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いつものことながら夜になっても一向に寝てくれない息子。最初は機嫌よく遊んでいた息子も夜明け前近くにグズリ泣きが酷くなってきました。何を言ってもイヤイヤ状態、それが加速すると自暴自棄になって大きな声で泣き出す始末。主人は既に寝ているので起こしてはいけないと必死で息子を諭しながら気分転換をさせつつ深夜の奮闘です。リビングから寝室横の洋室へと息子を連れて行きました。そして息子に「この部屋は君が生まれて間もないころ寝ていたんだよ。憶えてる?」と聞くと、息子は「うん!」と言います。。

この洋室と言うのは息子が生まれた頃、現在の住まいの裏手の一戸建て工事が始まり、日中工事の騒音を避けるために生後直後の息子を一時避難させていた場所なのです。今あるベビーベッドの位置は工事音が物凄く酷くてとても新生児を寝かせておける場所ではありませんでした。日中はこの洋室で息子は過ごし、主人が帰宅するとベビーベッドへ布団ごと息子を移動させると言う生活が約4ヶ月続きました。私も心身ともにとても苦しかった時期でした。その頃のことを息子は憶えていると言うのです。本当でしょうか?

そして息子に聞いてみました「どこに寝ていたの?」って。すると瞬時に腕を差し出し寝ていた場所を指すではないですか?答えは合っていました。息子は自分が新生児時代に過ごしていた場所を間違えなく憶えていたのですね。子供は生まれてから言葉が話せて聞きわけがつく年齢になるまでは動物と変わりないと言う人がいますが、とんでもない!生まれてからの記憶は憶えていると考えたほうが正しいかも知れません。息子はまだ言葉がハッキリ話せない2歳1ヶ月。。今は身振り手振りですが私が言っていることは理解できているのがわかります。





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最終更新日  2006年10月28日 10時41分33秒
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