NO-NAMEの隠れ家

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[こ]

< GOING UNDER GROUND >

8thシングル
『サンキュー』
(2004.9.22)

1.サンキュー ★★★★
2.青空コウモリ ★★★

実は、このバンドをちゃんと聴くのはこれが初めて。音楽シーンに少しでも触れる機会があれば、彼らの名前は注意せずとも自然と入ってくるのですが、これまでその楽曲にまで手を伸ばすということはなかったのです。果たして彼らに最初に接する1曲としてこの曲が適任なのかどうか。本来なら「アルバムを聴け」ということになるのでしょうが、この曲を手にしてしまったのも何かの縁(レンタル落ちを安価で買ったのさ)、これで許してもらいたいところ。
で、これだけしか聴かずにあぁだこうだ言うのもあれなんですが、聴いてみたところ、わびさびを理解しているなぁというのが彼らに対する印象。ただガシャガシャやっているギター・ロックのバンドというわけではありませんでした。どこかダサさと紙一重、しかし、人情の機微を理解したその「歌」に、温かさを感じさせられました。
(記:2008.12.28)










< GOING STEADY >

5thシングル
『童貞ソー・ヤング』
(2002.6.12)

1.童貞ソー・ヤング ★★★
2.twenty one again ★★★

インディーズでありながらオリコン3位って、今考えればすごかったですね。あんまりこういうジャンルに興味のない僕も、気が付いたら手にしてましたからね。ラフな演奏も、彼らならではってことで良いんじゃないですかね。そういえば、歌詞カードにちょっとしたストーリーが載っていて面白かったな。
(記:2008.5.1)










< Golden Circle feat. 寺岡呼人・松任谷由実・ゆず >

企画シングル
『ミュージック』
(2007.7.11)

1.ミュージック ★★★★
2.ミュージック (piano instrumental ver.) ★★★

あまり話題にならなかった気がするけど、良い曲です。
寺岡呼人が発起人となってスタートしたセッションイベント「Golden Circle」の企画シングルとして製作された一枚。ユーミン、ゆず、作詞では桜井和寿が参加しています。
ユーミンによるメロディーと寺岡によるアレンジはいずれも良質で、爽やかで少しだけノスタルジックなドライブミュージックとして出来上がっています。かなり良いです。
メロ部分は各メンバーが交代にヴォーカルを務めていますが、ユーミンは言わずもがな、寺岡さんも独特で存在感のある声なので、初聴時ではそっちばっかりが気になってサウンドそのものに集中出来ないかも。何度か聴くうちに違和感もなくなって印象が良くなるタイプの楽曲。
この楽曲の製作ドキュメントをTVで観ましたが、本当に楽しそうでした。音楽って、楽しみながらやるものですよね。
あと、ジャケットを見て、ゆずの岩沢君が太ったなと思いました(笑)。
(記:2007.11.12)










< 小久保淳平 >

1stアルバム
『セカンド・ステージ』
(2003.1.29)

1.Instrumental
2.エピソード
3.Re-start
4.勝利の旗
5.パンの匂い
6.FUZZ
7.コンタクト (Album Edit)
8.in 1999
9.クリームソーダ
10.金のピストル(Album Mix)
11.Hello
12.Orange
13.さよなら
14.Seven Stars

総合 ★★★☆

彼が21歳のときにリリースされた2ndアルバム。後にTHE SWiSHというバンドを結成するのですが、まだそれは先のこと。まぁ、今作もギターロックで、固定のバンドメンバーによる演奏なので、シンガーソングライターというよりはバンドのアルバムという捉え方のほうがしっくりきますね。レトロな『パンの匂い』は、京田未歩のコーラスも映えていていい感じ。疾走感のある『金のピストル』、ドッシリと演奏される『Hello』、正調ギターロックが終始ヘンテコな打ち込み音と絡み続ける『Orange』など、どちらかというと後半に好きな曲が多かったです。
(記:2009.2.7)










< 小林建樹 >

1stアルバム
『曖昧な引力』
(1999.7.14)

1.絵になる大人
2.満月
3.迷信
4.Sweet Rendez-vous
5.Nervous Colors
6.Boo Doo Loo
7.Loop
8.パレット
9.歳ヲとること
10.String

総合 ★★★

これがまたすごい。これ、1stアルバムです。それで、こうも前衛的なアレンジでくるものかと。貫いてますよね、スタイルを。岡村靖幸以降、宮本浩次だったり、この手のシンガーソングライターって増えてきた気もしますが、この人は場合は更にブッ飛んで感があります。1曲目の『絵になる大人』から、いきなり引き込まれてしまいました。重層的なサウンドの中から小林君が絞り出すように歌う『迷信』、ロンド+エレクトニカ+ヒップ・ホップ等ごちゃ混ぜのサウンドが独特すぎる『Sweet Rendez-vous』、パーカッションが乱れうつサウンドに情熱的な歌が乗る『パレット』あたりが好きです。
(記:2009.2.7)










< 小柳ゆき >

20thシングル
『誓い』
(2006.10.11)

1.誓い ★★☆
2.Rock With Me! ★★

ジャケットでセミヌードを披露してしまった1曲。いよいよ脱いだか。
『誓い』。シンプルなタイトルとは相反するようなスケールの大きさは、大ヒット曲『あなたのキスを数えましょう』を彷彿とさせ、彼女の濃さに耐え得るサウンドになっているとは思うのですが、如何せん歌詞が面白くない!まったくこっちに届いてこない! 怨念めいた『あなたのキスを~』くらいのインパクトがないと、魅力が感じられないですね。c/w『Rock With Me!』も凡庸なR&Bで特筆すべき点はないです。
(記:2008.11.20)


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