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2007.12.26
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星の伝説を聞いた夜 眠れなかった
クリスマスの夜 輝く自分だけの星を見つけて
願い事をすると
その願いが叶うという 星の伝説

はやくクリスマスにならないかって
何度も何度も 時計を見ては 今日の日付を確認した

でも クリスマスのその日 空はどんよりを曇っていて
ボクだけの星を どうやって見つけたらいいのか
さっぱり見当がつかなかった

どこかに雲の切れ間がないか ボクは上を見ながら走り回った
大丈夫 まだクリスマスの夜は長いんだから
そう思いながら 何度も躓いて転んでも
ボクは走り続けたんだ

結局 雲の切れ間も見つからないまま
ボクは途方に暮れて帰ってきた
街のネオンは輝いていても ボクはちっともこの地上の輝きなんて欲しくなかった
ボクが欲しかった輝きは
ちらりとも見ることがかなわないまま 今日という日を終えようとしてる

路地に入って 家に帰ろうとしたその時
青い光が少しずつ ボクの目の前に広がっていった
そこには 飾り付けられた大きな星が並んでいて
驚いたボクに 一世の声がかかる

 ハッピー メリークリスマス!

家族も友達も 近所の人たちもみんなで 楽しそうな表情で迎えてくれた
ボクを待ってくれていたんだ
みんなで過ごす クリスマスパーティ
ボクは飾り付けられた星を見上げて 思った

これがきっと ボクだけの星
こんな近くにあったんだ
ボクは涙を拭いて 願い事を思う

みんなが 大好きなみんなが 喜びを分かち合えますように


いつまでも どこまでも続く道








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最終更新日  2007.12.26 23:36:49
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