D-Project

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OUT


・緒方 【突込】【キレ】
・内村 【ボケ】
・武田 【ボケ】

1セリフ  短 ・●・・・ 長 【基本短い】
全セリフ  少 ●・・・・ 多 【5分くらいだと思うよ】




― OUT ―

緒方「どうするよ。これ…」

内村「え?何がいけないんですか?」

緒方「いや、気づかない方もどうかと思うよ?」

内村「だから、なんの話ですか?」

緒方「気づかないの?」

内村「はい。」

緒方「えぇ!良く見てよ。」

内村「はい。」

緒方「そこはどう?」

内村「大丈夫です」

緒方「ここはどう?」

内村「問題ありません」

緒方「じゃあ、ここは?」

内村「特に何も…」

緒方「嘘ぉ!え?絶対おかしいよ。ちょっと、もう一回見てみな。」

内村「んー?何かおかしい場所ありますか?」

緒方「嘘ぉ!え?絶対嘘。じゃあわかった。ここは、見えてる?」

内村「見えてないです」

緒方「ここは?」

内村「見えてないです」

緒方「じゃあ、ここは?」

内村「見えてます」

緒方「でしょ?アウトじゃん」

内村「いや、セーフだと思いますよ?」

緒方「え?何基準でセーフなの?俺は大丈夫だと思わないけどなぁ?」

内村「だって見えてるの、右だけですよ?」

緒方「え?そういう基準?左隠れてたら、片方見えてても大丈夫なの?」

内村「はい。」

緒方「初めて聞いた。」

内村「でしょうね。僕も初めて言いました。」

緒方「え?何その今決めました基準。」

内村「今決めた訳じゃないですよ。前からわかってはいたんですが、ま、いいかな?
   と思っていたんですが…」

緒方「良くないよ!」


武田「何もめてんだ?」

緒方「これなんですけど…」

武田「おお!できたのか」

内村「はい。いろんな人に、見てもらいたいです」

武田「そうだな!」

緒方「いや、でもですね。ここ見てくださいよ。」

武田「…ぅぉっほ!これ、いいのかよ?」

緒方「アウトですよね?」

武田「これはアウトだな。」

内村「ここ見てくださいよ。ここはセーフですよね?」

武田「あ~。まぁ、セーフだな。」

緒方「え?まさかの、右無視してセーフ理論?」

武田「いや、右だけ見ればセーフだが、左だけ見ればアウト理論だよ」

緒方「はぁ…。じゃあ、もう、そう言う理論で良いですけど」

内村「セーフですよね?」

緒方「アウトでしょう?」

武田「ん~。どっちもアウトのようでセーフのようでもある。」

緒方「はぁ…」

武田「略して、ドッチアウフ。」

緒方「…ぇ!いや、あの、その略はいらないです。
   しかもなんか、変な人形みたいになってますから。」

武田「あ、あははー。すまん。すまん。」

緒方「笑っても誤魔化せませんよ。アウトか、セーフか。
   線引きしてもらいたいんですけど」

武田「そう言われてもだな~。だいたい、見るときは2mほど離れて見るんだろ?」

内村「その予定ではあります。」

緒方「じゃあ、ちょっと離れて見てみましょうか?」

武田「うむ。」

  (少し間をおく)

緒方「どうです?」

武田「右が隠れたな。」

内村「隠れました?」

緒方「まぁ、さっきより気にはならなくなりましたよ。
   でも、今度は左側が出てませんか?」

武田「確かに、はみ出てるように見えるな」

内村「おお!トリックが見えてきました?」

緒方「見えるけれども、右よりひどく出てないか?」

内村「それは目の錯覚です。トリックですから。」

緒方「だとしても、と言うよりも、ここまで来たらアウトでしょう?」

内村「結果として、左も右隠れた訳ですから、セーフになると思いますよ」

緒方「トリックに関心ないで、何か言ってください!」

武田「あ~。すまん。そうだな。ん~?2人の言い分はわかる。
   確かにはみ出てるし、はみ出てもいない。右も左もどっちもアウトであり、
   セーフでもあるな。ドッチアウフ。」

緒方「気に入ったんですか?そのドッチアウフって言葉?まぁ、いいですけど、
   はっきり決めてもらわないことには、どうするべきかわからないんですけど?」

武田「ん~?」

緒方「いいですか?アウトか、セーフか。2つに一つですからね!」

武田「…アウフ」

緒方「なんすか!アウフって!」

武田「アウトでもあり、セーフでもある」

緒方「…すみません。そうでしたね。聞いた僕が悪かったですよ」

武田「だろ?ドッチアウフ。」

緒方「だから、もういいですよ!そのドッチアウフ」

内村「ああ。いいですね。ドッチアウフ。題名にしましょう。」

緒方「お前も乗るなよ!てか、題名って何だよ」

内村「この作品の名前」

緒方「わかってるよ。ああ…めんどくせぇ。」

武田「ドッチアウフ。いいんじゃないか?」

緒方「おい、武田!」

武田「何だ、その態度は!私を呼び捨てにして!」

緒方「おまえ、クラスの担任なんだろ?先生なんだろ?」

武田「いかにも…」

緒方「"いかにも"じゃねぇよ…」

武田「いや、まぁ、そう落ち込まずに…。だってさぁ、緒方君。」

緒方「なんすか?また、ドッチアウフですか?」

武田「そうじゃなくて、作品を見てみな。先生からの視点だと、アウトなんだけどね。
   男性からの視点だと、セーフなんだよ。むしろ可。みたいな。」

緒方「はい?」

武田「男性からは絶大な人気を誇ると思うよ。みんなに見て欲しい。」

緒方「いや、でも、先生視点だとアウトなんですよね?」

武田「いかにも…」

緒方「"いかにも"じゃねぇよ…。めんどくせぇ。」

武田「よし、わかった。」

緒方「何か、いい案でも思いついたんですか?」

武田「他の人にも聞いてみよう。」

緒方「ご自分で、判断はしないんですね。」

武田「3アウトで、チェンジしよう。残り2アウト」

緒方「俺は貴方を退場させたいです。」




あるふぁべっと

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