平成5年9月13日(水)
天気(雨)
毎週楽しみにしているパラグライダーに行く予定だったが雨で中止。。。
嫁さんは介護の仕事で夜勤、今朝、明けで帰って来る
オイラが子供達に朝食と弁当を作って持たせて学校へと見送る
その後、晴れならオイラは嫁さんが帰ってくる前に準備して
朝霧へ向かう予定だが雨のため何処へ出かけたら良いか思案していた
タバコを取り出し火を着け一服する・・・
コーヒーを入れてもう一服・・・
タバコを吸いはじめて30年良く吸い続けたものだと感心する
何を思ったのか【禁煙】の文字で頭の中が一杯になったような気が
初めてちゃんと禁煙を意識した時だった
以前にもどれだけ我慢できるかな~なんて浅はかな考えを持ったこともあるが
30分経つときには忘れて吸っていた。。。
それが今回は違う気がしたのはなぜだったのだろうか?
先ず、オイラは保険証を持って内科医を尋ねた
(病院へ行く道すがら車の中で一服していたのは当然のこと)
窓口へ行き『禁煙したいのですが』と看護師に伝えた
看護師が問診表を持ってきてアンケートに答える
確か・・・ 禁煙外来問診表 なるものを書いた
一日の喫煙本数・・・回答・・・60本位
質問2の問2からは質問内容がオイラには当てはまらないので回答に困った
(禁煙や本数を減らそうと試みて出来なかった事がありますか)・・・
タバコ自体止めようとも思わないし本数を減らそうと思ったことなんか一度も無かった
他の問いにも正直答える事が出来なくて困ってしまった・・・
看護師に渡すと顔色を変えて、本当に大丈夫?止めれるの?と聞かれてしまう始末。。。
まもなく医師に呼ばれ診察室へ行く...
医師の第一声が
医師、『問診表を見てビックリしたけど、問診表にも答が出ないほどタバコ吸ってる人が禁煙外来に来たのは初めてです、本当に止める気があるの?そういう気持ちがあるなら態度で示して欲しいな』
オイラ、『た、態度!?』(正直しゃれ半分だったので態度と言われても・・・)
医師『家族の禁煙に協力してくれる同意書とか、床の間に禁煙と大きく書いて張っておくとか、何らかの形を見せてくれないかな?』といい詰められてしまった
オイラ『・・・』(床の間にへたくそな字で禁煙と書けるほど勇気は無い)
オイラ『先生、今はこんな状態ですが、思い立ったが吉日で今日処方(ニコチンパッチ)してくれなきゃ
又次に来る日までにタバコ吸っちゃったら今日の行動が無駄になるから、今日処方してください。』と詰め寄った(今はニコチンパッチは薬局で買えるが)
医師『仕方ないですね・・・じゃ私と約束してください!必ず禁煙にすることを』
オイラ『ハ~イ♪』
こんな感じで医師とのやり取りを終えニコチンパッチの処方箋を手にし近くの薬局へ向かう途中・・・既に医師との約束など頭の隅に追いやりタバコをふかしながら薬局へ行った。。。
薬局へ着くと直ぐに処方箋を渡し
順番を待つ、直ぐに薬剤師がニコチンパッチが入った箱を持ってきながら
説明を始めたが、新しいもの好きな性分が災いして
箱の中身が気になり説明はぜんぜん聞居てなんかいない
薬剤師の指導の下、実践をと一枚取り出し左の二の腕に貼ってしまった
新し物好きなので服の下に隠したものの誰かに教えたくてウズウズ
しかし、結果が出るまで誰にも話さないと決意
これからどうなることやら・・・あ~最後の一服してから貼ればよかった・・・と悔やむオイラ。