メルハバ!トルコの思い出と韓国滞在記♪

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★トルコ式挨拶★


トルコは黒海、エーゲ海、地中海に囲まれたとても美しい国です。

そして野菜がこのうえなくおいしい。トマトも太陽の光をいっぱい受けて真っ赤。かぼちゃもとても大きい。野菜を並べた市場など、本当にきれいに芸術的にたかーく並べている。とてもセンスがいい。

私は市場に行くのが大好きだった。おじさんやおばさんとのやり取りもとても楽しかった。イスラム教の人は外国人にとても優しい。
コーランに旅に疲れた人を休ませてあげ、癒してあげなさいとあるからだ。

そして、言葉が通じなくても必死で話しかけてくれる。

まあ、書き出すときりがないので、おいおいこのことは書くとして・・・。


トルコの挨拶は「メルハバ~」(こんにちわ)と言いながら、頬と頬を軽く合わせる。片方合わせて、もう片方も。女同士でこれをするのは見てても微笑ましいんだけど、問題は男性同士。大体イスラム教の人は口ひげをはやしている。口の上だけの人が多いが、下にもある人がいる。そして、なんだかむさくるしい。東洋人とは全く違う。(でもトルコ人のルーツは突厥という中国の騎馬民族なんですよ)そんな男たちが、ひしっと抱きしめあって頬と頬をこすっているところを想像してほしい。おえ~っとなりませんか?
最初なりそうでした^^。

でも、これ、別にホモでは無かったんです。ホモはあまりいないみたいです。ヨーロッパではよく見かけましたが。話しかけられたときは恐かったなあ。

あちこちでにこにこしながら、トルコ式挨拶を交わしているのを見ると、ほんとに情が深い。男同士の友情を感じる。挨拶がすむと本当に慕わしそうに笑いながら話しているのを見かける。やっぱりあの挨拶は情が湧く挨拶だよなあ。

私は夕暮れになると、海沿いに夕日が沈む様子がとてもきれいでよく眺めていた。ところが!!そこに決まって出没するのが、あのむさくるしいおじさんたち。(あ、でもひげ生えてるからおじさんに見えるんだけど、年を聞くと結構20代だったりする)

なぜか、とてもシリアスに海の方に向かって岩場や港のセメントのところに足を高々とかけてそこに肘をついてポーズを取って、夕日を眺めている。なにかの映画の撮影かい??
(石原裕次郎の映画のシーンを思い浮かべていただけると、分かりやすいです。そのまんまです。)

よく友達(日本人)と「えー、なんであんな高いところに足かけて気取ってるんだろう、へんなのー。無理しすぎよねー」とか、日本語だからわかんないぞ!とひどいこと言って笑ってた。(^^)


それが、港沿いに何人も出没するのだ。全く摩訶不思議な国だよなあ。
そんな国にどんどん私も染まって行っていたなあ。

あー、懐かしいなあ。


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