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2004.11.14
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あなたのクルマ 元気ですか?


エンジンオイルのことをつらつらと書いてきましたが、こんなニュースが目に付きました。

『出光興産、新規格SMとGF-4に合格したガソリンエンジンオイル
 12月1日より最高規格の新商品「エコメダリスト」を系列SSにて一斉発売』

新規格グレードのオイルが出てくるようです。

このエンジンオイルの宣伝をするわけではありませんが、タイミングがよいので、
このエンジンオイルを題材にオイル交換をするときにどれを選んだらいいのかな、
ということを考えてみようと思います。

この新しいエンジンオイルのキャッチコピーを見てみましょうか。


『新規格SM/GF-4合格、更なる環境改善、省燃費実現へ』

これがキャッチコピーです。

いきなり「新規格SM/GF-4合格」という言葉がでていますが、
なんのこっちゃ??と思う方も多いと思います。

なにより「オイルってそんなにいろいろ種類があるの~!?」と思われる方も
いらっしゃることと思います。



じっくりとオイルの缶を見てみると大体次のように書かれています。

10W-30
API SL/ILSAC GF-3

こんな風に書かれています、カーメーカー純正オイルでも、ブランドオイルでも同じです。

これがオイルの規格で、分けてみるとわかります。注目するのは次の3つです。

(1)10W-30
(2)API SL
(3)ILSAC GF-3


(1)の「10W-30」 これがオイルの粘度を表します。
左側の10Wが冬(低温時)のオイルの粘度を示し、数字が小さくなるほどやわらかくなります。

右側の30が高温時のオイルの粘度を表し、数字が大きくなるほど硬くなります。

きよ以は、この粘度を一番に考えてオイルを選択すれば、まず、間違いないと思っています。


!?どう選べばいいのか?

日本生産のクルマを日本で普通に乗る限り、メーカー指定の粘度のものでよいと思います。

逆に10W-50という固めの指定があるクルマに0W-20というやわらかいオイルを
入れると油膜切れなどでエンジンが焼きつくなどの支障が出る可能性があります。

一般にいわれているのが、ターボ車や高回転エンジン車は「硬い」オイルがよく、燃費性能の
よい車にはやわらかいオイルがよいといわれています。


出光の新オイルの説明には次のようにありました。

『カーメーカー各社も地球環境問題に対応し、燃費性能の高いクルマの開発に取り組んでいます。
エンジン内ピストンとシリンダーの摩擦を減らし、燃費を良くするために、SAE※3グレード
0W-20、5W-20といった粘度が低いオイルを推奨しています。その割合は新車の80%
にも達しているために、新商品『エコメダリスト』は、粘度0W-20としております。』


はじめから省燃費を目的として開発されたエンジンには、0W-20といったやわらかいオイルが
純正指定されているようです。普通に高速道路を順法運転で走る限り、純正指定のオイルの粘度を
選択することがいいと思います。


サーキット走行やレースを楽しむ場合は、硬めのオイルを選ぶことも大切なことです。


(2)API SL APIというのが品質規格を決めた協会を示し、SLがグレードを示します。

いま、一般に売られているクルマ用エンジンオイルは、次の3グレードです。

SL
SG
SF

新規格 SM は、SLの上、最上級クラスということになります。

オイルはSAから始まり、SMまで、アルファベット順(ABCDEFGLM)にグレードが
あがっていくという、分かりやすい表示をしています。

20年位前は、SD、SE,SFくらいがクルマ用エンジンオイルとして売られていました。
SC、SB、SAなどはクルマ以外の機械、エンジンなどの潤滑油に使われていました。
いまではそういった機械の潤滑油もグレードがあがっているのだと思います。

??旧来規格からの向上ポイントは、何かな?

◆CO2削減、省燃費性の向上(旧来比0.2~0.3%改善)
◆触媒維持性能
(NOXの削減、触媒を傷める添加剤低減リン分 旧0.1以下から新0.08%以下、
硫黄分 旧無制限から新0.5へ)
◆高温酸化安定性(長寿命、廃棄物の削減)

このように説明されていました。

省燃費、環境負荷低減に寄与するエンジンオイルの開発、販売がこれから重要なオイル製造メーカーの
責任になっているのでしょう。


??グレードの選び方はどうしたらいいの?

いま、販売されているグレード(SF,SG、SL そして新規格SM)ならば実質問題はないです。
グレードが上がるごとに価格も上がりますから、予算と相談して選ぶのがベストでしょうね。


※これにはオイルの種類も考えるのですが、これについては明日書こうと考えています。



(1)のオイル粘度と(2)のAPI規格を踏まえてエンジンオイルを選んで、定期的に交換することで
あなたのクルマはいつも快適にあなたのドライブの友達になってくれると思います。



そうそう、忘れていました。
(3)ILSAC GF-3 

この規格は、省燃費性を重視した規格で、このGF-○がついているオイルは
 ついていないオイルに比べて、省燃費だということです。

  だいたい、API規格と併記されていますから、売られているオイルは両方の規格を
 きちんとクリアしてきているものです。


クルマとのつきあいかた 基本のき(3)でした。



===参考==================================

1:API規格
米国石油協会(American Petroleum Institute)品質規格

  アメリカ石油協会の品質分類規格。
ガソリン専用オイルの場合は【SA】から始まり、現在は【SL】が最高基準となっている。
新最高基準として【SM】規格がある。
【SJ】【SL】では、燃費対策など環境に対する配慮がなされてきたが、
2004年11月30日に設定された新規格の【SM】は更に省燃費性能を重視したものになる。

※2:ILSAC規格
国際潤滑油規格化認証委員会
(International Lubricant Standardization and Approval Committee)

自動車エンジンオイルの世界規格を作るために、日米の自動車工業会が設立した組織で、
国際潤滑油標準化認証委員会がILSACで、ここで定められた規格がILSAC GF規格で省燃費性能をとくに重視している。
現在の規格は【GF-3】で、省燃費性能を重視した【GF-4】が2004年7月31日設定され【SM】規格と同時に導入される。

※3:SAE規格
アメリカ自動車技術者協会(Society of Automotive Engineers) 粘度分類

アメリカ自動車技術協会によるオイル粘度(硬さ、やわらかさ)の規格。
この粘度を参考に、使用外気温、始動性、クルマの使用目的などで使い分ける。
[5W-30] [5W-20]等、低温時と高温度時の粘度を数字で表している。
【W(ウィンター)】のついた数字(5Wや0W)が低温時の粘度をあらわし、数字が小さいほど
サラサラしていて、一般に燃費や始動性がよくなる。
[ - ] のあとの数字(30や20)は高温時の粘度を表し、この数字が大きいほど熱に強く、
一般的に高速走行や高出力車向きと言える。







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Last updated  2005.05.27 23:02:31
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