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■タイトル:黒子のバスケ2■著者:藤巻忠俊■出版社:集英社■ISBN:4-08-874704-6■定価(込):420円
特徴と個性は出ていると思うんで、あとはキャラと展開で波に乗れるかどうか。
…週刊少年誌のスポーツ漫画は、大抵においてどれも「普通に面白いが人気は別」だから難しい。
でも評価してもいいとは思うよ。
とあるバスケの強豪中学に、「キセキの世代」と呼ばれる5人がいた。
しかしその5人すらも一目置く、「幻の6人目」が主人公。
しかしこの主人公、ドリブルやシュートに関しては技術的に低く、影の薄さと存在感の無さを意図的に操り、相手から自分の注意をそらすことで、まさに「黒子」として活躍するという選手でして。
そんな彼とコンビを組むのが、過剰な自身に見合った身体能力を持ち、どこか荒削りながらも才能に溢れた少年。
この二人で、かつて主人公のチームメイトであった「キセキの世代」と渡り合っていくという内容。
「主人公は目立たない」という設定を持ちながらも、存在感の出し方が巧く、無表情な中にも強い意志を感じさせるキャラになってます。
強敵に対して、意表を付いてひょいひょいと華麗にパスを通すとこなんかがかっちょよいのだ。
スポーツ漫画の作りとしては、主人公を二人配置することで、コンビとしての成長と個々の相乗効果で強くなる、という作りで、二人の関係をドラマの中心に据える感じ。
その上で、主人公のかつてのチームメイト達が、今度は対戦相手となって立ちふさがる展開により、「新しいコンビ」と「かつてのチームメイト」との対比を見せる作りになるのかな。
そのあたりで、うまいことキャラクター中心に流れを作っていければ、なかなか面白くなっていきそうではあります。
どっちにしろまだまだ1巻目なんで。
読み続けるかどうかはしばらく付き合ってみてからの判断になりそう。
…週刊少年誌のスポーツ漫画はほんと難しい。
(筒口)