+詩+91





$遺品#






あなたの生き様に憧れていたことを



胸の奥にしまい続け、


あなたの名前を呼びたくとも

呼ぶ名前すら見つからなくて


手を伸ばす勇気を持てた瞬間



あなたは弾けて 風となった


私や 人々の上を吹き続ける、風





あなたの残骸は 太陽のように 輝いていた

あなたの残骸は 地上に散らばった


私は これからあなたを拾い続けることにしよう

あなたが 此処に存在したコトを証明しよう



あなたの、生きた証を拾い続ける、旅に出よう





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