明けまして新年のご挨拶を申し上げます
しゅうし りゅううしゃく
秋 思 劉 禹錫
いにしえよ あき あ せきりょう かな われ い しゅうじつ しゅんちょう まさ
古 自り秋に逢うて寂寥 を悲しむ 我は言う秋日 春 朝 に 勝ると
せいくういっかく くも はい のぼ すなわ しじょう ひ へきしょう いた
晴空 一鶴 雲を排して上る 便 ち詩情 を引いて碧しょう に 到る
詩文説明
昔から人は秋になると物寂しく悲しい思いをするが、私は秋の日なかの方が春の朝より勝っていると思う。晴れわたった青空高く一羽の鶴が、雲を押し除けるようにして飛び上って行く、人の詩情をそそる晴れやかな気持ちに至らしめる。
1、秋の風景紅葉 。(大宰府市光明禅寺・前回の岩屋城の将兵を弔う中の藍染川の前のお寺)
2、春の風景(京都円山公園のしだれ桜 )(中国の漢詩ですが日本の風景で春と秋の景色で表現しました)
1、中国(長江の秋景色) 2、中国江南地方の農村の春景色

中国黄山の晴れ渡った空、雲を押し除ける様に鶴が飛び上がっていく。
( 詩情をそそるような風景だ。新年早々良い事がある様に私も乗せてもらう事にした
“絶景かな絶景かな、漢詩が出来そうだ“)
作者略伝 劉禹錫 ( 772 ~ 842 )中唐の詩人
字は夢得。中山 ( 河北省定県 ) の人。貞元 9 年 (793) 、 22 歳の若さで柳宗元と共に真摯に及第。王叔文の一派の政治改革に参加。永貞元年 (805) 、王叔文が失脚すると、朗州 ( 湖南省常徳市 ) 司馬に左遷された。後中央に戻されたが、玄都観の宴で詠じた詩に当局誹謗の意有りとされ、再び連州 ( 広東省連県 ) に左遷された。後、官は検校礼部尚書に至る。晩年は白居易と親交有り白居易は彼を「詩豪」と呼び称えたという。