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かれこれ14年前の2007年9月1日に、キャベツの仲間で中国野菜のカイラン(芥藍)を紹介したことがあった。そのカイランを14年ぶりに育ててみることにした。 前回栽培した時はあまり育ちが良くなかったのだが、今回は育ちが良くて立派なものが採れた。一部は「とう」が立ち始めていたが、カイランは少々とうが立っても美味しく食べられる。 カイランは茎の真ん中あたりが太くなる性質があるが、柔らかくて美味しいのは先端に近い部分。真ん中の茎が太い部分は皮が固いが、皮を剥けば美味しく食べられる。 早速、下茹でした後に「こてっちゃん」と一緒に炒めて美味しくいただいた。しかし、このガスコンロ、長い間掃除してなくて汚い(笑)。 そして、ただ湯がいてマヨネーズをかけるだけでもかなり旨い。チャイニーズ・ブロッコリーという別名で呼ばれるだけに、ブロッコリーに近い美味しさ。余ったものは同じく湯がいて冷凍保存している。なかなかスーパーに出回らない野菜で、生育期間も短いので、家庭菜園にお勧め。
2021.11.15
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7月13日の日記に登場したコールラビ。2012年に買った種子の余りを冷蔵庫に保存し、9年ぶりに蒔いて育てたもの。9年経っても発芽率がほとんど落ちていなかったのは前回書いた通り。その後の生育も順調で、先日、緑のコールラビを先に収穫した。 コールラビは、なんといっても形が面白く、しかも生育が非常に早いので、家庭菜園にお勧め。あまり一般に出回らない野菜なので、作り甲斐がある。種子を蒔いたのが6月13日なのに、約2か月でこの通りに。 調理する際の注意点としては、皮を厚めに剥くこと。緑色の部分が残っていると、ちょっとスジっぽくなる。早速ビーフシチューに入れて美味しくいただいた。出来立てを食べるより、冷ましてから一晩冷蔵庫で寝かせた方がコールラビに味が染み込み、柔らかくなる。生で食べると味がダイコンに似ていて、食感はダイコンを固くしたような感じなので、次に食べるときは、大根おろしならぬ「コールラビおろし(笑)」にしてみようと思ったりする。 紫のコールラビは、以前作った時と同様に、緑よりも生育が若干遅いが、こちらも収穫間近だ。この宝石のようなみずみずしさにうっとり。
2021.08.12
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野菜の種子の寿命に挑戦するシリーズ第?弾。今回登場するのはキャベツの仲間のコールラビ。今から9年前の2012年6月17日にこのブログに登場したことがあるが、あれ以来、余った種子は冷蔵庫に保存していて、一度も栽培したことがなかった。当時は千葉県成田市在住。その後、神奈川県座間市、再び千葉県成田市、そして現在の神奈川県海老名市へと転居を繰り返し、そのたびに種子も一緒に引っ越しをしてきた。 これが当時の種子。大手種苗会社の種子ではなく、いかにも手作り感あふれる種子袋。そして、ふと思い立って、その種子を9年ぶりに蒔いてみることにした。すると、面白い結果となった。 何と、ほとんど発芽率が落ちていない。気温が高い時期なので多少の虫食いはあるが、目に見えるほどには発芽率が落ちてはいない。今までの経験上、冷蔵庫に保存した種子は寿命が長くなることは分かっていたので、おそらく発芽するだろうと予想はしていたが、分かっていても発芽したものを見るのはうれしい。まだまだ冷蔵庫には保存している種子があるので、今後も機会があったら紹介したい。
2021.07.13
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キャベツの種子の寿命の限界に挑戦するシリーズ第???弾。2006年に買った富士早生キャベツの種子が、果たして13年経った今年も発芽するのか? 12年経った一昨年(2018)の11月24日に、問題なく発芽することを紹介しているが、あれからさらに1年経った現在の実験結果はいかに? なんと、13年経っても問題なく発芽している。種子を蒔いたのは昨年(2019年)11月24日のこと。今回は3つのポットに3粒ずつ、計9粒蒔いたのだが、一旦すべて発芽した後、2粒は生育不良でほとんど枯れているが、7粒が正常に生育している。ということは今回の発芽率は77%ということになる。種子を冷蔵庫に保存するだけで驚くほど種子の寿命が伸びる。まだまだ種子は残っているので、今後も毎年少しずつ蒔いて実験したいと思うが、もしかして全部蒔ききるまで寿命が持つのではないかと期待している。
2020.01.09
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昨年の11月1日の日記に続いて、キャベツの種子の寿命の限界に挑戦するシリーズ第???弾。2006年11月に購入した富士早生キャベツの種子を、冷蔵庫に保存しながら少しずつ蒔いていたのだが、満12年経った種子の発芽率はいかほどだったのか、ここに披露したい。今回も、昨年と同じく1ポットに4粒ずつ、計3ポット蒔いたのだが、驚く結果が出た。 ぬゎんと、全部発芽しているのだ! つまり、今回は発芽率100%というわけだ。正確には手前のポットの中の1本がやや生育不良気味ではあるが、ともかく12年前の種子が全部発芽したのには驚いた。まだまだ種子は残っている。こうして、種子の寿命に挑戦したブログはほとんどないと思われるので、種子が全部なくなるまで続けたい。
2018.11.24
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昨年の12月1日の日記で、2006年に買った富士早生キャベツの種子が発芽した話を書いたが、さらに11年経った今年も蒔いてみた。すると驚いたことにまだ半分以上が発芽することが分かった。 今までは、保険を兼ねて多めに種子を蒔くことが多かったが、昨年は10年経ってもまだ発芽能力があることが分かったので、今年は節約して1ポットに4粒ずつ蒔いてみた。そして、今年は雨続きの天気が続いたために少々徒長気味だが、半数以上が発芽している。まだまだ種子は残っているので、無くなるまで発芽実験を続けたい。ちなみに、今までに様々な品種のキャベツを育ててきているが、私が最も美味しいと感じるのがこの富士早生である。
2017.11.01
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今日はキャベツのサボイエースSPを収穫した。これはいわゆる「ちりめんキャベツ」、別名サボイキャベツの一種で、タキイ種苗から発売されているもの。 で、サボイキャベツと言えば、2008年12月28日の日記で、「サボイエース」を紹介している。今回収穫した「サボイエースSP」はそれの改良型。2月上旬に自宅で種子を蒔いて苗を育成し、春に市民農園に定植していたもの。 しかし、この時期のキャベツ栽培は、まさにモンシロチョウやアオムシとの戦い(笑)。とにかくキャベツはアオムシの大好物で、ほとんどアオムシにエサをやるために栽培しているようなものである(笑)。週末に畑に来るたびにアオムシを手で取ったり殺虫剤をかけたりしていたが、とても追いつかない。 それでも、何とか収穫にこぎつけた。今回収穫したものは、外葉が大きいために玉が小さく見えるが、普通の市販のキャベツに近い大きさで、サイズ的にはなかなか良い。手に取ってみると、玉が固く結球していて、手に持ってみると重量感がある。早速、いつも通り(笑)お好み焼きにしておいしく頂いた。本当はサボイキャベツはロールキャベツに向いているらしいのだが、時間に余裕があったら作ってみたい。
2017.06.25
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今日はイタリアのキャベツ、「サン・ミケーレ(San Michele)」を収穫した。これはサボイキャベツ、いわゆる「ちりめんキャベツ」の一種で、葉が赤みを帯びるのが特徴。種子そのものは2012年に購入したもので、冷蔵庫に保存しているので今でも発芽率は上々である。8月ごろに苗を作って育ててきたものが、ようやく収穫期を迎えた。こちらの画像の左側の品種である イタリアのサボイキャベツと言えば、2010年1月23日に、「ベローナ (Verza Violaceo di Verona)」という品種を紹介しているが、今回紹介するサン・ミケーレは、以前紹介したベローナにそっくりである。で、よくよくネットで調べてみたら、「Verza di Verona (San Michelle)」と表記されているサイトがいくつかヒットしたのだが、どうもベローナとサン・ミケーレは同系統の品種らしい。共にイタリア北部の在来種とのこと。 日本の一般的なキャベツとはかなり見た目が違うので、こういう品種を育てるのはビジュアル的に非常に面白い。2枚目の画像は昨年12月3日、3枚目は12月17日、そして4枚目が本日の画像である。ただ、年末が近付いたころからヒヨドリの食害がひどくなり、外葉がボロボロになっている。しかし、結球部の被害は比較的少ないので、人様が食べる部分にはそれほど影響はなさそうだ。明日、お好み焼きにしてじっくり味わいたい。しかし、イタリアのキャベツをお好み焼きに使うとは、ずいぶん違和感があるように思えるが(笑)、以前「ベローナ」を使った時には全く味には違和感なく楽しめた。NEW【イタリアの野菜の種】Franchi社 サボイキャベツ SAN MICHELE サンミケーレ価格:514円(税込、送料別) (2017/1/14時点)
2017.01.14
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今年の3月19日に、ほぼ10年経った富士早生キャベツの種子が発芽した話を書いたが、その種子を買ったのは2006年11月のことで、当時はまだ買ってから満10年ではなかった。そして、満10年を迎えた今年の11月に、また種子を蒔いてみた。すると、驚く結果が。 12粒の種子を、4粒ずつ3ポットに蒔いたところ、画像の左奥のポットでは4個とも発芽してくれた。右奥のポットは3粒が発芽。手前の1ポットは、3粒が一旦発芽したが、このポットだけが雨が当たりにくい場所に置いていたために一時期水切れを起こしてしまい、正常に育ったのが1本になってしまった。とは言っても、12粒中8粒が正常に生育したわけで、買ってから満10年が経っているにもかかわらず、これだけの確率で発芽することに驚いた。 これが10年前に買った種子の袋。当時から冷蔵庫に保存しながら少しずつ使っている。まだまだ種子は残っているので、節約すればあと5年ぐらいは持つのではなかろうか。種子を全部使い切るまでブログで紹介していきたい。
2016.12.01
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7月2日の日記で経過報告したF1クリスタルキャベツとYR優緑。一度は害虫にやられて栽培を断念しようと思ったが、夏が本格的になるにつれて息を吹き返したかのように生育が早まり、7月31日に収穫を迎えた。 ご覧の通り、このキャベツの特徴は、葉にブルームと言われる白い粉がなく、テカテカ光っているという面白い品種だ。 こちらが国華園から発売されている(いた?)F1クリスタルキャベツだ。真ん中の葉のめくれ具合が、種子袋の写真にそっくり。 で、こちらが丸種(株)から発売されているYR優緑だが、国華園のF1クリスタルキャベツに酷似していて、同一品種に見える(笑)。国華園に問い合わせたところ、両者は姉妹品種という回答が来た。ホントか(笑)? 今回収穫したのは、クリスタルキャベツ3個と優緑2個の合計5個。2個は自分用に取っておいて、あとは職場でおすそ分けした。ともかく、葉の色が濃く、テカテカ光っているという珍しい品種なので、家庭菜園で育てるとビジュアル的に面白いのではなかろうか。今回は初期に虫食いにやられてしまったのであまり大きなものは採れなかったが、冷蔵庫に保存している種子がまだたくさんあるので、また機会があったら栽培に挑戦したい。【キャベツ】YR優緑〔宇治交配〕/小袋価格:378円(税込、送料別) (2016/8/6時点)
2016.08.06
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6月21日の日記で、F1クリスタルキャベツと「宇治交配 YR優緑」の栽培を断念すると書いた。アオムシの被害がひどかったからだ。ただし、とりあえずは株は処分しないでそのままにしておいた。すると、気温が上がって暑くなったからなのか、ここ1,2週間ほどアオムシの被害が収まったようだ。 上の画像がクリスタルキャベツで、下が優緑である。ほんの2週間前までは、あまりにもアオムシの被害がひどくてもうだめかと思っていたのだが、新しく展開した葉がなかなかの生育をしている。優緑は、3株植えたうちの1株がネキリムシにやられてしまったが、それでも残った株がそこそこ生育している。というわけで、栽培断念を取り消して(笑)、このまま育ててみることにした。サイズは小さくなると思うが、ピカピカのキャベツを収穫してみたい。
2016.07.02
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今日は富士早生キャベツを収穫した。これは2006年11月に種子を購入し、その後、冷蔵庫に保存しながら少しずつ使用してきたもの。発芽した時の様子は3月11日に紹介済み。購入時から約10年経っても発芽率は大きくは落ちておらず、その後の苗の生育も順調。そして今日は収穫の日を迎えた。 本来、この品種は秋に播種して春に収穫する系統である。今回は春蒔きで栽培したのだが、予想した通り、この時期のキャベツの栽培は天敵が多い。アブラムシ、アオムシ、ヨトウムシ、カタツムリなど、とにかく気温の高い時期のキャベツ栽培は害虫の防除が大変だ。農薬を散布したり手で取ったりしても追いつかない。それでも、なんとか収穫にこぎつけた。 さて、ここで、キャベツを大量に食べられる超々簡単なレシピを紹介したい。従姉妹から教えてもらったものだ。キャベツを適当に手でちぎって鍋に入れ、豚肉の薄切りを並べ、日本酒を適当に注いで鍋に蓋をして蒸す。あとは日本酒とキャベツの水分だけで程よく蒸しあがるのを待つだけ。キャベツが柔らかくなって「かさ」が半分以下になる。出来上がったら「ゆずぽん」でいただく。超々簡単なのに美味しくて食が進みやすい。これならあっという間にキャベツを消費できる。ちなみに私が愛用している鍋はビジョンのガラス製鍋。使い勝手が良いのでとても気に入っている。VISIONS(ビジョン) ソースパン1.5Lガス火専用 耐熱ガラスで調理の様子が一目でわかる。価格:4500円(税込、送料別)
2016.06.25
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国華園から発売されている(いた?)F1クリスタルキャベツと、丸種(株)から発売されている「宇治交配 YR優緑」というキャベツ。葉にブルーム(白い粉状のもの)がなく、テカテカ光っているという珍しい品種だ。それぞれ品種名は違うが、種子袋の写真が同じなので(笑)、同一品種なのかどうかを両方育てて確かめようとしたことがあるのだが、夏の高温期に害虫にやられたのと、転勤が重なったために栽培を断念したのは昨年8月20日に書いた通り。 で、当地に転居してきて、再び挑戦することにした。前回は初夏に種子を蒔いて真夏の高温期に害虫にやられたが、今回は3月に種子を蒔いて苗を作っておいた。5月ごろに畑に定植し、順調に生育していたかのように見えたが、今回はアオムシの被害がひどくてまたもや栽培を断念せざるを得なくなった。 1枚目がF1クリスタルキャベツで2枚目がYR優緑。いずれもカタログ上では、世界初のワックスレスキャベツでアオムシに対する耐虫性があると宣伝されている(いた)のだが、この時期に栽培してみた限りは普通のキャベツとまったく変わらず、モロにアオムシの被害を受けやすい(笑)。 市販のスプレー式の殺虫剤を何度か散布したほか、テデトール(笑)も使ったが、週末しか畑に行けないのでとても防除が追いつかない。そんなわけで、今回も栽培を断念せざるを得なくなった。次は夏に種子を蒔き、秋に定植して涼しい時期に生育させる作型で栽培してみたい。 (7月2日加筆)その後、このキャベツを畑に放置していたところ、気温が上がったせいかアオムシの被害が収まり、再び青々とした葉を展開させたため、栽培断念を取り消すことにした。詳しくは7月2日の日記を参照されたし。【キャベツ】YR優緑〔宇治交配〕/小袋価格:378円(税込、送料別)
2016.06.21
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2014年12月6日の日記で、キャベツの種子の寿命が意外と長いということを書いた。その種子は2006年11月ごろに買い求めた固定種の富士早生という品種だが、余った種子を冷蔵庫に保存し、その都度必要な量を取り出して蒔いていたのだが、8年経った時点ではほとんど発芽率の低下が感じられず、意外と長い種子の寿命に驚いたものだった。で、今年でほぼ10年(!)が経ってしまったわけだが、3月6日に種子を蒔いてみたところ、実に興味深い結果となった。 なんと、10年経ってもちゃんと発芽しているのだ。1つのポットに種子を6粒ずつ蒔いたのだが、その大半が発芽している。後ろの2つのポットは、蒔いた種子が全て一旦発芽したのだが、一部が寒さのためかいじけてしまった。しかし、ほとんどの種子に発芽能力はあったわけだ。これは本当に驚いた。 これが2006年11月に買った当時の種子袋だが、こんなにヨレヨレになっていても、冷蔵庫に保存しておいたおかげで飛躍的に種子の寿命が延びている。これまで、1袋の種子を10年にわたって発芽試験をしたブログは、国内では私のものが唯一ではないかと自負している(笑)。 ちなみに、この種子を買った当時は、私は神奈川県秦野市在住であった。その後、茨城県水戸市へ転勤して震災に遭い、千葉県成田市へ転勤、その後、神奈川県座間市、そして再び千葉県成田市へと転勤が続き、この種子も私と苦労を共に(?)してきた。それだけに、この種子がと~っても愛おしく感じる(笑)。それから、私は種子は屋内陳列されている新鮮なものを買うべしとブログに何度も書いているが、実はこの種子は屋外陳列されていたものだったのだ。直射日光が当たらない場所に陳列されていたが、外気温の影響は受けていたはず。しかも買ったのが11月なので、秋口に入荷したとしたら、2,3か月も屋外に陳列されていたことになる。それが、保存方法を工夫することでこんなにも寿命が延びるとは恐れ入った。こうなったら種子がなくなるまでとことんお付き合いしたい(笑)。 さて、私の種子の保存方法だが、ただ袋の口を折り曲げたりセロテープで止めたり、または洗濯ばさみで挟んで冷蔵庫に入れるだけだ。乾燥剤も何も使わない。そして、種子を蒔くときは、必要量だけをサッと取り出して、残りはすぐに冷蔵庫にしまう。あまり長時間外に出すと、種子が結露する可能性があるからだ。種子の保存には水分は禁物である。皆様もお試しあれ。アタリヤ農園 富士早生 キャベツ215375 1袋(5mL)価格:221円(税込、送料別)
2016.03.19
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6月14日の日記で紹介したキャベツのF1クリスタルキャベツとYR優緑。残念ながら栽培を断念することにした。理由は、8月19日に告知した通り、9月に千葉県成田市への転勤が決まってしまったことと、一部の苗の芯が害虫に食われて発育不良になってしまったこと。そんなわけで、今回は栽培を断念せざるを得なくなってしまった。 キャベツは、品種を選べばほぼ一年中栽培が可能な作物ではあるが、当地では真夏の育苗はちと難しいようだ。以前も、別の品種を苗を真夏に植えて暑さで枯れたことがある。来年は、もう少し早くタネを蒔いてタイミングをずらしてみようと思う。
2015.08.20
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幼いころから、興味を持った植物は何でも育てたくなってしまう私。キャベツは毎年栽培しているが、ちょっと面白い品種を見つけたので、早速種子を買って育てることにした。その品種は、小林種苗(株)から発売されている「キャンディーレッド甘藍」。 生で食べると非常に甘くて美味しい品種だとか。と聞くと、自称(笑)園芸研究家の私としては大いに興味をそそられてしまう。1週間ほど前に自宅でポリポットに種子を蒔き、現在双葉になっている。興味がある方は是非栽培されたし。【キャベツ】キャンディーレッド甘藍〔小林育成〕/小袋価格:432円(税込、送料別)
2015.07.21
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以前、キャベツの札幌大球と札幌大球4号甘藍に挑戦したことがあった。札幌大球は2008年3月3日の日記、札幌大球4号甘藍については2010年6月10日の日記を参照されたし。で、またまたこの巨大キャベツを栽培するべく、昨年の10月ごろに自宅で苗を作り、今年2月ごろに市民農園に定植、6月28日(日)に札幌大球甘藍4号の方を収穫した。 上の画像の左の2株が札幌大球、右の2株が札幌大球4号甘藍である。それぞれに、普通のキャベツとに比べて極端に育っている。右端の札幌大球4号甘藍が最も生育が早かったので、これを先に収穫した。 私の愛車、ヴィッツRSのタイヤの前に札幌大球4号を置いて撮影。画像では迫力が伝わりにくいのだが、普通のキャベツに比べて桁外れにデカイ。本場ものには及ばないが、とにかくデカイ。早速この日の晩には野菜炒めにして食べたのだが、普通のキャベツに比べてちょっと大味だったようだ(笑)。歯ごたえもちょっと硬め。もともと、この品種は本場の札幌ではニシン漬けに使用されるそうで、炒め物には向かないのかもしれない。ちなみに、前回栽培したときはお好み焼きにしておいしく頂いた。 さて、このキャベツを関東で栽培するに当たってのコツだが、私の経験では、10月に種子を蒔き、本葉が5枚ぐらいの頃に畑に定植し、翌年の初夏に収穫する作型が良いようだ。ただし、真冬はヒヨドリに対する防御をしっかりしないと丸坊主にされるので注意すること。その後、春の気温の上昇と共に生育が活発になり、日照時間が最も長くなる時期に成熟期を迎える。そして、暑さには弱いのか、7月に入った頃には、上の画像のように外葉が溶けてしまう性質がある。前回栽培した時もやはりこの時期に外葉が溶けた。興味がある方は挑戦されたし。
2015.07.04
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3年ほど前、千葉県成田市在住時に、F1クリスタルキャベツという品種を栽培したことがある。種子の入手先は国華園。通常のキャベツはブルームと呼ばれる白い粉のようなもので覆われているが、この品種はそのブルームがなく、葉に光沢があってピカピカ光っているという珍しい品種だ。そしてその品種に初挑戦した結果だが、苗の植え付け時期が遅かったためか満足なものが収穫でなかった。2013年1月14日の日記にその時の様子を書いている。その後、残った種子を冷蔵庫に保存したままの状態、つまり文字通り「お蔵入り」となっていたのだが、久しぶりに取り出して栽培してみることにした。 前回紹介した時にも書いたのだが、ブルームのない品種としては、丸種(株)から発売されている「宇治交配 YR優緑」という品種があり、国華園のF1クリスタルキャベツに似てるんだな、これが(笑)。で、国華園にずばりこの二品種の関係について問い合わせたところ、「両者は姉妹品種で特性等はほぼ同じ」との回答があった。ホンマかいな(笑)。しかし、取り寄せた種子袋の写真を見る限り、本当にそっくりなのだ。 まず、こちらが国華園のF1クリスタルキャベツの種子袋の画像だ。葉にブルームがなく、光沢があるのがお分かり頂けると思う。 そしてこちらが丸種(株)のYR優緑の種子袋。やはり葉がテカテカ光っている。しかし、勘の良い方なら両者の画像を見比べて何かを感じるのではなかろうか? そこで、国華園の種子袋の画像を反転し、右に90度回転させ、さらに色彩補正を行ったらこうなった。 一緒やんけ(笑)。どこが姉妹品種やちゅうねん(笑)! いや、もしかして品種そのものは本当に姉妹関係なのかもしれないが、少なくとも種子袋の写真に関しては、同じものを使い回していたことがこれで判明(笑)。 というわけで、F1クリスタルキャベツとYR優緑の両方を同時に育ててみることにした。種子は10日ほど前に蒔き、現在双葉の状態である。上の画像の右の3鉢がF1クリスタルキャベツで、種子は3年前のものだが冷蔵庫に保存しておいたのでほとんど発芽率は落ちていない。左の3鉢がYR優緑だが、この時点ではクリスタルキャベツとの違いがまったく分からない(笑)。今回は適期に蒔いたはずなので、今度こそは立派なものを収穫したい。
2015.06.14
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昨年の11月27日の日記で、キャベツの種子の寿命が意外と長いかもしれないという話を書いた。その種子を購入したのはこのブログを開始した年の2006年の秋のこと。品種は「富士早生」。アタリヤから発売されているもの。当時から、種子は冷蔵庫に保存して、その都度必要な量を取り出して蒔いていたが、9年目の現在になっても、驚いたことにちゃんと発芽してくれた。 種子を蒔いたのは秋も深まった11月25日頃のこと。種子が古い上に、やや季節外れの播種ではあるが、ちゃんと発芽している。1つのポットに5~6粒ずつ蒔いたのだが、ほとんど発芽率の低下が感じられない。ネット上の情報では、キャベツの種子は2~3年と書かれているサイトが多いが、冷蔵庫に保存するとこれほどまで寿命が延びるとは思わなかった。これほどまでに発芽率が維持されているのは、購入した種子が良かったことと、保存条件が良かったという好条件が重なったからであって、必ずしも冷蔵保存するとここまで寿命が延びるとは限らない。そういうわけで、ここに紹介するのは、あくまでも一例として捉えていただきたい。 それにしても、種子を買ってから県境を超えての転勤が3回もあり、よくぞここまで持ちこたえてくれたものと思う。なんだかこの種子が愛おしくなってきた(笑)。まだまだ種子は余っている。こうなったら種子が無くなるまでとことん実験してみたい(笑)。やっぱり実験は楽しいものだ。なお、種子を買う際は、屋内陳列されている入荷直後の新鮮なものを買うべし。直射日光の当たる屋外に陳列されているのもたまに見受けるが、あれは言語道断である。種子は生き物であることをわきまえてほしいものである。 ちなみに、富士早生を蒔いたポットは画像に大きく写っている3ポットのみである。あとは札幌大球と札幌大球4号をそれぞれ2ポットずつ蒔いたので、こちらの成長も楽しみだ。
2014.12.06
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富士早生キャベツを収穫した。3月9日に定植していたもので、16株植えた中には活着しない株も何株かあったが、活着したものは市販品よりもはるかに大きくて立派なものが採れた。 ちなみに、これは前回も書いた通り、8年前に買った種子から育てたものである。まだ種子は冷蔵庫に保存してあるので、10年目まで挑戦してみたい。また、毎度毎度この時期になるとアオムシやアブラムシの被害が多く、農薬散布を余儀なくされるのだが、現在借りている畑は田んぼのそばにあり、カエルや野鳥が害虫を食べてくれたようで、無農薬の割には被害は少なかった。収穫したキャベツは職場でおすそ分けしたが、大好評であった。
2014.06.01
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今日は、キャベツの富士早生を市民農園の畑に定植した。苗は、昨年11月27日の日記に登場した「8年目の種子」から育てたもの。当初の予定では、4ポットにそれぞれ数粒ずつ種子を蒔き、生育の良いものを1ポットに1本残し、4本植える予定でいた。しかし、昨年の秋に植えたタマネギが諸事情により大失敗してしまったので(笑)、そのスペースが大幅に余ることとなり、キャベツの苗をポットから1本ずつばらして計16本植えることにした。 さて、この時期にキャベツを定植するに当たって、注意しなければならないことがある。それはヒヨドリの来襲である。私はほぼ毎年キャベツを栽培しているが、この時期は必ずヒヨドリの被害に遭ってしまう。実は今回、富士早生以外にも、「札幌大球」と「札幌大球4号」の苗を自宅で育てていたのだが、そちらはヒヨドリに食われて見るも無残な姿になってしまった・・・(+_+)。 というわけで、今回の富士早生の定植の際にも、しっかりと防鳥網で覆うことにした。こうして画像を見るとちょっとオーバーな気もするが、すぐお隣の区画のブロッコリーもヒヨドリに食われてボロボロなので、これぐらいしないと鳥害を防げない。カラスなら、釣り糸を何本か張るだけで怖がって近付かないが、ヒヨドリは臆することなく侵入してくる。しかも、こんな小さな苗がヒヨドリの餌食になったらひとたまりもない。なお、失敗した札幌大球と札幌大球4号は、今日改めて蒔き直した。この品種としては今は蒔き時期ではないのだが、とりあえずは蒔いてみて様子を見たい。
2014.03.09
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今年の秋、初めて栽培に挑戦したハクラン。キャベツとハクサイの合いの子なのだが、前回紹介時の10月19日の日記から約2ヵ月が経ち、ようやく収穫の時を迎えた。 と、その前にまず11月30日の姿。定植したのは6株だったのだが、前列の3株は順調に生育、後列の3株は定植時の苗が小さく、また植え付けが遅かったせいか、今一つの大きさ。ただ、順調と思われた前列の3株のうち、真ん中の株は芯が枯れたのか、脇芽がたくさん出てしまっている。 こちらは、最も生育の良い前列左端の株のアップ。キャベツとハクサイの合いの子という割には、この時点ではほとんどハクサイの姿に近い。本当に合いの子なのだろうか?という疑問もなくはない。 そして秋(冬?)も深まり、毎朝霜が降りるほど冷え込むようになった12月14日、ついに収穫を決行。収穫したのは最も生育の進んだ前列左端の株である。前列真ん中の株は、はやり芯がダメになっていたようで、すでにツボミが付いている。このまま開花させて種子を採るのも面白そうだが、残念ながらそんなに長期間畑に居座らせるほど場所に余裕がないので、処分することになりそうだ。 収穫して葉を整理した姿がこちらである。今まで、キャベツでもハクサイでもない中途半端な姿などと悪口を書いてしまったのだが(笑)、収穫してみてその実態がやっとわかった。この葉の感触はまさしくキャベツとハクサイの合いの子だ。いわゆるハクサイの白い「茎」に、キャベツの葉が合わさったような感じだ。香りはキャベツに近く、葉を一枚一枚剥いている時の感触もキャベツに近い。不思議なことに、畑に植わっている状態ではほとんどハクサイに近い姿だったのだが、収穫して文字通り一皮剥いてみると、どちらかというとキャベツに近いのだ。本当に摩訶不思議な野菜である。 早速お好み焼きにして食べたのだが、キャベツを使った時と比べてもほとんど違和感がなく、美味しく頂いた。ただ、初めて作った時はキャベツと同じ重量のハクランを使ったのだが「茎」が分厚くて「かさ」がキャベツに比べてかなり多くなったので、2回目からは量を減らした。また、お鍋にしても美味しく頂けたのだが、食感や味共に、どちらかというとキャベツを食べている感覚に近かった。ハクランはもしかするとハクサイよりもキャベツ的な料理の方に向いているのかも知れないが、いろいろと調理法を試すほどの時間と腕前がない(笑)ので、これは機会があったら皆様それぞれに試していただきたい。 というわけで、初めて挑戦したハクラン、間違いなくキャベツとハクサイの合いの子であり、実際に収穫してみると両者の特徴を受け継いでいて、かなり面白い作物だということが分かった。ただ、見かけや名前が災いしている?のか、普及率は今一つな様子。ハクランだけに何かの博覧会で賞でも獲れば注目されるかもしれない(前もこの駄洒落を言ったような・・・ ^^;)。
2013.12.14
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10月の終わりごろに蒔いた富士早生キャベツが順調に育っている。この種子は、ブログを始めた2006年の、その年の秋に買ったものを冷蔵庫に保存し、毎年少しずつ必要量だけ取り出して蒔いているもので、今年でなんと足かけ8年(!)になる。そういえば、2年前の2011年10月16日の日記で、6年目の種子が発芽して驚いたというようなことを書いたが、あれからさらに2年経っても発芽率が落ちている様子がほとんどないのだ。 これが現在の様子である。念のためにやや多めに蒔いたのだが、その必要もなかったようだ。本場が4~5枚ぐらいになったら畑に定植する予定だ。ちなみに、この種子の販売元はアタリヤである。価格は1袋税込210円也。F1種子よりも安い上に量も多いし、まだまだ種子が余っているので非常に得した気分だ♪ 10年目ぐらいまでは栽培に挑戦したい。ちなみに、この品種は秋蒔き用であるが、当地では3月に蒔いてもまったく問題なく育ってくれた。
2013.11.27
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9月14日の日記でハクランの定植の様子を紹介し、その後1か月余りが経過したので、現在の姿を紹介したい。 これが現在の姿である。定植してからしばらくの間はバッタなどの食害がひどかった。が、カエルがたくさん住み着いていて害虫を食べてくれたので、農薬を使わなくてもとりあえず大丈夫だったようだ。気温が下がった現在は害虫の食害も落ち着いている。 しかし、ハクランはハクサイとキャベツ(カンラン)の交配種という割には、現在の姿を見る限りはほとんどハクサイの姿そのものである。おそらくこの画像を見たらほとんどの人がハクサイと答えるのではなかろうか。やはりこの中途半端さ(失礼・・・)が普及しない要因ではなかろうか。いや、見かけで判断してはいけない。大事なのは味だ。この野菜への最終的な評価は、まずは収穫して食べてからにしたい。
2013.10.19
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約2年前の11月19日の日記で、ハクランの種子を紹介したことがあった。品種は「岐阜交配 ニューハクラン」。ハクランとは、ハクサイとキャベツ(甘藍、カンラン)の「合いの子」の野菜である。作出年代が古い割には世間に広く普及した様子もない。そこで、自分で育ててみようじゃないかということで種子を入手したのだが、場所の都合でなかなか育てる機会がなかった。が、今年こそは本気で育てようということで種子を蒔いて苗を作った。種子は購入してから2年間常温で保存していたが、特に発芽率は落ちていない模様。作った苗の数は6鉢。そして、先週末と今週末にかけて定植を完了した。 1鉢に2本植わっている苗もあるが、これは後日生育の良い方を残して他は間引く予定。ただ、苗作りの時期がやや遅かった感があるので、その辺がちと心配でもあるが。ちょうど今の時期、園芸店に出回っているハクサイの苗にはこれぐらいのサイズのものがあるので、何とかなるのではないかと思っている。 しかし、ハクサイとキャベツの合いの子という割には、今のところこのハクランの姿はほとんどハクサイそのものに近い。世間に広く普及しないのは、この中途半端さ(失礼)にも原因があるのではないかと思ったりする。あるいはネーミングの問題か? かと言って「キャベサイ」もいまいちしっくりこない。もしかして博覧会(←わかるかな? ^^;)などで大きな賞でも獲れば世間の脚光を浴びるかもしれない。岐阜交配・ニューはくらん苗価格:84円(税込、送料別)
2013.09.14
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昨年10月20日に紹介したF1クリスタルキャベツのその後を報告したい。普通のキャベツの葉は「ブルーム」と呼ばれる白い「ろう」のようなもので覆われているが、このクリスタルキャベツにはそのブルームがなく、葉がテカテカしているのが特徴。 これは昨年12月8日の様子だが、まあ見事なぐらい葉がテカテカ光っていて、普通のキャベツを見慣れた目には異様に映る。この品種はアオムシの被害を受けにくいということだが、植え付け時期がモンシロチョウの活動が弱まる秋口だったため、本当に普通の品種に比べてアオムシの被害を受けにくいのかどうかは確認できなかった。が、ともかくほとんど虫食いもなく、見事なほど濃い緑色の葉を広げていて、まったく別の作物のように見える。 こちらが今年1月13日の収穫直前の状態。何度も霜に当たってくたびれた感じだ。いちおう結球はしているが、植え付け時期が遅かったためにもうこれ以上大きくならないと判断し、収穫に踏み切った。 実際に収穫してみると、普通のキャベツとそれほど見かけは変わらない。わずかながらも葉の表面にブルームがある。気になるそのお味だが、お好み焼きにして食べたところ、味、食感共に、普通のキャベツとまったく同じで違和感がなかった。これならもっと普及してもよさそうなものだが、今のところネット上でこの品種を栽培している画像は私のものしかヒットしない。 ただ、これに類似した品種として某種苗会社から発売されている「YR優緑」という品種がある。こちらもブルームがなく、葉がテカテカしている品種で。写真で見る限りはF1クリスタルキャベツに酷似している。クリスタルキャベツを扱っている業者に、YR優緑との関係について尋ねてみたところ、「両者は姉妹品種で特性等はほぼ同じ」との回答があった。ホンマかいな(笑)。同じ品種とちゃうんか? ともかく、見た目が普通のキャベツとは大きく違うため、家庭菜園には面白いかもしれない。私もまた機会があったら、適期に栽培して大きなものを収穫したい。種 キャベツ F1クリスタルキャベツ (3ml入)【キャベツ】【タネ】【種】野菜たね キャベツ F1...価格:420円(税込、送料別) [キャベツ]YR優緑(宇治交配)/小袋100粒価格:368円(税込、送料別)
2013.01.14
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私はこのブログを初めて以来、毎年キャベツを栽培しているが、今年は国華園から発売されている「F1 クリスタルキャベツ」に挑戦することにした。通常のキャベツは、葉の表面がブルームという白い「ろう」のようなもので覆われているが、この品種はそのブルームがないという。 ご覧のように葉がピカピカで、普通のキャベツを見慣れた目には別の作物に見えてしまう。カタログの説明によると、ブルームないためアオムシの被害を受けにくく、減農薬で作れるとのこと。ホンマかいな・・・(笑)。ともかく、新しいもの好きの私としては、前々からこの品種に興味を持っていた。ただ、懸念しているのは、苗の植え付け時期がちょっと遅かったこと。播種時期そのものは適期だったはずだが、長い間畑には例のスイカが居座っていたために、植え付けが遅れてしまった。冬までに大きくなってくれるといいが。野菜たね キャベツ F1クリスタルキャベツ 1袋(3ml入)【キャベツ】【タネ】【種】価格:420円(税込、送料別)
2012.10.20
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アメリカの巨大キャベツ「F1 O-S Cross」を収穫した。これは、アラスカ州で栽培されている巨大キャベツで、品種名のO-Sとは、オーバーサイズド(oversized)の略らしい。ネット上で画像を検索してみると、大変大きな品種だということが分かる。この品種が果たして日本でもうまく作れるのか? というわけで作ってみたのがこちら。 オゥ、デカい(笑)。スコップと比べればいかに大きいかがお分かりいただけると思う。手に持ってみると、スイカみたいにズシリと重い。合計で4株収穫したが、いずれも日本で市販されているものに比べてはるかにでかいものが採れた。ただ、このところ仕事が大変忙しく、自炊する余裕が全くないため、知人3人に差し上げることにした。いずれもその大きさに驚かれ、自称(笑)園芸研究家としてはちょっと鼻が高かった(笑)。実はこのブログでは紹介していないが、2年前の神奈川県在住時代にも栽培に成功し、この時も巨大なキャベツが採れた。 さて、巨大キャベツと言えば、我が国にも札幌近辺で栽培されている「札幌大球」という品種があり、こちらも実際に栽培して巨大なキャベツを収穫したことがある。北海道やアラスカという、寒い地域で巨大なキャベツが採れるところが興味深いが、緯度が高い地域は夏の日照時間が長いため、それが関係しているらしい。 この系統の巨大キャベツを関東で栽培するコツだが、私の経験では、秋に種子を蒔いて晩秋に本葉が5~6枚の状態で畑に定植、そのまま越冬させて翌年の初夏に収穫する作型が合うようだ。つまり、収穫時期が一年のうちでもっとも日照時間が長い時期に来るようにするといいらしい。というわけでご参考まで。
2012.07.14
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6月10日に続いてコールラビ収穫報告第2弾。あれから1週間が経ち、青のほうはスーパーで売られているものと同じ大きさになり、紫のほうはやや生育が遅いものの、きれいに球形になってきたので、今日も収穫を行った。 私が中学生だったころから、この球状に膨らんだ形に興味を持ち、ようやく今になって栽培が実現したわけだが、実際に実物を見るとほんとに可愛らしい。なお、今回は借りている区画の、通路から離れた奥側で栽培していたのだが、次に栽培するときは通路側の目立つところで栽培して、周囲の注目を集めてみたいと思ったりもする(笑)。
2012.06.17
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5月27日に紹介した初挑戦のコールラビ。気温が上がってきたせいか成長が非常に早く、今日、早々と初収穫を迎えた。 今回収穫したのは青いほうだけだが、画像でお分かりのとおり、この丸く膨らんだ茎が何とも可愛らしい(*^^*)。現在の大きさはゴルフボールより少し大きいぐらい。実際にはもっと大きくなるのだが、あまり大きくなると固くなるので、とりあえず少々時期が早いがこの中から大きいものを3個選んで収穫した。 こちらは紫のコールラビ。青に比べるとやや生育は遅めだが、このペースだと来週末には初収穫を迎えられそうだ。 これが今回収穫したもの。初めての栽培だったのでうまくできるかどうか心配だったが、ちゃんと写真で見るあの独特な形をしている。そのうちの1個を皮をむいて生でそのまま食べてみたが、歯ごたえがよく、キャベツをまろやかにしたような味だった。2個目は細かく刻んでお好み焼きに隠し味として入れてみたが、まったく違和感がなく、コールラビを入れていたことも忘れるほど。まあ、コールラビはキャベツで言うところの「芯」が太ったものなので、案外和風料理にも合うのかもしあれない。あとの1個はサラダにする予定。紫のほうもどんな味がするのか楽しみだ。
2012.06.10
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2006年4月にブログを始めて以来、様々な野菜の栽培に挑戦してきたが、この春からコールラビに挑戦している。コールラビとはキャベツの仲間で、キャベツで言う茎の部分が蕪のように太る野菜であり、蕪甘藍とも呼ばれる。中学生のころから育ててみたいと思っていたが、このたびようやく実現することに。 キャベツに青と紫があるように、コールラビにも青と紫がある。今回はその両方を育てている。すでに株の根元がそれっぽく太りだしてきた。この時期は生育が早く、週末に手入れに行くたびに見違えるように大きくなっているのがわかる。さて、収穫が楽しみだ♪
2012.05.27
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昨年10月16日の日記に登場した、6年目の種子から発芽した富士早生キャベツ。その後、12月ごろに本葉が5,6枚になったところで自宅庭に3鉢定植、そしてその小さな苗は成田の厳しい冬の寒さの中をじっと耐えながら春を待っていた。ところがである。またしてもやつらにやられてしまったのだ。 Oh, sh*t! キャベツがヒヨドリに食われてボロボロに・・・(;_;)。神奈川在住時代から毎年キャベツを作っていたのでヒヨドリの被害については十分に知っていたつもりだったのだが、もう寒さも峠を越えたことだし、現在の住居は住宅街の中にあるために、大丈夫だろうと高をくくっていたのだ。そういえば、神奈川時代もヒヨドリの被害に遭ったは寒さのピークを越えた頃だった。まあ、いちおう、万が一に備えて対策はしてあった。植えた苗の数は「3鉢」なのだが、実はそれぞれに苗が2本植わっているので、今後は生育の良い方を残すことになっている。 とは言っても、やつらはまたやってくるはずなので、ビニール温室の網棚で防御することにした。なお、すぐそばにはカリフラワーも1株植わっていたのだが、こちらはまったくの無傷だった。キャベツやブロッコリーはヒヨドリの被害に遭いやすいが、カリフラワーのお味はヒヨドリのお気に召さないらしい。ともかく、皆様ご注意を。
2012.03.03
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ハクランという野菜をご存知だろうか? これはキャベツとハクサイを掛け合わせ、昭和33年に誕生した野菜である。キャベツとハクサイは同じアブラナ科の植物だが、縁が遠すぎるために掛け合わせても結実しない。そこをある特殊な技術を使って誕生したのがこのハクランだ。「ハク」は「千と千尋の神隠し」のハクではなく(笑)、もちろんハクサイのハク、「ラン」はキャンディーズのランではなく(笑)、キャベツの漢名の「甘藍(カンラン)」のランである。 私は、中学生の頃から園芸カタログにハクランが載っているの見ていたので、その存在は知っていた。ただ、どうもハクサイでもなくキャベツでもないその中途半端な姿(失礼)に興味が涌かず、育てようと思ったことがなかった。また、誕生が古い割には世間でもこの野菜が広く浸透した様子もない。 しかし、先日ふとこの野菜のことを思い出してネットで検索してみると、この情報網が発達した時代なのに、意外にも情報が極端に少なく、種子を扱っている業者も少ない模様。・・・と、ここで私の自称(笑)園芸研究家としての血が騒ぎ出したのだ。情報が少ないならぜひ私が育てて紹介しようではないか。というわけで入手したタネがこちら。 「岐阜交配 ニューハクラン」という品種だ。通常は7月に蒔いて11月から12月にかけて収穫するとのことだが、3月にハウス内で育苗し寒冷紗トンネルで栽培して6~7月に収穫するのも可能だそうだ。とりあえず私は3月蒔きで試してみるが、それで上手く行かなかったら7月にまた試してみたい。ただ、この種子袋の写真、結球が中途半端なハクサイかレタスにしか見えず、これではあまり売れないのではなかろうか? というわけで、私はカタログ写真にも使えそうな立派なものを収穫したい。
2011.11.19
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先週ポットに蒔いておいた富士早生キャベツの種子が発芽した。このブログを始めた年の2006年の秋に購入したもので、以後、余った種子は冷蔵庫に保存し、毎年必要な量だけを少しずつ取り出して蒔いていたが、驚いたことに今でも発芽率がほとんど落ちていない。 野菜の種子というものは、保存状態さえ良ければ、世間で言われているよりも長持ちするらしい。ちなみに、私は余った種子は、袋を折り曲げて茶封筒に入れ、そのまま冷蔵庫に保存している。取り出すときは、種子に水分が付くと発芽率が落ちると思われるので、種子が結露しないうちに素早く行う。こんな簡単な方法でこんなに種子が長持ちするとは、とっても得をた気分だ(^^)。ちなみに買ったのはアタリヤの1袋200円のもの。 さて、キャベツは品種を選べばほぼ1年中栽培が可能な野菜であるが、家庭菜園で作るなら、秋に種子を蒔いて小苗の状態で定植し、そのまま冬を越して春に収穫する作型が最も病害虫の被害を受けにくくて作りやすい。ただし、真冬にヒヨドリの被害を受けやすいが、網を被せれば済むことだし、アブラムシやアオムシなどよりはよっぽど防御が簡単だ。この富士早生はその作型にピッタリの品種だ。まだ種子が残っているので、全部しっかり使い切りたい。
2011.10.16
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北海道の札幌近郊で栽培されている巨大なキャベツ、「札幌大球甘藍4号」が貸農園で順調に生育している。札幌大球といえば、2007年にも「札幌大球」そのものに挑戦しているのだが、2008年3月3日にあえなく失敗宣言をする羽目に。が、気を取り直して今回は札幌大球よりもさらにジャンボな「4号」に挑戦。 前回、札幌大球の種子は、種子袋の説明どおり8月に蒔いたのだが、冬を迎える前に大きく生育してしまい、結球が始まったころに冬に突入、その後寒さのためかうまく結球が進まずに失敗に終わってしまった。 今回、札幌大球4号の種子を蒔いたのは昨年の10月の秋の深まったころ。本葉がわずか数枚という小さな苗の状態で越冬させ、この春に定植。気温の上昇と共に生育が活発になり、現時点ですでに株の直径は普通のキャベツの収穫時よりも大きくなっている。これは期待できそうだ。 なお、現在その札幌大球甘藍4号が植わっている場所の近くには、一昨年はちりめんキャベツのサボイエースを4株植えていた。今回、札幌大球4号は大きくなるということで3株にしたのだが、今の勢いだと3株でも窮屈そうだ。ともかく、今後の成長が楽しみである。
2010.06.10
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今日はイタリアのキャベツ「ベローナ」という品種を収穫した。葉っぱがややちりめん状になり、その表面が紫色に染まる日本では見られないちょっと珍しい品種だ。ただ、紫色をしているのは外側の葉みで、玉を一皮剥いてしまえば鮮やかな緑色の葉がお目見えする。昨年(2009年)の9月ごろに種子を蒔いて育ててきたもの。 これは昨年12月26日の姿。植えた苗は4株だったのだが、1株は定植後間もなく虫食いにやらたので、実際に育てたのは3株。が、播種時期がまずかったのか育て方に問題があったのか、そのうちの2株は玉があまり大きくならなかったため早々と収穫し、残った1株を今日収穫した。 最後の楽しみに取っておいた1株は普通のキャベツと同じぐらい大きく成長し、非常に貫禄のある姿となった。手に取ってみるとズシリと重い。さっそく料理に使ってみたい・・・と言いたいところだが、今日は畑の残渣(ざんさ)を剪定ばさみでザクザク切って整理していたところ、誤って指までザクッとやってしまったのだ(笑)。いや、笑い事じゃないな、こりゃ・・・。しばらく水仕事は控えなければならなくなった。皆様、刃物の取り扱いにはご注意を。 サボイキャベツ・ベローナ 種子
2010.01.23
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10月27日の日記に登場した、ちりめんキャベツ、別名サボイキャベツのサボイエース。あれから程よく結球が進み、ついに収穫に踏み切ることにした。 写真で見る限りは、その葉の縮れ具合がハクサイにそっくりなのだが、実物を触ってみるとまさにそれはキャベツ。そして、案外葉が固くてしっかりしている。 そして、キャベツといえば、お好み焼き。フランス料理に使われるサボイキャベツがお好み焼きに合うかどうか興味があったが、見かけも味もまったく違和感がなく、有機栽培だったためか、むしろ市販のキャベツよりも美味しく感じられた。 なお、今回の日記は手抜きヴァージョン(笑)になっている。実は、やっと日記を書き上げていざ投稿と言う段階になって、9年目になる私のWindows Meがまたもやフリーズしたのだ。今では1日に少なくとも数回はフリーズするため、そのたびに再起動が必要なので、大変なストレスとなる。ああ、新しいパソコンが買えるのはいつの日か・・・。
2008.12.28
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私は幼い頃から好奇心旺盛なので、いつも新しい植物に挑戦するのが好きだ。この秋には、ずっと前から育ててみたいと思っていたちりめんキャベツに挑戦している。 品種はタキイのサボイエース。写真で見る限りは、葉っぱがちりちりになって、キャベツというよりハクサイのようにも見える。この一風変わった品種に前々から興味を持っていた。フランスではポピュラーな品種らしい。そして、この種子の生産地もフランス。日本では「サボイキャベツ」とも呼ばれる。 本来の播種時期より約1ヶ月遅い9月上旬に蒔いたが、今のところ順調に育っている。もしも上手く収穫できたら、お好み焼きにして食べてみたい(笑)。フランス料理に使われるこのサボイキャベツ、お好み焼きとの相性はどうなのだろう? そういえば、最近気温が下がって朝がサボいなあ~。ナンチャッテ(笑)。
2008.10.27
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昨年(2007年)の夏の終わりごろに種子を蒔いて育ててきた紫芽キャベツのファルスタッフ。1月20日の日記では、なかなか結球してくれないという趣旨のことを書いたが、どうも今回の栽培は失敗に終わりそうな気配・・・。 脇芽はそれなりに出ているのだが、ほとんど結球せずに葉が展開してしまっている。やはりイギリスからやってきた品種だっただけに、日本の気候に合わなかったのだろうか? それとも、肥料が足りなかったからなのか? 実は、追い肥は1回しかやっていないので、その辺のところに原因があるのかもしれない。 というわけで、近々引き抜いて次の作物を植える準備に取り掛かりたい。私は、失敗したと判断した作物はすぐに切り刻んで畑に梳きこむことにしている。もったいないのだが、畑の面積に限りがあるので、早めに見切りを付けるようにしている。それにしてもこのファルスタッフ、厳寒期には濃い紫色に色付いて、観葉植物として(笑)私の目を楽しませてくれた。
2008.03.17
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8月中旬に種子を蒔いて育ててきたキャベツの札幌大球。ついに収穫の時を迎えた。実際には、収穫したのは2月23日(土)なのだが、体調不良だったことと、会社の飲み会があったこと、その後日、会社の人とまた飲みに行ってしまったこと、パソコンが不調だったことなど災難が続いてしまい、紹介が遅れてしまった。 当初は4株植えていたのだが、収穫できたのはこれ1個のみ。あんなに期待していたのにこれ1個だけ。あとはすべてボツとなってしまった(泣)。改めて、前回の2月13日に紹介したときの画像を見てみたい。 左端の株は、結球不良によりボツ。そのお隣は、芯が腐ってしまったために廃棄処分。そのさらにお隣は、一見して正常に結球しているのだが、この後、寒さのために凍傷になってあえなく腐ってしまった。しかも、思いのほか中身がスカスカ。結局、収穫できたのは右端の株だけ。とりあえず今回収穫したものは、見かけだけは市販品の普通のキャベツぐらいの大きさになってくれたが、手で押してみると中がスカスカ。ちょっと今回の栽培は失敗だったかもしれない。 それにしても、種子袋の播種時期の表を信じるならば、中間地では8月中旬に種子を蒔けば、翌年5月下旬に収穫を迎えることになっているのだが、本当にあの表はあれで合っていたのだろうかと思ってしまう。まあ、そもそも北海道の品種を関東で栽培すること自体に無理があったわけで、今度は播種時期を変えて試してみようかと思っている。失敗もまた経験と思えばいいか。それにしてもちょっと残念・・・。
2008.03.03
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昨年(2007年)12月31日に紹介したキャベツの札幌大球。あれからさらに結球は進んだのだが、寒さが厳しくなってきたせいか、外葉が黄色くなってきてくたびれた様子。 とりあえず、4株植えたうちの右の2株は結球しているが、左の2株がちょっと様子がおかしい。特に左から2番目の株は、一旦結球を始めたのに、いつの間にか葉がほぐれて開いてしまった。 よく調べてみると、なんと芯が完全に腐っていた・・・(泣)。残念ながらこの株は完全に収穫不可能ということになり、間引くことにした。そのお隣の株は今のところゆっくりと結球が進んでいるが、実はちょっと懸念していることがある。それは、春に「とう」が立つこと。 秋に蒔くキャベツは、本葉が10~15枚程度の大きさで越冬させるのが良いとされているらしい。それ以上大きな苗で越冬すると、春にとうが立つ確立が高くなるという。しかし、私の札幌大球は、種子を蒔いたのが去年の8月中旬で、秋が終わるころにはすでに結球を始めるほどの大きさ。このまま春を迎えると、とうが立つ可能性が高い。 私が買った札幌大球の種子袋の説明によると、北海道では5月上旬~6月中旬にかけて種子を蒔き、9月中旬~11月上旬にかけて収穫することになっている。そして、中間地では8月中旬~10月上旬に種子を蒔き、翌年の5月下旬~8月上旬にかけて収穫するとのこと。 その表示の通り、私は8月中旬に種子を蒔いたのだが、現時点では普通のキャベツなら十分収穫可能なぐらいの大きさに結球している。果たしてこのまま5月下旬まで結球を続けてくれるのだろうか? とうが立ってしまったら、せっかくの苦労がパーになる。本当にこの説明を信じていいのか自信がなくなってきた・・・。 もっとも、私の住む場所は、この表の区分の中間地と暖地の境界線に近い微妙なところにあるのだが・・・。 それより、あまり長く畑に居座られると、次に植える作物の予定が立たないので、いっそのこと今収穫してしまって、次回は北海道に合わせて5月に蒔くか、あるいは逆に秋遅くに蒔いて苗の状態で越冬させてみようかと思う。
2008.02.13
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昨年(2007年)12月4日の日記で紹介した紫芽キャベツのファルスタッフ。あれから生育が進んだのと気温が下がったのとで、驚くほどの変貌を遂げた。 前回紹介したときから1ヵ月半しか経っていないのに、寒さが厳しくなるにつれて色が濃くなり、葉の形も変わってしまって、以前の写真とはまるで別の植物のよう。しかし、紛れもなくまったく同じものであるが、短期間でここまで変わるとは思っていなかったので驚いている。 さて、このファルスタッフ、以前も書いたとおり、普通の青い芽キャベツに比べて姿形がかなり異なる。普通の芽キャベツに比べて茎が細く、節と節の間隔が長い。そして、支柱がないと倒れてしまう。 普通の芽キャベツを育てたときは、すでにこの背丈の時から結球が始まっていたが、このファルスタッフはまだその気配がない。イギリスから取り寄せた品種なので、もしかして気候や土地が合わないのだろうか? 畑に行ってファルスタッフを見るたびに、早く結球してくれないものかと気持ちが焦ってしまう。私の頭にはいつも「結球! 結球! 結球!」の言葉が飛び交う。そんな時、天からのお声が。 ハ~イ、あわてないあわてない。一休み一休み。それは結球やのうて「一休」やちゅうねん! お後がよろしいようで(笑)。ま、本当に結球するまで一休さんの言う通りにのんびり待つとしよう。え、面白かった? じゃあね~♪ ・・・ナンテネ(^^;)。
2008.01.20
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9月15日の日記で紹介したキャベツの札幌大球とレッドエーカー。定植以来、それぞれに順調な生育を見せ、レッドエーカーは早くも収穫を迎えることとなった。 このようにレッドエーカーは、なかなかエーカんじに・・・じゃなくて(笑)、いい感じに結球している。画像では小さく見えるが、実際に手に取ってみると、中身が詰まっているのかずっしりと重い。本当はもう少し大きくしてもよかったのだが、もともと紫キャベツは大量に食べるものではないので、早めに収穫することにした。 そしてこちらが日本三大巨大野菜(?)の1つ、札幌大球。現在のところ、市販されているキャベツとほぼ同じぐらいの大きさに結球しているが、寒さが厳しくなってきたせいか、やや生育のスピードが落ちた模様。北海道特産の品種とはいえ、さすがに寒いと成長が鈍るようだ。そういえば、北海道での旬は10~11月ごろらしい。来年はもう少し種子を早く蒔いてみようと思う。 ところで、「日本三大巨大野菜」というのは、私が勝手にそう呼んでいるだけなので、念のため(笑)。ちなみに、あとの2つは自分的には桜島大根と富山名物の黒部スイカ。下仁田ネギも仲間に加えたいが、巨大と言うにはまだインパクトに欠ける。で、現在は私の畑では札幌大球と桜島大根と下仁田ネギが同時に育っているわけで、黒部スイカは季節の関係上、同時に収穫を迎えられないのがちと残念。でも、いつかは挑戦したいと思っている。
2007.12.31
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昨年(2006年)の12月11日に、芽キャベツを紹介。この時、いつか紫色の芽キャベツを育てたいと書いていたが、それがめでたく実現することに。品種はイギリスから入ってきた「ファルスタッフ」。実は今年の春に入手して蒔いてみたのだが、発芽率が良くて生育が旺盛だったのに、気温の上昇とともにアオムシの被害が大きくなり、あえなく栽培を断念することに。刈り取って畑の肥料になってもらった(笑)。そして気を取り直して夏の終わりごろに改めて蒔いて育ててきたのがこちら。 芽キャベツの紫色の品種ということだが、その割には葉の質感が普通の緑の芽キャベツと違うような気がする。それに、画像では分かりにくいが節と節の間が普通の芽キャベツに比べて広い。こうして画像を見てみると、芽キャベツというよりコールラビに似ているようにも見える。もしや紫のコールラビでも交配されているのだろうか? ともかく、今後の成長が楽しみだ。
2007.12.04
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7月16日の日記で紹介したキャベツの札幌大球の種子。その後、畑に種子を蒔いて苗を育成。今日、定植を完了した。 奥の畝に植わっているのが札幌大球で、手前にあるのが同時に種子を蒔いて育成した紫キャベツのレッドエーカー(Red Acre)。そして、お約束の土地不足によりまたもや密植栽培(笑)。 さて、このレッドエーカーは、種子袋の説明によると、玉の重さは0.8~1.1kgとのことで、普通のキャベツよりは若干小ぶりのようである。これに対して、札幌大球はあの北海道特産の巨大キャベツなので広いスペースが必要。しかしこの画像では、札幌大球よりもレッドエーカーの方が株間が広く見えるのは気のせい? まあ、えーか(笑)。
2007.09.15
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【その他中国野菜】 固定種 カイラン [春まき野菜のタネ] 今日は中国野菜のカイラン(芥藍)を収穫した。これはキャベツに非常に近い仲間で、葉ではなくて茎を食用にする野菜。ずっと前から作ってみたかった野菜で、このたびそれが実現した。ただ、昔から種子が出回っている割にはあまり栽培されない?のか、カイランの畑の画像がほとんど見当たらない。ということで、カイランが畑に育つ貴重な?画像をここに紹介。 生育にばらつきがあるのは種子を3回に分けて蒔いたからで、こうすれば収穫時期がずれてくれるので都合がいい。今日はこの中からもっとも太い3本を収穫。これからも間引きながら収穫していく予定。 これが本日収穫したもの。茎のもっとも太い部分が2~3センチぐらいになる。豚肉との相性がいいとのことなので、今夜のおかずは野菜炒めに決定。どんな味なのか楽しみだ。 さて、栽培上の話だが、種子袋の説明では蒔き時が暖地で4月中旬~8月下旬、寒冷地で5月上旬~8月上旬となっている。キャベツの仲間とはいっても南方系の野菜なので、暑さに強くて寒さには弱いらしい。まだ種子が手元に残っているので、スペースに余裕があればあと1回ぐらいは蒔いてみたいところ。余談だが、平日は仕事が忙しく、あまりいろんなブログをカイランならぬ回覧している余裕がないのが残念だ(笑)。ああ、またつまらぬことを言ってしまった・・・(笑)。
2007.09.01
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先日、キャベツの札幌大球のタネを入手した。これは札幌近郊で栽培されている巨大なキャベツで、現在主流になっているF1種ではなく固定種である。ネット上の情報では、なんと1個で20kgにもなることがあるそうな。ただ、私が入手した種子袋の説明では4kgとある。この差は一体何??? その種子を売っていた業者では、ほかに「ジャンボ甘藍」や「白五貫目」という、さらに大きくなる品種があったが、あまり大きくなりすぎても持て余してしまうので、とりあえず札幌大球を選んだ。 ところで、北海道は気温が低いイメージがあり、確かにその通りなのだが、なぜか北海道の植物は何もかもが大きい。冬が長くて夏が短いから生育期間が短いはずなのだが、どんな植物でも、雑草でも樹木でも、本土で見られるものよりもはるかにでかい。どうも、緯度の関係で夏の日照時間が長いところに理由があるらしい。そういう気候風土だからこそこのような巨大なキャベツが育つのだろう。同じく緯度の高いアメリカのアラスカ州にも巨大キャベツが存在し、こちらは画像で見る限りでは札幌大球よりもはるかにでかい。 というわけで、札幌よりは緯度の低い神奈川でどこまで大きくなるのかが非常に楽しみである。
2007.07.16
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3月11日の日記で紹介した富士早生キャベツの定植。当初は5株植えたのだが、定植にはちょっと早いのではないかと思うほど小さな苗だったので、保険のためにもさらに2株追加して7株にした。その後、特に手入れもしていないのだが異様に生育が良く、定植から約2ヵ月半で驚くほどの変貌を遂げた。定植前に落ち葉、堆肥、鶏糞、油粕をたっぷりすきこみ、約2ヶ月間熟成させたのが功を奏したらしい。ここで定植当時と現在の姿を比べてみたい。まずは定植直後の姿。そして、次が現在の姿。 ほぼ同じアングルで撮ったので、いかに大きくなったかがお分かりいただけると思う。そして、今日は1株収穫したので、そのキャベツを抱えてちょっと記念撮影。 本当は収穫にはまだ早いが、こんな巨大なキャベツが7株もいっぺんに収穫を迎えたのではとても食べきれないので(笑)、順次収穫することにした。今日の夕食はお約束のお好み焼きに決まり(笑)。 ちなみに、この富士早生は固定種。近年は生育旺盛なF1種が主流になっているが、この富士早生を育ててみて、固定種の底力というものを改めて知った。アタリヤのタネだっただけに、これは当たりやね(←関西弁で ^^;)。
2007.05.20
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3月17日の日記で紹介したキャベツ。あれから約1月半が過ぎ、あの時のヒヨドリの食害のダメージから回復し、ようやく1個収穫にこぎつけた。が、しかしこのキャベツ、なんだか様子がおかしい。一見、よく育っているようだが、右側の株にご注目。 よく見ると玉の先端がとがっていて、円錐形になっている。もしやこれはタケノコ型キャベツの「みさき甘藍」!? たしかこれは普通の丸キャベツの「金系201号」として苗を買ったはず。もしやラベル表記が間違っていたのか? それとも、玉の中から「とう」が立って先がとんがったのか?真相は開けてみないと分からない。 とりあえず、玉の大きさそのものは市販品に匹敵するぐらいになり、ずっしりと重いので満足はしている。今日の夕食はお好み焼きに決まりだ♪
2007.05.02
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3月18日に紹介したお好み焼きに続き、紫キャベツの料理ネタ第2弾。今度は肉野菜炒めを作ってみた。が、今回は紫キャベツ100%ではなく、ほかに使った野菜はタマネギ、ニラ、エリンギ、そして隠し味?としてギョウジャニンニクの葉っぱを少々。で、出来上がった肉野菜炒めはこちら。 前回のお好み焼きほどではないが、やはり視覚的にはあまり食欲をそそらないお色(笑)。なんだか紫色のマジックで着色したキクラゲみたいだ(笑)。ただ、味そのものはいたって普通のキャベツと同じで、色さえ気にしなければ美味しく食べられる。 それにしても、紫キャベツを料理に使って思ったのは、紫キャベツはサラダの脇役にはふさわしいが、料理の主役にはなれないんじゃないかということ。紫キャベツ100%の千切りなんて、色が毒々しいったらありゃしない(笑)。主役になれるのは、理科の実験のときだけか(笑)。
2007.03.23
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