NO-NAMEの隠れ家

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レミオロメン

作品レビュー

11thシングル
『蛍/RUN』
(2007.5.9)

1.蛍 ★★
2.RUN ★★☆
2.幸せのカタチ ★★☆

まず『蛍』。過剰なストリングスは、単なる3ピース・ロック・バンドでないという宣言なのかもしれませんが、ハタ目には彼らの迷走ぶりというか、地に足のつかない感じを受けてしまうなぁ。どこに向かっていきたいのかがいまひとつ分からない、といいますか。っていうか、こう言っちゃミもフタもないけど、曲としてあまり面白くないです。「ひちがつの~♪」の出オチといった印象。
『RUN』も、軽快なポップ・ロック。ドコ・ドコと刻まれるドラムやギターの曇りがかったような重さと、これまた重みのある藤巻君の声が、「爽快」と簡単に形容されることに歯止めをかけていて、それがまた彼ららしくもあり。個人的には…う~ん、やっぱり面白くないぞ。
『幸せのカタチ』は、ホーンの使い方がイイ感じですが、やっぱり藤巻君のヴォーカルとの相性がねぇ…。思うに小林武史氏、このバンドのプロデュースに、相当頭を悩ませているのではないでしょうか。
(記:2008.11.20)


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