1.ROLLIN'
★★★☆ 2.茨の海
★★★ 3.シャドウ
★★ 4.everything, in my hands
★★☆ 5.Our Song
★★★ 6.流星群
★★★☆ 7.LITTLE BEAT RIFLE (album ver.)
★★☆ 8.Arrow of Pain
★★★ 9.infection
★★★ 10.CROW
★★★☆
総合 ★★☆
(記:2007.6.7)
3rdアルバム 『Sugar High』 (2002.12.11)
1.NOT YOUR GOD
★★★ 2.声
★★★☆ 3.Rebel Luck
★★★ 4.Tiger in my Love
★★☆ 5.Castle・imitation (album version)
★★★ 6.漂流の羽根
★★ 7.砂の盾
★★☆ 8.King of Solitude
★★★☆ 9.BORDERLINE
★★★☆
総合 ★★★
収録時間41分。1stで11曲、2ndで10曲と来て、今作は9曲収録と、これまでで最もコンパクトな一枚となった鬼束の3rdアルバム。まぁ、彼女の作品はこれくらいのサイズの方が良いと思います。あんまり長いと聴くのが辛くなってきますから。 全曲が新曲の今作は、アンプラグドに統一された一枚。まず、中身よりも先にジャケットでの彼女のあまりの変わり様に驚くのですが…。まだ前作から1年も経ってないというのに。何があったんだ…。 しかし、中身を聴くと、その楽曲は鬼束そのもの。相変わらず葛藤・焦り・疑念といった内面世界を描いています。ただ、攻撃的な印象も少なからずあるのですが、むしろそのルックスの変化ほど尖っている感じはしませんでしたね。 好きな曲は、2曲目の『声』。美しい曲の展開。それから、『King of Solitude』。丁度この曲の前に据えられた『漂流の羽根』・『砂の盾』といったところがなんとも暗い楽曲なだけに、この曲の描く希望や温かさといったものが、より一層スケールを増して感じられます。この『King of Solitude』からの流れでそのまま穏やかにアルバムは幕を閉じるのかと思いきや、そうはいかないのが『BORDERLINE』。淡々と進み、最後にフェイクを交えて繰り返される彼女の叫び。かなり怖い…。最後の最後で聴いている者をどっぷり暗い気持ちにさせてくれます。 そして触れておきたいのが4曲目の『Tiger in my Love』。アルバム中唯一のアップテンポな楽曲と言っても良いであろうこのナンバーは、ロックという鬼束の新たな可能性を予感させる1曲でした。 ともあれアコースティックという統一感のあるアレンジメントで演奏される楽曲と、9曲というコンパクトな構成が幸いしてか、アルバムとしてのまとまりも良いです。ここまでの3枚で最も好きなアルバム。少数派ですかね? (記:2007.6.16)