SOMETHING TO TALK ABOUT

'06.3.25.Martin 大阪 T・B Hall



Martin Club Japan Presents
Rebirth Tour 2006
~We Love Martin, We Love the Earth ~
THE ACOUSTIC NIGHT
大阪T・B Hall
会場17:30 開演18:30


~出演~
斎藤誠“アコースティックバンド”
斎藤誠(Vo.AG)、柳沢二三男(AG)、角田俊介(Bass)、成田昭彦(Per)
ゲスト
岡崎倫典さん、打田十紀夫さん


Martin060325T・BHall



昨年11月赤レンガ倉庫以来の誠さんのLIVEでした。
昨年までのMartinのLIVEとは場所が変わり、
今年はT・B Hall(タカラベルモントホール)
ということで、どんなホールなのかも楽しみでした。
キレイなホールで席は200人くらい、
そして、多目的ホールだそうでお昼のギターショーは
あまり高くない舞台と同じ高さのフラットな空間として
使用されていたそうです。
客席の勾配もあり、気持ちのよいホールでした。

今回のゲストの方々は昨年のMartinのツアーでそれぞれ共演されていたのですが、
私はそのLIVEに行っていないのでどんな音楽をなさるのかも楽しみでした。

最初に誠さんのバンドの演奏で2曲。
"Wheels of Fortune" (The Doobie Brothers)
私は初めて聴いたカヴァーです。
途中のソロ、最初から飛ばしてるって感じで伝わりました。
パーカッションが聴いていてカッコよかった。

"SMILE AND SLEEP" ('88 WOMEN)
この曲は、アコースティックが似合っています。
これもパーカッションが効果的でうっとり。。。
LIVEで聴くとなおいっそう良い曲です。。。

何故かピッカピカに光った(これが又後のトークの伏線に)
ドブロを抱え登場された打田さん、とにかくトーク炸裂。
面白すぎです。

プロレス好きがギター弾いている状態と、誠さんの紹介がありました。
斎藤さんと一緒にすると女性客が多い。
女性は斎藤さんのファンか又は男性に無理やり連れてこられた方でしょう。。。

打田という苗字の字が珍しくしかも、十紀夫なので
「打田+紀夫」とか呼ばれたりして・・・

ラグタイムというのは元々ピアノの弾き方をギターで弾こうというもの。
親指で伴奏(ピアノの左手)を弾いて、他の指でメロディを弾く。
それが、生徒さんにさせてみると、
親指の伴奏がメロディの時にはすっかり抜けていたり、
伴奏を弾いていたら、永遠にメロディが入らなかったり、
ピアノでは簡単なことがギターではなかなか難しい・・・

TAB(Tokio Acoustic & BluesとギターのTAB譜をかけている)ギタースクール
15周年なんですが、増えたのは借金と体重と酒の量だけ。
一人でカウンターで飲むのを覚えちゃって、一人でうなずきながら飲んでいたら、
良くみれば一人の人は皆うなずきながら飲んでた。
斎藤さんはきっと、一人では飲まないでしょう。
ピッカピカのドブロは、つまんなそうにしてるお客さんに
ライトを反射させてビーム攻撃するのに便利なんです。。^^;

Bluesやラグタイムを弾いているのですが、
最初は流しになろうと思っていたが、
借りたギターがフォークギターで、
昔"guts"(懐かしい音楽雑誌)などでBluesを練習していたら、
友達に「おまえ上手いなぁ~」と言われてBluesを弾くようになった。

昔、喉自慢大会で優勝してスカウトされたことがあるが、
これは封印された過去、と言いながら毎回言っています。。
ピンカラトリオが分裂してピンカラ兄弟と並木ひろしさんに分かれたけど、
自分は並木ひろし派だとか。
とまぁ、沢山笑わせていただきました。
美しいカントリー、ドブロのスライドの音色は心に沁みわたりました。

そして、誠さんとのセッションはBluesナンバーで
"Sweet Home Chicago"
二人とも熱演でした。


岡崎倫典さんは、これまた全くBluesとは遠いギターの方です。
Michael Hegdesとか押尾さんとかそういう感じに近いです。
後半還暦を迎えるというギターを使われました。
前半は、エレアコ。後半はマイク録りで繊細さがなおいっそう増した感じです。
岡崎さんもトークが愉快で、
このコンサートはギターの偉大さがわかる。
それぞれに個性が良く表れ、それが増幅されている。
東京のMartinのLIVEではかまやつさんと共演したのですが、
このギターが負た唯一の人でした。このギターよりも年上の方との共演だった。
斎藤さんは、バンドで出来てうらやましい。
一人で全部やらなきゃならないから。。。
こんなことなら、友達作っとけば良かった。
Bluesが似合わないんですけどね、昔は良くBluesを弾いてたんですよ。
と、フレーズをちょこっと弾いて、
「実は昨日練習してきました。」(爆笑)

誠さんに、
「岡崎さんってダンディなんですけど何か隙があってそこが良いんです。」
と言われながらのセッションは、
"見上げてごらん夜の星を"
誠さんはギター持たずに歌に専念。
敷居の高い難しい歌なんです。。。
情感溢れ、しかも決して重過ぎない歌でした。


そして、誠さんが昨年別注したMartinギターで1曲。
"Rain" ('02 Careless Memories)

柳沢さんMartinギターで登場
"WOO BABE" ('88 WOMEN)
間奏のところLovin'Youのなってたのは、昨年11月の赤レンガのときと同じでしたが、ちょっぴり乱れて余計にウケてました。
歌の最後、終わり方がステキでした。

成田さんと角田さん登場。
"大切な雨やどり" ('96 Denner)
優しい雰囲気が良かった。。。パーカッション最高。
こういう曲もやっぱり良いです。(*^_^*)

"今 僕を泣かせて" ('96 Dinner)
CDでは桑田さんがスライドを弾いている間奏を
アコースティックで柳沢さんが弾いていました。
この曲は今までも色々なバージョンで聴いているのですが、
今回はCDに近い感じ、でも、ドラムじゃなくパーカッションのバージョンは多分初めて聴いたと思います。

次はなんとまぁ、アコースティックでの
"Whipping Post" (Allman B.B.)
中学の頃に良く聞いてたんです。
Zappaもカヴァーしていて、ちょうど中間くらいの感じでやってるんですけど、段々進化してとうとうアコースティックになりました。
昨年チキンで、大珍道中大会の時にエレキでは聴いた事あたのですが、
今回のこれは、一聴の価値ありましたよ。熱演素晴らしかった。

Martinのツアー、今年も全国展開です。
徳島では、増田俊郎さんとやります。
(増田さん、会場に来られていました)
ちゃんと、今802で"CHERRY"が聴けます。
CDにはならないので皆さん頑張ってラジオで聞いてください。

"Waltz In Blue " ('04 Waltz In Blue)
何度聴いても心に沁み入る温かい愛のワルツです。


[encore]
全員でElvisのナンバー。 "That's All Right, Mama"
ようやく、「アー・ユー・レディ 大阪!」が出ました。
皆が知っている曲がなくて選択がなかなか難しかったようです。。。

誠さんのソロで、
"You Are So Beautiful"  (Billy Preston)
"きらめきの街で"  (Martin Tourの写真集付属のCDより)

念願の生"You Are So Beautiful"が思いがけずに聴けて
カンゲキ。(*^^)v
2時間半以上のたっぷりたっぷり楽しめたLIVEでした。
う~む。。。5月の大津も行こうかなぁ。。。(^^)

トークの内容は、かなり抜けていると思います。
順序(トークの)も書きながら思い出したままなので前後していると思います。m(__)m





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