台に乗っていたワンちゃんとも遊んで♪
まるでワンちゃんが「頑張れ~!頑張れ~!」と応援してくれているようで、うれしかったです♪
あとは、登り道ばかりで膝の痛みもなくラクラクでした。
こんなに登ったんだ!って、景色を見る余裕もありました。
そして、21番太龍寺へ到着。このお寺は、西の高野とも呼ばれていて、
お太師様の青年時の思想形成に大変影響を及ぼした山だそうです。
本当に広いお寺で、昔の人はどうやって建築材料を運ぶのだろう?と感心です。
また、龍の天井はすばらしく、感動しました。
歩く道の隣にロープウェイがあり、少しうらやましかったです。
人間とは、本来すごくたくましい体を持っているのに、乗り物を使って、とても便利ですが、
本来の体を弱くしているのだと、文明も良いことばかりでないと気づきました。
うれしいことに、足が痛くてピーピー泣いている私のために、あと4キロで今日は終わりに。
14時頃、宿に入り、今後の予定を立てました。足をゆっくり休めます。
体も休めたかったのですが、カメ虫がたくさんいて、戦いでした・・・(^^;)
無事、終戦・・・。やっとゆっくりできそうです。(笑)
お遍路が始まって、2キロも太った私。
みんな、どんなに食べても痩せるって言っていたのに、どうして???(笑)

足の調子が悪く、なかなか前に進めず。今こそガマンの時かな!?(元裕)


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