+詩+77







君のいない景色は

俺にとって物足りないどころか

何もないような空虚感しかない

どこに行ってしまったのだろう





迎えに行きたいのは山々だけど

行くには距離がありすぎるから

待つことしか出来ない いや知らない

空の彼方にいる君を地上で待ちすぎて

地面に根が張ってしまっていて動くことが出来ない

なーんて勝手に妄想してしまっている

面倒くさがりどころかすげぇバカな俺




空を飛ぶ翼があるのに気が付いていない

君の元へいけるはずなのに

思いとどまってばかりで飛ぼうとしない




早く飛びたい

飛ばなきゃ

気持ちだけ焦っていて

何もしない俺




翼が腐ってしまう前に

早く君の元へ

いや、今すぐ君の元へ行くんだ!



例え幾時かかろうとも

俺は絶対に君の元へ行くから

だから

待ってろよ


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