ワンコのヘルスケア




愛犬も家族も気持ちよく暮らせる
食事のルールを作ろう。


愛犬に食事を与えるとき、守ってほしいポイントがいくつかありますが、それは「絶対にこうしなければならない」という決まりごとではありません。愛犬とのルールは、愛犬と飼い主さんが互いに快適に過ごすために決めるものですから、それぞれの家族に合ったルールを作っていきましょう。


ここがポイント
今日からやってみよう!

1.一日の食事量はしっかり決めましょう

愛犬に必要な1日のカロリー量を把握することは、肥満防止や健康維持のためにもとても大切です。食事の量はきちんと計算しましょう。おやつを与える場合は、その分のカロリーを減らすことが必要です。

2.飼い主さんの都合で与えましょう!

愛犬に催促されてから食事を与えていると、犬は「要求すれば食事が出てくる」と考え、“要求吠え”をする可能性があります。犬からの要求ではなく飼い主さんの都合で、静かにしているときに与えましょう。

3.食べない時や食べ残しは15分程度で片付ける

病気でもないのに、すぐに食べないときは、15分程度で食器ごと片づけます。出しっぱなしにしておくと、「いつでも食べられる」と思いますます食べなくなったり、衛生上もあまり良くありません。

4.おやつはごほうびとして、賢く活用しよう

食事以外のおやつは、本来、絶対に必要なものではありませんが、サイズを小さくして“ごほうび”として使うとしつけに役立ちます。犬には、飼い主さんにほめられてごほうびをもらえることがうれしいと思わせるのです。大きさは、小型犬直径0.5cm、中型犬直径1cm、大型犬直径1.5cmを目安に。フードが好きなら普段のフードでも構いませんが、難しいことや新しいことを教えるときなどにはもっとおいしいものを使うと効果的です。



そうだったの?
目からウロコのQ&A


Q 食事時間は正確に決めないと、健康に悪い?

A.健康な成犬であれば、食事の時間はだいたい朝夕とおおまかに決めておけば十分です。逆に時間を正確に決めすぎると、その時間になると「早くちょうだい」と要求吠えをし、飼い主さんを困らせることもあります。

Q.食事の順番は、飼い主が先で犬が後?

A.かつては、「飼い主がリーダーだと犬に理解させるために、犬の食事は飼い主の後」と言われていたこともありましたが、どちらが先に食べるかの順番は、実はそれほど重要ではありません。愛犬が静かにしているとき、要求していないときに与えましょう。大切なのは、「食事は飼い主さんが与えてくれるもの」だと愛犬に理解させることで、順番はどちらが先でもかまいません。

Q.食事はいつも決まった人が与えないと駄目?

A. 誰が与えるかを決めるのは飼い主さんなので、基本的に食事は誰が与えてもかまいません。家族のなかで愛犬と接する時間の一番少ない人が与えれば、コミュニケーションのひとときにもなり、信頼関係を深めることもできます。

Q.食前の「オスワリ」「マテ」はやった方がいい?

A.これまで、食事のしつけの基本のように思われてきた「オスワリ」「マテ」ですが、「マテ」などの号令は、食事の前だけでなく、横断歩道の信号待ちなど日常生活で使えるようにしておくことが大切です。また、食べ物を前にして、いつでも「おあずけ」をしていると、食事の前しかできなくなったり、食べ物への執着心が強くなってしまい、食べ物を守ろうと攻撃的になる可能性もあります。食事以外で練習しましょう。

Q.散歩は食膳、食後、どちらがベスト?

A.成犬では散歩のタイミングに特に決まりはなく、直前、直後でなければ食前でも食後でもかまいません。ただし、食べた直後に急激な運動をすると、胃捻転を起こして、命を脅かす事態を招くこともあります。胃捻転はドーベルマン、グレート・デン、アイリッシュ・セッター、スタンダード・プードル、ワイマラナーなど、細くて深い胸をした中・大型犬種に起こりやすい病気です。これらの犬種では、食後すぐの運動は避けましょう。



うちの子の肥満具合は大丈夫?
愛犬の肥満と健康管理を考えよう


ポッチャリ系がかわいい、スマートだから安心、たくさん食べるから大丈夫…飼い主さんの愛情が伝わってくるけれど、愛犬は健康的にすごしていますか?ずっと一緒にいたい大切なコだからこそ、日頃から愛犬の健康には気をくばりたいもの。そこで小林先生が犬の肥満、健康、そして食事管理についてわかりやすく解説します。愛犬の健康や食事のことを、この機会にもう一度考えてみましょう。


「隠れ肥満」急増中!うちの子は大丈夫?愛犬をチェック

愛犬の体型を冷静に見てみましょう。
実際には肥満気味であっても、「うちのコは大丈夫。そんなに太っていない」「少しぐらい太っているほうがかわいい」と思っている飼い主さんは意外と多いものです。しかし、今、日本の犬の約4~5割が肥満傾向にあるとも言われています。周囲に太めの犬が多いために飼い主さんも見慣れてしまい、肥満の許容範囲が少し甘くなってきているようです。逆に、標準体型だと、「うちのコは、みんなと比べて少しやせているのでは…」と心配する飼い主さんもいるほどです。愛犬の健康を維持するためには、肥満の予防はとても重要であり、愛犬が太っているかどうかを冷静に判断することが大切です。

身体にさわって、肥満の具合をチェックしてみましょう。

愛犬の肥満具合を調べるには、体を触ってみて脂肪のつき具合をチェックすることが、一つの判断基準となります。

あごの下
太ってくると、あごからのどにたるみが出てくる。あごの骨がくっきり浮き出ているようではやせすぎ。あごからのどのラインが引き締まっているのが理想的。
あごの下

首から肩に掛けて
首から肩は太りやすい部分。ここに脂肪がついてぽっちゃりしているのは、やや太り気味の状態。やせてくると首が長く見える。
首から肩に掛けて

肋骨
ぐっと押さえるように触って骨が感じられないようなら、明らかに太り気味。少し脂肪がついけているけれど、肋骨に触ることができる程度が理想的。肋骨が浮き出て見えるのはやせすぎ。
肋骨

背中
体を真上から見たときに、ウエストのところでなだらかにくびれているのが理想的。くびれがなく、骨盤も目立たないようでは太りすぎ。
背中

お腹
体を横からみたときに、胸、お腹、脚の付け根のラインがなだらかに弧を描き、引き締まっているのが理想的。太っているとお腹がたるみ、地面と平行になってくる。
お腹

尻尾
付け根から先にかけてほぼ同じ太さが理想的。付け根が極端に太かったり、座ったときに付け根の皮膚が盛り上がるようであれば太りすぎ。
尻尾


愛犬の理想の体重、適正体重を知っていますか?
1歳児の体重プラス15%以内で

純血種であれば、その犬種の標準体重というものが決められています。しかし、同じ犬種であっても個体差があり、体格や体型も大きく異なるため、標準体重はあくまでも一つの目安としてとらえたほうが無難です。
適正体重とは、愛犬の体型に見合った本来の体重であり、1頭1頭に違いがあります。適正体重の目安となるのは、愛犬が1歳(超大型犬の場合は、1歳半)の頃の体重です。犬種や体格によって差はありますが、犬の体はだいたい1年くらいで成長が止まり、成犬として完成します。育ち盛りの成長期に極端な食生活を送っていなければ、過剰に太ることもないので、1歳の頃の体重が愛犬の適正体重と考えられます。
1歳の頃の体重がわからない場合や1歳の時点で太めだった小型犬などは、獣医師に相談することをおすすめします。成長期に肥満になってしまうと、脂肪細胞数が多くなりやせにくい体質になっています。
成長のピークを過ぎると、だれでも代謝が徐々に落ち始め、余分な体脂肪が蓄積されるので、一生1歳の頃と同じ体重と体型をキープするのは至難のワザです。そこで、正常な代謝の低下も考慮して、1歳のときの体重の15%以内の増加ならば許容範囲とし、それ以上体重が増加している場合は肥満気味であり、体重コントロールが必要だと言えます。
体重は定期的に測る習慣をもちましょう。自宅では測りにくい場合は動物病院で。獣医師にとってもワンちゃんを知る大切なコミュニケーションになるのです。



どうして太ってしまうの?肥満の現状とリスク

肥満は飼い主さんに原因がある場合が多いんです

犬の肥満の一番の原因は、なんと言っても「食べすぎ」(カロリーオーバー)です。そもそも、肥満とは、基礎代謝や運動などで消費されるエネルギー(消費カロリー)よりも、食べ物から体の中に入るエネルギー(摂取カロリー)のほうが多いことで起こります。余ってしまったエネルギーが、体脂肪として体内にたくさん蓄積されるために、体が肥大するのです。
自分でエサを探し求めて食べる野生動物には、太っているものはまずいません。毎日、エサにありつけるとは限らないので、体は“飢餓の状態”が基本です。そして、食べられるときに、食べられるだけを食べるのです。
一方、ペットとして人と一緒に暮らす犬たちは、自分で食事を探す労力もなく、お腹がすこうがすくまいが、飼い主さんから与えられるままに食事をしているので、つねに“飽食の状態”にあります。ペットフードの普及などにより、栄養バランスの整った食事がいつでも手軽に食べられるようになりました。けれども、犬は自分で食事内容を選ぶことができないのですから、飼い主さんの「与えすぎ」ということになります。愛犬が肥満になってしまったとしたら、その責任は飼い主さんにあると考えてもおかしくありません。

犬の肥満に繋がる4つの原因

1、食べ物の与えすぎ
おかしを与えすぎたり、つい人の食事を与えてしまったり…それは安易な愛情表現です。飼い主さんが食べ物を与える機会が増えたことが、愛犬のオーバー・カロリーを招いています。

2、運動不足
犬はもともと人の生活に役立つように品種改良され、さまざまな作業を行っていました。また、優れた狩猟能力ももっています。しかし、現在では犬のほとんどは仕事もしない失業状態。散歩に行っても全力疾走でできる場所は少なく、犬が本当に必要とする、摂取エネルギーに見合った活動量を十分にこなせる機会がありません。

3、避妊去勢手術
性ホルモンが出なくなることによって、精子を作り出すことや、発情や生殖行動に費やしていたエネルギーが必要なくなるとともに、活動量も低下します。以前と同じ食事量では、カロリーオーバーになります。

4、病気
クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)や甲状腺機能低下症など、内分泌系の病気が原因で、太ったような体型になります。食事管理をしても、体型に改善が見られない場合は、かかりつけの獣医師に相談しましょう。

太りやすい犬種は管理をしっかり行いましょう!

体質でもともと太りやすい犬種もいます。
代表的なものとして、ダックスフンド、チワワ、ラブラドール・レトリーバー、キャバリア・キングチャールズ・スパニエル、ビーグル、アメリカン・コッカー・スパニエル、シェットランド・シープドッグ、バセット・ハウンド、
などが挙げられます。
肥満にしないためには、しっかりとした食事と運動量の管理が不可欠です。

肥満がもたらす、さまざまな身体へのダメージ。

肥満は私たち人間と同じように愛犬にとっても病気の温床となります。肥満によって余分な体脂肪がつきすぎてしまうと、内臓など体の器官に大きな負担がかかります。そして、さまざまな機能が低下して、やっかいな生活習慣病を引き起こしたり、肥満という負荷が加わることでいままで眠っていた先天的な病気を発症したり、愛犬に“病気”という苦痛を強いることになりかねません。また、負担が大きくなって体の臓器が疲労すれば、その分だけ老化を早め、寿命を縮めてしまうこともあるのです。


手術時のリスク
皮下脂肪が増えると麻酔の効きが悪くなり、麻酔薬の量も多くなるので、醒めにくく身体への負担も増えます。また、回復した時に脂肪が邪魔して手術の妨げになるほか、創傷の感染と裂開の危険性が増大します。

呼吸器
身体が大きくなった分、沢山の酸素が必要となるので、ハアハアと呼吸する回数が増えます。酸素の供給が間に合わなくなれば呼吸困難に。また、気管に過度の負担がかかることにより、気管虚脱を起す事もあり、ゼエゼエト苦しそうな呼吸や咳をするようになります。

免疫力の低下
全身の免疫力が低下する為、細菌やウイルスに感染しやすくなります。その結果、伝染病にかかりやすくなったり、傷口がふさがりにくくなったりします。また、腫瘍やガンなどの発症率もアップします。

心臓
太って大きくなってしまった体の隅々まで血液を送り届ける為に、心臓のポンプ機能はオーバーワークに。また、欠陥状態の悪化も手伝い高血圧が進行し、うっ血性心疾患を引き起こす事もあります。

肝臓
脂肪を分解する働きを担う肝臓は、一番脂肪がつきやすい臓器。肝臓に脂肪がつくと脂肪肝となり、肝機能が低下します。

皮膚
皮下脂肪が増えると皮膚の免疫力が低下し、皮膚病にかかりやすくなります。また、皮膚のしわやたるみが多くなり、群れて皮膚炎を起しやすくなったりします。

消火器
過剰な脂肪によって腸の働きが鈍くなる為に、消化機能が低下して、便秘がちになります。また、腸内にガスがたまりやすくなり、鼓腸症(しに至る事もある危険な病気)等を引き起こす事も。

骨関節
おもい体重を支える為に、頚椎、腰椎、股関節、肘、膝関節などに大きな負担がかかります。その結果、骨間せる縁や椎間板ヘルニア、変形性背椎症、十字靭帯断裂など、関節疾患を悪化させます。特に大型犬ほどダメージが大きくなります。

生殖器
メスでは脂肪が賛同を圧迫して難産になったり、排卵機能に異常をきたし不妊になったりします。オスでは精子の生産量が減り、生殖機能が低下します。







なぁに?



今は太っていなくても・・・犬にもある”中年太り”

食べ物によって体内に取り込まれるエネルギーのうち、約70%が基礎代謝によって消費されます。基礎代謝とは、呼吸をする、心臓を動かす、体温を保つなど、さまざまな生命活動に必要なエネルギーで、体をまったく動かしていない状態でも消費されています。
この基礎代謝の40%は筋肉で消費されているため、加齢とともに筋力が衰えると、基礎代謝も落ちてきます。さらに、活動量そのものも低下してくるために、太りやすい体質になっていきます。つまり、人の場合と同様に、犬にも“中年太り”があるのです。愛犬の年齢とともに、愛犬が太っていると思う飼い主さんが増えるように、年をとるほど肥満について気をつけてあげる必要があります。まだうちのコは若いし、今は太っていないから大丈夫! と思っていても、油断は禁物です。

カロリー。バランスが整った、食事管理が肥満対策の第一歩

万病の元である肥満を予防するためには、正しい食事管理は欠かせません。食事は毎日のこと、愛犬にとって1番のデイリーヘルスケアです。愛犬は自分の食べ物を自分で選ぶことはできず、すべてを飼い主さんに委ねています。おいしい食べ物をたくさん与えることだけが、愛情表現ではありません。摂取カロリーが高くなれば、消費カロリーも当然それに見合っただけ必要となります。
愛犬に散歩や遊びの時間をしっかりとってあげることは、心身の健康のために大切なことです。運動によって筋肉をつけることは、基礎代謝量のアップにもつながります。しかし、運動による消費エネルギーはそれほど多くなく、直接的な減量効果はあまり期待できません。したがって、摂取カロリーと消費カロリーのバランスを保つことが、肥満対策の賢いやり方と言えます。ボディチェックと適正体重(1歳の時の体重プラス15%増以内)を目安にしながらデイリーヘルスケア、食事管理をしっかり行いましょう。

体重だけでは判らない体脂肪にも注意しましょう

見るからに体格がぽっちゃりしていれば、明らかに「太っている」と気づくことでしょう。体脂肪には、皮下脂肪と内臓脂肪があります。ここで注意したいのが、内臓のまわりに体脂肪がたくさんついている、「隠れ肥満」。外見上はそれほど太って見えないこともあって、飼い主さんは見逃しがちになってしまいます。内臓脂肪が気になる場合は、かかりつけの動物病院にご相談することをおすすめします。
犬も人と同様、脂肪のつき方は犬それぞれで、皮下脂肪が多い犬もいれば、内臓脂肪が多い犬もいます。同じ体重で似たような体格の犬でも、体脂肪のつき方は大きく違います。肥満かどうかのポイントは、余分な脂肪の量。体重が重くても、筋肉質で脂肪がバランスよくついてれば、それは肥満ではありません。肥満の予防には体重ではなく、体脂肪に着目し、そのバランスを整えることが重要です。

摂取カロリーカットで肥満解消、急激なダイエットは逆効果に

肥満は不健康だから、愛犬にダイエットを強いる飼い主さんがいらしゃいます。しかし、肥満を解消しようと、極端にカロリーを減らす食事では、逆に太りやすい体質をつくってしまう原因になってしまいます。
極端に摂取カロリーを減らすと、余分な脂肪と一緒に筋肉の量も減ってしまうため、基礎代謝量が落ちて逆に脂肪をためやすい体になってしまうからです。だから「ダイエットをしているのにやせない! 」といってあきらめてしまう飼い主さんの声もよく耳にします。つまり食事管理には、筋肉の維持に必要なカロリーはきちんと摂取することが前提です。



■■■ デイリーヘルスケアと健康診断、ヘルススパンを伸ばすポイントです。 ■■■

「ヘルス・スパン(健康な期間)」という言葉をよく聞きませんか? これは、最近の犬の長寿化傾向にあって「ライフ・スパン(寿命)」を単純に長くするだけでなく、健康な状態で少しでも長く犬らしい生活を送るということ。生活習慣からくるさまざまな疾病や老化に気をつけ、ヘルス・スパンを少しでも延ばすために、肥満は避けなければなりません。そこで、重要になってくるのが食事管理を含めた健康管理です。
犬は生命速度が速いので、病気の進行も速くなります。人の1年が犬の4年に当たるわけですから、人の健康診断が1年に1回受けることを考えると、犬は3ヶ月に1回受けるのが理想ともいえます。年4回は無理でもせめて年1回は、定期的に健康診断を受ける習慣をつけることが大切です。健康診断は病気の早期発見することができるだけではなく、愛犬のコンディションを知ることでデイリーヘルスケアをより効果的に実践することができます。
愛犬にいつまでも元気で長生きしてもらうこと、それが飼い主さんとしての本当の愛情ではないでしょうか? おいしく食事管理をして、たのしく健康管理する…愛犬と飼い主さんが長く一緒にいられる、お互いの幸せにつながります。



貴方は大丈夫?
飼い主さん心掛けチェック


犬は自分自身で食事内容を選ぶことはできません。愛犬が肥満になるかならないかは、飼い主さんの日頃の行いによって大きく左右されます。
つい、こんなことをしていませんか?あなたの心がけや行動をチェックしてみましょう。


















健康管理について


1. 愛犬の体重を測ったことがない
2. 愛犬の適正体重を知らない
3. 動物病院には具合が悪いときにしか連れて行かない
4. 避妊去勢手術をしたのだから、太ってもしかたがない


5. 育ち盛りの成長期には、たっぷり食事を与えた
6. ドッグフードの栄養成分表示はあまりチェックしていない
7. 毎日の食事の量は、愛犬がほしがる量で決めている
8. 太ると困るので、食事は1日1回だけにしている
9. ドライフードは好きなときにいつでも食べられるように、1日中出してある


10. 1回でも食事を食べないと心配で、他の食べ物を与えてみる
11. ドッグフードだけではかわいそうなので、毎日おやつを与えている
12. 人間の食事をついついおすそわけしてしまう
13. 愛犬が顔を見て吠えたら、お腹がすいているんだと思う
14. 愛犬は食いしん坊な性格なので、太ってもしかたないとあきらめている


15. 食べ物こそ何よりのごほうびと、愛犬を甘やかす人が家族にいる
16. 散歩は毎日行かず、飼い主の気が向いたときに連れて行く
17. 太めも愛嬌のうちだと思っている
18. 一緒に遊ぶ時間が少なく、愛犬の好きな遊びを知らない




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