『GO WILD』 『Noizy Beat』 『GYPSY DOLL/BLOOD ON BLOOD/微笑みだけをくれないか』(シングル) 『SWEET PUNKS』
作品レビュー
1stアルバム 『GO WILD』 (1994.7.13)
1.ONE NIGHT HEAVEN
★★☆ 2.NO RETURN LOVE
★★ 3. STARTING OVER NOW
★★★ 4. SMILE AGAIN
★★★ 5.壊したい現実
★★★ 6.RUNNING WAY
★★ 7.遠い日のメロディー
★★ 8.風にまぶしい
★★★ 9. Song for Brother
★★☆ 10.I Wanna good bye
★☆ 11.君が欲しくてたまらない
★★★
7thシングル 『GYPSY DOLL/BLOOD ON BLOOD/微笑みだけをくれないか』 (1996.7.22)
2ndアルバム『Noizy Beat』リリース後の彼らは、積極的にライブ活動を行うようになりました。3月からは初のツアーを敢行。そして7月に出たのが今シングルです。 トリプルA面マキシシングルという形態は、今ではなんら驚くこともありませんが、1996年ということを考えると、かなり時代を先取りした感があります。 3曲とも、アルバム『Noizy Beat』のデッドストック。後にアルバムに収録されることもなく、現在に至るまでここでしか聴けない楽曲ばかり。(その後、『GYPSY DOLL』は、廉価盤ベスト『BEST OF BEST 1000 ZYYG』に収録されました。) 『GYPSY DOLL』・『BLOOD ON BLOOD』は、まさにZYYGというようなギターサウンドがパワフルなナンバー。高山のヴォーカルも冴えています。 『微笑みだけをくれないか』は、埃っぽさと切なさが上手に溶け合ったミディアムナンバー。地味ながら味わい深い、ZYYG版『わがままジュリエット』。 デッドストックといえども、楽曲はどれも水準に達しており、聴く価値は十分にあります。
1.GYPSY DOLL
★★★☆ 2.BLOOD ON BLOOD
★★★ 3.微笑みだけをくれないか
★★★
(記:2007.9.12/追記:2007.12.20)
3rdアルバム 『SWEET PUNKS』 (1997.8.20)
1.SO WHAT?
★★★ 2.MAD CITY GANG
★★★ 3.WEATHER LOVE
★★★ 4.渾身
★★★ 5.TOKIO SLUM
★★★ 6.LULLABY
★★★☆ 7.BORN TO BE COOL
★★★ 8.SERIOUS
★★★ 9.Something
★★★★ 10.LADY MOON
★★★ 11.この情熱のそばで
★★★
総合 ★★★
シングル3曲を含む3rdアルバム。数多く行われたライブ活動の成果でしょうか、生々しく刻まれるバンドサウンドがリアルな、ライブ感のある一枚です。後藤曲は2曲だけで、あとは全て高山曲。 前作から強く打ち出されてきていた高山のアウトロー的な歌詞もここで頂点に達し、前作にも増して攻撃的なアルバムという印象。ただ、太いビートで演奏するだけじゃない。高山の故郷・福岡のめんたいロックの影響や、パンク・ロック、スカなどをZYYGなりに料理。『渾身』・『TOKIO SLUM』など、単なるビートロックに縛られていたんじゃ出てこないような曲です。バラードらしいバラードは入っていませんが、肩の力を抜いたような『BORN TO BE COOL』・『LADY MOON』の存在もアルバムのトータリティには良い影響を与えています。 今後にとても期待の持てる内容だったし、彼らの作品をもっと聴きたかったのですが、結局、これが最後になってしまいました。売り上げは、『ぜったいに誰も』以降は下がりっぱなしでしたからね。直近のシングルも、今作も、チャートでは100位圏外と苦戦しました。売れないとなるとやっぱりツライものがありますね。1999年解散。 (記:2007.9.13)
-----OTHERS----- ここまでで紹介できなかった曲をレビューしていきます。
1stシングル 『君が欲しくてたまらない』 c/w (1993.5.19)
愛しさを抱きしめたまま
★★
デビュー曲はA面の作曲は織田哲郎に譲りましたが、c/wは栗林の作詞・作曲。歌詞もヴォーカル高山が初挑戦しています。ミディアム・ラブソングで、A~Bメロの雰囲気は、ZARDの『Good-bye My Loneliness』に似てるかなぁ(それはすなわちポリスの『見つめていたい』に似ているということですが)。サビのキラキラした音は、当時のメインストリーム。 (記:2009.3.27)