Ellie's Room 

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Surprise!!!!!

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         < Surprise!!!! >


 いつも、彼にクラブにきたら?と言われていた。
でも、私は行きたくなかった。うるさいし、家からタクシーで30分
くらいかかるから、結構遠いし。週末は家でまったりと過ごしたかったから。
結構、出不精みたい。遠出をあまりしたくなかった。


 彼はそんな私の気持ちを尊重してくれてた。だから、無理やり



        『来い!』



 とは言わなかった。それに、彼自身、クラブにいつも来ているような
女の子は嫌いだから。でも、彼が週末に家に来るとなると、
クラブでの仕事が終わってからだから、家に来る頃には3時とか
4時とかになった。

 それで私を夜中に起きて待たせてたり、起こすのはいやで、
週末は家に来なくなった。せっかくの週末なのに彼に会えない。
すっごくイヤだった。


 そしてふと、なんだか急にクラブにいる彼を見たくなってきた。


 ある日ふとそう思った。なんでそう思ったのかはわからない。
でも、ちょっと確認したかった。いつもクラブにいてもどこにいても
私が電話をかけたら出てくれる。それに、彼はクラブからでも
いつも電話をくれた。


 でも、彼は良く冗談を言う。
クラブでカワイイ女の子と一緒に楽しくしてるとか…


 冗談ってわかってても、なんか確かめたくなった。
きっとそれでクラブでの彼を見てみたくなったんだと思う。
それで、日本人の先生を道ずれに彼のいるクラブにいざ出陣!!
もちろん彼には内緒だった。



     『 Surprise!!! 』

 にするためにうさぎ にやりムフフフフ


 彼にそれとなく、何時くらいに今日はクラブに行くの?って
確認いれて、その頃の時間を見計らって行ってみた。



 でも、なかなか来ない・・・。



 んん?! どうなってるの???
もしかして彼が感づいて、私がSurprise されちゃう?


 あまりに来ないから私から電話しちゃおうかと思ったくらい。
でも、電話しちゃったら、Surpriseが台無し!!
ここは今ひとつ辛抱ですな。もう少し待ちましょう…。



      おぉっ!!!!!!
      来た来た来た!!!!!!!!!



 店の入り口が見える側に座っていた日本人の先生が言った。
 こっちが緊張しちゃったよ…。
いつ気づくかなぁ~。彼に視線を向けず、気づかれないように
ずっといた。時々チラチラと彼を見ながら素行を観察豚ちらっ


 う~ん、こっちに来た!!やばい、早くも見つかったか?!?!
彼がトイレに向かって歩いてきた。かなりのニアミス!!めっちゃ近い!!!
息をこらえて、必死に顔をそむけて窓ガラスに映る彼の姿を見ていた。



           『 セーフ 』



 トイレに行った。ふぅ。とりあえず、しばらくはゆっくりできますなぁ。
それにしても、なかなか出てこないなぁ。電話してるのかな。
トイレはクラブの中で比較的静かだから、よくトイレから私に電話してくる。
毎週必ずクラブから私が寝る2時間前くらいに電話してくるから、
今も電話しに行ったのかな。。。今、ちょうどそんな時間だし。


 ふっふっふ。今わたしは ク☆ラ☆ブ☆ にいるのよ♪
あなたのすぐ近くにいるのよ。ハム怪しい


 とうとうトイレから出てきました。なんか、ちょっと淋しそうな表情。
そして、すぐ近くにあるクラブのレジの場所で店員としゃべってる。


     やばい、めっちゃ近いところで止ってる。
     早く移動して!!!息止りそうだから。。。



 これまた超『 ニアミス。』ニアミスなんてもんじゃなかった。
だって、通り過ぎないで、近くで止ってしまってるんだもん。



           焦りますなぁ。



 そのあと、彼は私の近くをうろうろした挙句、DJブースに
おとなしく戻っていきました。さて、どんな女の子と楽しく過ごして
いるのかしら♪♪そう思いながら見ているけど、



    う゛~ん、誰ともしゃべりませんなぁ。



 むしろ、クールぶってて、近寄りがたい雰囲気をだしてますなぁ。
クールぶってる姿が二人でいる時には見たことがない姿で

     カッコいいですなぁ 豚もじもじハート



 その時、彼は何か飲んでたように見えた。でも、手を口の方に
持っていくと赤くなって、タバコの火みたいだった。


 なぬっ!!
 私にはタバコがいやだといいながら、自分が吸ってるの??
 これは、行ってバッチリ一発突っ込まなきゃなりませんな!!!



     『 SURPRISE!!! 』



 でっで~んと彼の前に現れた。彼の顔は一気に笑顔になった。
さっきまでのクールな顔から、笑顔になった。突然目が優しくなった。
すごくうれしそうだった。
ちょっとビックリしたものの、飛び上がるほどのビックリさでは
なかったみたい。(ちっ!!)でも、彼の顔が本当に一瞬にしてすごく
明るくなって、優しい表情になったのが


 『エリーはとってもうれしかった。いっつもこんな笑顔でいて
欲しいと本気でその時思った。彼が笑顔でいれるようにしてあげたい』


そう思った。


 しかも、タバコだと思ってたのは、グラスに反射した赤いライトだった。
(ちょいと早まりましたな。自分から正体を明かすとは…情けなし)


 でも、彼はエリーが予想もしてなかったことをして、
とてもうれしかったんだって。その日エリーがクラブに行ったことで、
ずっと一緒にいたくなって、仕事の後来てくれました(>_<)イェ~イ☆


 ところで、彼になんでクラブに来たのか聞かれました。

 1.「surprise!」すること
 2.他に彼女がいないかスパイするため


 そう言ったら彼は大爆笑…。2の理由がおもしろかったみたい。


 それから、クラブで友達を紹介してくれたんだけど、
 その友達にまで、

 『他に女がいないか確認するために、見つからないように
  2時間もこそこそとスパイしてたんだよ~。』

 と言って、友達と大爆笑…。(超恥)



 クラブの後、彼は私の家に来て言いました。




   『 Don't worry. I'm not cheating on you. 』




彼と出会う前に持っていた不安を彼が少しずつ溶かしてくれるようでした。



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