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白菜の固定種「松島新二号白菜」を収穫。8月に種子を蒔いて育ててきたもので、スーパーに売られているものと同じぐらいの大きなものが採れた。 ちなみに、この品種は2017年12月16日の日記の日記にも登場している。が、当時は種まきのタイミングが遅かったせいか、満足のいくものが収穫できなかった。その当時の種子を冷蔵庫に保存して、4年ぶりに再挑戦。今回は上出来。 キャベツなどは品種によっては少々播種時期がずれても何とかなることが多いが、ハクサイはそうはいかない。播種時期が夏真っ盛りの7~8月頃で、苗の定植時期が残暑の残る9月なので、暑さにやられやすいところが少々難しい。が、今回は満足のいく出来栄え。画像ではわかりにくいが、スーパーに売られているものと同じぐらいの立派なハクサイが採れた。 なお、1枚目の後ろに写っているものは、サボイキャベツ、いわゆるちりめんキャベツだ。こちらも収穫できるのを楽しみにしている。
2021.12.18
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私はほぼ毎年ニンニクを栽培しているが、春になって花芽、いわゆる「とう」が立ってくると、球根を太らせるために容赦なく剪定ばさみで切り取っていた。しかし、品種によっては花茎が長く伸びるものがあり、ふと、これを「ニンニクの芽」として収穫してみようと思い立った。 これが、現在とうが立ったニンニク。品種は遠州極早生。静岡県遠州地方で栽培されている品種。ニンニクそのものは「紫々丸」という品種に非常に似ているが、同時に栽培している紫々丸は現在ほとんど「とう」が上がっていないので、別品種のようだ。 そして、収穫した「とう」から花芽を取り除き、花茎を食べやすい大きさに切り、準備完了。「こてっちゃん」と共に、中華鍋で炒めることにした。 というわけで、出来上がり。見栄えだけはプロっぽい(笑)? お味の方は、おお、うまい! ただ、私の調理法に問題があったのか、それともニンニクの芽専用の品種ではないためなのか、若干スジッっぽさがあるのは否めない。それでも、シャキシャキとした食感が楽しめた。もうすぐ収穫になるニンニクそのものの出来栄えも楽しみだ。
2021.04.18
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7月14日に紹介したカボチャの「つるなしやっこ」がついに初収穫を迎えた。しかしこの品種、前回も書いたのだが、どこがつるなしなんだと言いたくなるほど生育が旺盛。市民農園の近所の区画で栽培されている普通のつるありカボチャに比べれば確かにつるは少ないが、それでも、つる「なし」ではない。どこが「つるなし」なんだと疑いたくなる(笑)タキイのカボチャ「つるなしやっこ」を収穫。市販品と同じぐらいの大きさ。あとはしばらく追熟してじっくり賞味したい。あと3個ほど着果しているのでそちらの収穫も楽しみ。それにしても、これを「つるなし」と呼ぶにはどう見ても無理があると思うのだが。 https://t.co/iSCNwFKq9X pic.twitter.com/EWo3poEYs1— 園芸侍 (@engeisamurai) August 16, 2020 とりあえず、収穫できたカボチャの実は、市販品のように立派。あとは、2週間以上追熟して、じっくりと賞味したい。
2020.08.16
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今年の4月27日の日記で紹介したタキイのカボチャ、「つるなしやっこ」。ほんとに「つるなし」なのかと疑いつつ(笑)、栽培を開始して早2か月半。結論から言うと、どこが「つるなし」なんだ?と言いたいほど良くも悪くも旺盛に成長している。 ご覧のとおり、普通につるが伸びてしまっている。それでも普通のつるあり品種に比べれば樹勢は大人しいようだが、まぎれもなく「つる」が伸びている。 つるなしと言えるのは、根元から数十センチの部分だけのようだ。この部分だけは、節間(せつかん)が詰まっていて、ズッキーニにも似ている。確かにこの部分だけはまぎれもないつるなしと呼べる。しかし、その部分を過ぎれば、旺盛につるを伸ばしている。この品種を「つるなし」と称するのは、誇大広告?ではなかろうか? ねえ、タキイさん(笑)。「つるなし」と称するからには、ズッキーニのようなものを想像していたが、ほんとにどこがつるなしなんだとボヤきたくもなる(笑)。まあ、ともかく、収穫を目指して今後も世話を続けたい。そう言えばズッキーニは一度も作ったことがないので、来年あたりに挑戦してみるかも。
2020.07.14
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2006年にブログを始めて以来、様々な植物の栽培に挑戦し、もちろん野菜でも様々なものを栽培してきた。が、まだ主要な野菜でこのブログに登場していないものがいくつかある。その一つがカボチャだ。接ぎ木の台木として登場したことはあるが、普通栽培では登場したことがない。実は2007年前後、1度だけカボチャを栽培したことがあったのだが、あまりにも蔓の勢いが強くて縦横無尽に広がったため、途中で栽培を打ち切ったことがある。それ以来、カボチャを栽培したことはなかった。しかし、近年、無性に(笑)カボチャが栽培したくなり、選んだ品種がこれ。 タキイの「つるなしやっこ」である。品種名に「つるなし」とあるが、ネットの情報ではそれなりに蔓は伸びるようで、それでもカボチャとしてはコンパクトにまとまるらしい。というわけで、この「つるなし」と称する品種が、どんな姿に育つのかを非常に楽しみにしている。
2020.04.27
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今年の4月は千葉県成田市より神奈川県海老名市へ転勤。それに伴って市民農園も転居(?)し、新しい畑を紹介したのが今年の6月30日。その後、当ブログでの野菜の話題が途絶えていたが、とりあえず現在の畑の状態はこんな感じだ。 借りている区画の半分以上を下仁田ネギで占めていて、その下仁田ネギはもうそろそろ収穫時期を迎えようとしている。ただ、土質の関係からか(後述)、今年は育ちが今一つ。あとは、区画の奥の方にニンニクとタマネギが少々植わっている。 で、長い間野菜の話題が途絶えていてた理由なのだが、諸事情により野菜作りのモチベーションが下がっていた(笑)ことによる。まず、敷地が過去に借りてきた市民農園に比べて小さい。そして、土質は過去に借りてきた農園の中では異様に固く、晴れた日が続くとコンクリートでも混ぜたかのようにカチカチに固まってしまう。それから、車でのアクセスがしづらい。そんなわけで、野菜作りのモチベーションが下がってしまった。 とにかく土が固く、上の画像でお分かりの通り、大きな土の塊がゴロゴロしている。これを一つ一つ砕いていくのは実に面倒だ。砂のようにサラサラだった成田の土とは全く対照的だ。しばらくは有機物を漉き込んで土壌改良に励みたいところだが、海老名の市民農園は、契約してから3年で一旦解約し、新規に応募しなければならないことになっている。その時に、前と同じ区画を借りることはできないと聞いている。ということは、せっかく土壌改良しても、その努力が報われないことになる。そういうことも含めて、どうも今の畑では野菜作りの意欲が湧かないというのが実のところだ。まあ、野菜作りにかける時間が減った分、今年は山登りに力を入れたので、それはそれで良かったかもしれない。
2019.12.07
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今年4月に、千葉県成田市から転勤のために神奈川県海老名市へ転居。成田で借りていた市民農園は6月末まで借りることになっていたので、しばらくは1,2週間おきに海老名と成田を往復する生活が続いていたが、このたび畑の作物をすべて収穫して更地に戻し、新たに海老名で市民農園を借りることとなった。すでに申し込みは済ませていて、7月1日から借りる契約となっていたのだが、下見のために私が借りることになっている区画を見に行ってみた。しかし・・・ なんじゃこりゃ(笑)??? その区画はしばらく使われていなかったようで、草ぼうぼうになっているではないか。ということは、しばらくの間は草むしりに追われることになる。やれやれ・・・。 ところで、2006年4月のブログ開始以来、市民農園歴は、神奈川県秦野市、千葉県成田市、神奈川県座間市、再び千葉県成田市、そして、今回の神奈川県海老名市で5回目。ただし、今回の海老名の市民農園は借りられる期間が決まっていて、2022年(令和4年)の2月末には、一旦契約を終了して、新たに市民農園に応募しなければならない。ということは、その年度だけはタマネギや春キャベツなど年度をまたぐ作物が作れないことになる。毎年タマネギを作っているので、これはちと頭が痛い。その年だけはタマネギ栽培をあきらめるしかない。あるいは他市の、市外在住者が無期限で借りられる農園を探す手もある。以前借りていた秦野の農園がまさにそれだが、さすがに海老名から毎週通うのはきつい。なんとか近場にあればいいが。 というわけで、今回借りた海老名の市民農園。土質は以前借りていた座間市の農園と同じく粘土質なので、下仁田ネギが良くできるのではないかと期待している。
2019.06.30
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昨年の9月24日の日記で、7年前に買って冷蔵庫に保存していた本紅金時人参の種子の発芽について紹介した。ニンジンの種子は野菜の種子の中でも短命の部類に入り、私が蒔いた種子の発芽率は、推定8%という結果になった(笑)。 冷蔵庫に保存していたとはいえ、さすがに年月の経過には逆らえなかったようだ。しかし、発芽した僅かな種子は、その後順調に生育した。 こちらは昨年の12月1日の様子。あのみすぼらしい(笑)発芽の様子が嘘のように、ワサワサと葉を茂らせている。この様子だと、収穫が期待できそうだ。 というわけで、本日、待望の収穫を迎えた。期待通りの出来栄えだ。現在スーパーに出回っているニンジンは西洋系が主流だが、この本紅金時人参こそ、まさに日本の伝統美と言うべき美しい赤い色をしている。畑から抜いた時からニンジン特有の香りが漂っていた。さっそく今夜はビーフシチューの具に使ったが、全く違和感がなく、実に美味しく頂いた。ちなみに、ビーフシチューを作るときは、肉は必ず和牛か国産牛を使っている。現在ではおせち料理など限られた時期にしかお目にかかれなくなってしまったこの品種、こういう品種こそ家庭菜園で楽しんで頂きたいと思う。
2019.01.13
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今日は市民農園でチンゲンサイを収穫。チンゲンサイといえば、中国野菜の定番中の定番である。品種は固定種の「中生チンゲンサイ」。昨年の11月25日にも紹介しているが、前回に比べて今回は出来が良い。 このチンゲイサイ独特の形、非常に愛おしく感じる。温室栽培のものに比べて葉は分厚くて葉柄は硬く引き締まっていて、いかにも栄養が凝縮されてそうな出来栄え。今回も中華スープにして食べたが、生ではやや硬めなのに、煮込むととろけるように柔らかくなる。 ところで、チンゲンサイは漢字で書くと「青梗菜」なのだが、どうも中国ではあまりこの名称では呼ばれていないらしい。検索して調べたところ、青梗白菜、青江白菜、青江菜、上海青、上海白菜など様々な呼び名があるようで、どうも中国語圏には統一された名称がない(?)らしい。「青梗菜」で検索すると日本のサイトばかりがヒットする。英語表記もBok Choi、Bok Choy、Pak Choi、Pok Choiなど、複数の表記がある。ちなみに、日本では「チンゲンサイ(青梗菜)」の名称に統一されたのはそう昔のことではなく、私が小学生の頃は、園芸関係の書籍に「青茎パクチョイ」の名で紹介されていた記憶がある。 まあ、ともかくこのチンゲンサイ、見れば見るほど形が可愛らしく、比較的短期間で収穫できるので、家庭菜園にはお勧めである。いつか、青茎でない方の「パクチョイ」も栽培してみたい。
2018.12.08
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2年前の2016年12月18日に、日本ホウレンソウを紹介したことがあった。あのホウレンソウは、2012年に種子を買い、余りを冷蔵庫に保存しておいたものを蒔いたもの。まだ種子が余っているので、今年も蒔いてみた。 驚いたことに、6年経っているのに、発芽率がほとんど落ちていない。やはり、種子は冷蔵庫に保存すれば飛躍的に寿命が延びるようだ。日本ホウレンソウはアクが少なく、葉が軟らかくて私のお気に入り品種である。現在主流になっている西洋系ホウレンソウに比べて姿が華奢で見栄えが良くないため、スーパーにはほとんど出回らない。それだけに、家庭菜園には超お勧め。ただし、美味しい品種なだけに、1月に入った頃からヒヨドリの標的にされるので、それまでに収穫されたし。
2018.12.01
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今から7年前の2011年12月14日の日記で、本紅金時人参を紹介したことがあった。おせち料理など和風料理に使われる日本在来のニンジンである。あれから、余った種子を冷蔵庫に保存してはいたものの、なかなか栽培する機会がなく、今年の8月に7年ぶりに冷蔵庫から出して蒔いてみた。 ニンジンの種子の寿命は、野菜の種子の中でも短命な部類に入り、1,2年しか持たないらしい。しかし、今までの経験上、種子を冷蔵庫に保存すれば飛躍的に寿命が延びて、タマネギが6年、キャベツなら10年経っても発芽した事例がある。で、ニンジンは果たしてどうなのか? さすがに冷蔵庫に保存したとはいえ、かなり発芽率が落ちていると予想していたが、あえてこのタブーに挑んでみた。 蒔いた種子の数は数えていないが、長さ約60cmの溝3列に、種子を約1cm間隔で蒔いたとして、単純計算で60×3=180粒蒔いたことになる。さて、これでいったい何粒発芽するのかが興味深かった。 こちらが発芽した様子。ざっと数えて発芽したのは15粒ほど。ということは、発芽率は約8%(笑)ということになる。やはり極端に発芽率が落ちている。しかし、7年経ってもゼロにはならないことが実証された。というわけで、せっかく発芽した本紅金時人参、またあの真っ赤なニンジンが収穫できるのを楽しみにしている。
2018.09.24
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昨年の4月2日の日記で、市民農園のお隣さんの侵入に悩まされている話を書いた。当時、お隣さんとの境界線に数十センチ間隔で支柱を建て、鳥よけのテープを張り、しばらくは隣からの侵入はなく、とりあえずは安心していたのだが、またしてもやられてしまった。 鳥よけのテープが切れており、私の区画のタマネギの畝が見事に踏みつぶされている。鳥よけテープは上下に2本張っており、2本同時に切れたとは考えにくい。もしや、故意に切ったのではないかと疑いたくもなってくる。 そして、支柱が2本傾いており、いや~な予感がして抜いてみると、根元が曲がっているではないか。まったく、あのクソジ○イ! お隣さんはこちらに作物が植わっているのにお構いなしに踏んづけてくれる。もしや認○症なのか? この区画を借りてから2年経つが、お隣さんとはお互いに畑に来るタイミングが違うため、この2年間でお隣さんの姿を見たのは1度だけ。ほんとに腹立つ。 今まで転勤のたびにその地元の市民農園を借りてきたが、なぜかお隣さんには恵まれず、いつも隣からの侵入には悩まされてきた。共通するのはすべて年配の男性だということ。自分があの年代になっときは、ああいう人間にならないように気を付けたいものだ。
2018.03.18
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神奈川県秦野市在住だった2010年11月22日に、「博多かつを菜」を紹介したことがあった。これはかつおだしのような旨味がある菜っ葉なのだが、久しぶりに栽培することにした。 前回栽培した時は、その直後に茨城県水戸市へ転勤になったりして、結局ほとんど収穫できずに終わってしまったが、今回はじっくりと育てることができた。早速、鍋物にして食べたが、そのゴツゴツにた見かけとは裏腹に、柔らかくて旨味のある食感を楽しんだ。お雑煮にすると相性が良い。博多では良く出回るらしいが、関東ではスーパーの店頭に並んでいるのを見たことがない。それだけに家庭菜園に超お勧め。【その他の菜類】かつお菜〔固定種〕/小袋価格:216円(税込、送料別) (2018/1/7時点)
2017.12.24
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今年はハクサイの「紫奏子」という品種に挑戦した。これは葉が紫色になるという珍しいハクサイだ。ハクサイは漢字で「白い菜」と書くわけで、この紫色のハクサイを漢字で書けば「紫白菜」ということになるが、これは「白花紫蘭」や「葉玉葱」と同じぐらい矛盾した名前だ(笑)。 か、しかし、この初挑戦の紫奏子、残念ながら失敗だったようだ。キャベツと違ってハクサイは播種時期が限られており、ちょっと時期がずれただけで失敗してしまう。今回は播種時期が遅かったようで、まったく結球していない。1枚目の画像の後ろに植わっているのは、普通のハクサイの「松島新二号白菜」だが、かろうじてハクサイらしい形にはなっているが、こちらも播種が遅かったようだ。というわけで、来年は播種時期をもう少し早くして再挑戦したい。結球しなかった紫奏子は、ハボタンではないが、観賞用としてしばらく畑に置いておきたい(笑)。ふと思ったのだが、これを観賞用に品種改良すると、ハクサイ版のハボタンができるのではなかろうか(笑)。
2017.12.16
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10月1日の日記で紹介した、野沢菜の「寺種」と「サカタの”種”」。寺種とは、野沢菜発祥の地の長野県の野沢温泉村の「薬王山健命寺」で代々採種されてきたもので、まさに由緒正しい種子。「サカタの種」は、文字通りサカタのタネから発売されているもので、種子の生産地は中国。それぞれに初期の頃から非常に発育が良かったのだが、面白いことに中盤辺りから性質の差が表れ始めた。 この画像は12月9日の状態。画像の左半分が「寺種」で、右半分が「サカタの種」である。ご覧の通り、「寺種」の方が「サカタの種」よりも生育が良く、葉の緑も濃い。これはなかなか興味深かった。 こちらは1枚目の画像とは反対側から撮影したものだが、やはり「寺種」の方が明らかに大きく葉の色も濃い。「サカタの”種”」も、元を辿れば「寺種」に辿りつくはずだが、違う場所で採取を続けているうちに、性質が変わってしまったのだろうか? ただ、サカタの種の名誉のために言えば、この種子は5年前のものを冷蔵保存しておいたものなので、種子の鮮度の影響もあるのかもしれない。ちなみに、2枚目の画像の手前右側は「かつお菜」、左はチンゲンサイである。 といわけで、この日は寺種の方を収穫。非常に出来が良くておそらく本場ものに近い大きさではなかろうか。根もかなり太く、一般に出回るニンジンよりも太い。早速、自宅で漬け込むことにした。出来上がりが楽しみだ。 なお、同じ品種で採取元が違う野菜を栽培した事例としては、下仁田ネギでサカタのタネ、カネコ種苗、本場下仁田産の種子を「競作」した事例がある。この時も、本場産が最も生育が良いという結果となった。詳しくは、2007年12月12日の日記を参照されたし。
2017.12.09
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今日はチンゲンサイを収穫した。品種は固定種の「中生チンゲンサイ」。チンゲンサイを本格的に育てたのは、今回が初めて。正確には、中学生か高校生の頃に育てたことがあるが、その時は庭の片隅に種子を蒔いただけで、結局上手く育たずにそれっきりになってしまった。今回は小ぶりだが、なかなか良い具合に育ってくれた。 種子を蒔いたのは、9月30日か10月1日のどちらか。こういうブログを書いているくせに、実は正確な記録を取っていない(笑)。時期的には間違いはなかったはずだが、今年の秋は長雨と2回の台風で生育が今一つだったことに加えて、初期の頃にアオムシの食害に遭ったこともあって、出来栄えはやや小ぶり。 それでも、いかにもチンゲンサイらしい姿に育ってくれた。スーパーに売られている温室栽培のものに比べて、葉も葉柄も分厚くて硬く、全体的に引き締まっている印象。早速、中華風スープにして食べてみたが、収穫時は硬いと思っていたのに、加熱調理すると実にとろけるような柔らかさに。しかも、スープの味が良くしみ込んでいて実に美味しく頂いた。今度は、もう少し早く種子を蒔いて、大きなものを収穫したい。
2017.11.25
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私は2012年と昨年の2回、野沢菜の栽培に挑戦したのだが、いずれも播種時期が遅く、本来のおよそ3分の1の大きさまで育ったところで寒さが来てしまい、大きく育たなかった。昨年は確か10月下旬に蒔いてのだが、やはり遅すぎた模様。当時の様子は昨年の12月11日に紹介している。で、今年は適期に蒔いてみようということで、9月18日に播種を完了。今回使用した野沢菜の種子は2種類。まず一つ目は「寺種(てらだね)」と呼ばれるもの。野口種苗で入手。 この寺種は、なんと、野沢菜発祥の地、長野県の野沢温泉村の「薬王山健命寺」で代々受け継がれてきたという、まさに由緒正しい野沢菜の種子なのだ。昨年、この種子の存在を知り、ぜひぜひ育ててみたいと思っていた。 もう一つはサカタのタネから発売されている、文字通り「サカタの”種”」である(笑)。これは5年前に購入し、蒔いた残りを冷蔵庫に保存しておいたもの。種子の生産地は中国となっている。 9月18日に播種し、上の画像2枚は9月30日に撮影したもの。上が「寺種」で下が「サカタの種」であるが、現在のところ全く見分けがつかない。サカタの種は5年前のものなのに、発芽率がほとんど落ちていない。中国で採種された「サカタの種」も、元を辿ると「寺種」に行きつくはずだが、それぞれに形質に差異が出るのかどうか、これからも観察したい。
2017.10.01
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このブログを始めて11年半が過ぎ、様々なジャンルの様々な植物を育ててきたが、未だかつてラッキョウは育てたことがなかった。もともと、私はラッキョウがあまり好きではない。かといって嫌いというわけでもなく、レストランのカレーの付け合わせや、居酒屋のお通しなどで出てきたものはちゃんと食べる。が、これまで育てようとしなかったのは、やはりあまり好きでないというのが大きな理由。 というわけで、近所のホムセンでラッキョウの種球を購入。ラッキョウの産地と言えば、鳥取県が有名。鳥取砂丘の砂質土壌がラッキョウ栽培に適しているらしい。画像で確認する限りは、鳥取砂丘のラッキョウ畑の土は、ほとんど砂と言っていいほどサラサラだ。で、私の住む千葉県成田市もどちらかと言えば砂質土壌で、ニンジン、ラッカセイ、スイカなど、砂質土壌に適した作物の栽培が盛んである。その成田の土地にラッキョウが合うのかどうかが興味深いところ。もしたくさん採れたら、自分ではあまり食べずに、ほとんど職場におすそ分けすることになりそうだ(笑)。
2017.09.27
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6月25日(日)にレタスのメルボルンMTを収穫した。レタスの種子からの栽培には過去3回挑戦してきたが、いずれも蒔き時が悪かったのか上手く行かなかった。前回の3回目の様子は昨年の12月26日の日記を参照されたし。で、今回、4回目の栽培にしてようやく成功・・・と言いたいところだが、今回もやや難があった。 今回、3株植えたのだが、いずれも気温の上昇と共に順調に成長・・・していたのだが、暑さのためか1株が腐ってしまった。播種時期が遅かったのかもしれない。しかし、3株のうちの真ん中の株は市販品並みに出来が良く、早速サラダにして美味しく頂いた・・・と言いたいところだが、サラダなんて手の込んだものを作る余裕がないので(笑)、冷蔵庫で冷やしてレタス100%にドレッシングをかけて食べたが、新鮮なだけにパリパリして美味しかった。ちなみに、種子は2014年の春に購入し、冷蔵庫に保存して少しずつ使用していたもの。現在のところ発芽率はほとんど落ちていないようだ。
2017.06.30
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昨年の10月15日に紹介した、コンニャクの「あかぎおおだま」。あれから収穫した芋を自宅で保存し、春になると次第に芽が動き出してきた。そして、サクラの開花する頃に、その芋を再び畑に植えることにしたのだが、中でも特大サイズの3つの芋に、期待通りに花芽が上がっていた。 こちらは4月1日の画像だが、ご覧の通り実にご立派な花芽が上がっている。植物が花を咲かせるというのは「生殖行動」に当たるわけだが、コンニャクのそれも「人間」のアレのようにご立派である(笑)。 そして、その花芽の着いたコンニャク芋が、ついに開花した。コンニャク栽培歴12年にして初めての開花だ。ご覧の通り、お世辞にも美しいとは言えないのだが、なんともグロテスクというかエキゾチックな花だ。こんな得体の知れないものが市民農園に忽然と姿を現したら、周囲の人も驚くのではなかろうか(笑)。コンニャクの花は変な臭いがするらしいのだが、現在のところほとんど臭いは感じられない。不思議なことに、他の芋はまだ発芽していないというのに、花芽を持った芋だけが気温の低いうちから生育を開始し、すでに開花したことになる。 ちなみに、今年はこの「あかぎおおだま」のほかに、「在来種」と「はるなくろ」の種芋を入手して栽培をしている。ぞれぞれどのように育つのが楽しみだ。昨年収穫したあかぎおおだまは、手作りコンニャクを作るつもりでいたのだが、結局忙しくて作る暇がなかった。コンニャクの加工は何かと労力がかかるのだ。今年こそは手作りコンニャクを作ってみたい。
2017.05.14
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昨年の3月6日の日記で、ワサビの栽培に挑戦する話を書いた。庭に植えたのは3株。ポット植えの「天城の清流わさび」と「畑わさび」、そしてホームセンターで袋入りにされていた畑わさびの計3株。その後、順調に生育したかと思いきや、夏の暑さで一旦は弱ってしまったのだが、秋になって息を吹き返し、冬を越した後に春を迎え、めでたく開花した。 これは南西向きの庭に植えた天城の清流わさび。寒冷紗をかけて栽培しているが、夏の暑さにも耐えて、1年で植えた時の数倍の大きさに成長した。画像では見づらいが、長い花茎を何本も伸ばして花を咲かせている。「清流わさび」として買った割には、普通の庭でも寒冷紗を掛ければかなり立派に育つらしい。 こちらは北側の玄関のそばに植えたポット植えの「畑わさび」のその後の姿。こちらも苗の時よりも何倍にも増えて多くの花を咲かせている。 同じく玄関側に植えた、袋入りの畑わさびの苗を植えたもの。もともと苗が貧弱で植えた後の生育が思わしくなく、そこに来て夏の暑さで葉が全て枯れてしまったのだが、秋になって息を吹き返し、現在はポット苗ぐらいの大きさに育っている。というわけで、山間部の清流に自生するワサビは、市街地では上手く育たないだろうと思っていたのが、案外丈夫なことが分かった。近々、葉を賞味してみたい。 ところで、前回も書いたが、ワザビの産地の静岡県伊豆市の元・天城湯ヶ島町の道の駅では、ソフトクリームにワサビを練り込んだ、その名も「わさびソフト」が売られている。 上が「浄蓮の滝観光センター」、下が「道の駅 天城越え」で売られているもの。ブログで紹介するために同じ日に両方買って食べたという(笑)。個人的には浄蓮の滝ヴァージョンが好きだが、天城越えヴァージョンでは、茎ワサビをその場ですりおろしてトッピングしてくれるので、おろしたてのワサビの味が楽しめる。話のタネになるので食べてみては?
2017.04.16
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3月12日の日記で紹介した、市民農園のお隣さんのその後。当時、お隣さんの越境を防ぐために境界線に数十センチおきに園芸用の支柱を立てたのだが、やっぱりダメ。お隣さんは認○症?なのかどうか知らんが、全く構わず越境してくる。 上の2枚の画像は、3月25、26日に撮影したもの。どうやら、お隣さんは耕運機で畑を耕しているらしく、自分の区画ギリギリまで耕すために、私の区画に足を踏み入れているらしい。 もう、頭にカチンと来たので、強硬手段に出た。鳥よけ用のテープを張ることにした。お隣さんに角が立つかもしれないが、知ったこっちゃない。というか、こっちに言わせれば、角を立てているのはお隣さんの方だ。 それから1週間後、テープを張ったのが功を奏したようで、ようやく越境はなくなった。よく見ると、隣の敷地の端に足跡が付いている。どうもお隣さん、自分の区画をしょっちゅう耕運機で耕しているらしく、私が行くと、いつも耕したばかりの状態になっている。それ自体は別にいいのだが、とにかく越境はやめてほしい。支柱を立ててテープまで張って、なんでここまでせにゃならんのだ、まったく#。もしも再び越境してきたら、今度はネットでも張ってやろうかと思う。
2017.04.02
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私は、この11年間に転勤の都合で市民農園を4回借りた。最初は神奈川県秦野市、次が千葉県成田市、その次が神奈川県座間市、そして昨年春から再び千葉県成田市。ところが、いずれの農園でも、隣近所からの「越境」に悩まされてきた。勝手に私の区画に足を踏み入れて作物を踏み潰してくる人たちがいるのだ。犯人に共通するのは、いずれもすべてご年配のジジイ男性だということ。本人たちは自分の敷地いっぱいに作物を植えておいて、その手入れのために私の区画に入ってくるのだ。最初に借りた神奈川県秦野時代は、両隣からの越境に悩まされていた。そして、今借りている千葉県成田市の市民農園も同じ。境目に竹の支柱を何本か立てているにもかかわらず、お構いなしに越境してくる。 で、先週末は台湾旅行の関係で畑に来ていなかったのだが、昨日2週間ぶりに来てみたらこの通り。私は越境されないように敷地の端まで土を耕していたのに、お隣さんにしっかり通路にされている上にタマネギの畝まで潰されている。実は、竹の支柱だけではなく、1本だけ緑色の人工素材の支柱も混ざっていたのだが、お隣さんが自分のものと勘違いして抜いて自分で使ってしまったらしい。お隣さんはこまめに畑に来るようだが、私とは全く時間帯が違うようで、この1年間にたった1度しか姿を見ていない。今回はかなり頭にきたので、管理人さんにはいちおう話はしておいた。 こうなったらこちらも自衛するしかない。お隣さんに角が立ったとしても、どうせ今後顔を合わすことはほぼあるまい。園芸用のぶっとい支柱を買ってきて境界線に立て、再び敷地ギリギリまで耕してやった。しかし、これでも越境してくる可能性がある。近々、ネットでも張ってやろうかと思っている。 ちなみに、秦野時代のお隣さんについては2006年10月1日の日記、座間時代について2014年11月12日の日記で紹介している。自分があの年代になった時に、ああいう人間にならないように注意したいものだ。
2017.03.12
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今日は、タキイに注文していたチョロギの種球が届いた。お正月のおせち料理に入っている、あの巻貝のような形をした赤い漬物がチョロギ。シソ科の植物である。 とにかく、興味を持った植物は何でも育てたくなってしまう性格の私(笑)。チョロギはず~っと前から知っていたが、なかなか育てる機会がなく、今回、思い立って栽培することにした。ネット上の情報によると、ミント並みに性質が強いらしい。今回購入したのは10球。何球収穫できるのかが楽しみだ。旬の味覚♪ チョロギ 8球価格:645円(税込、送料別) (2017/2/20時点)
2017.02.20
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9月11日の日記で紹介した食用ビーツのデトロイト・ダークレッドとエジプト・フラットタイプ。「ある時点」までは順調に生育していた。 これは昨年11月20日の姿だが、地上部は非常に旺盛に生育している。しかし、この数日後に首都圏では観測史上54年ぶりの11月の初雪が降り、葉っぱがかなり傷んでしまった。しかし、根はあまり太っていなかったため、もうしばらく畑に置いておくことに。 これが昨日の地上部の姿。相変わらず根はあまり太っていなかったのだが、もはやこれ以上の生育は望めないので、とりあえず収穫することにした。 左の3個がデトロイト・ダークレッドで、右の3個がエジプト・フラットタイプである。デトロイト・ダークレッドの方がやや細長い傾向にある。大きさは、小さいものだとピンポン玉ぐらい、大きなものはサツマイモのちょっと小さ目ぐらい。 早速茹でて食べることにしたのだが、ビーツの根には赤い色素が凝縮されていて、茹ではじめると間もなくお湯がワインのように真っ赤になる。さすが、「食べる血液」、「飲む血液」と言われるだけのことはある。茹でる前にタワシで泥を落とし、皮付きのままお鍋に入れる。そして、火が十分通るまで20分はじっくり茹でる。大きいものだともう少し長めに茹でる。良く火が通ったら手で簡単に皮がむける。そのお味は、サツマイモにホウレンソウの根元の土臭さを足したような、独特な甘みがあり、病み付きになりそうだ。食感は、茹でたカリフラワーかブロッコリーの茎を食べているような感じに近い。今日は小さい方のものを5個食べたので、明日は血の気が多くなって仕事がはかどりそうだ(笑)。 さて、神奈川県在住時代にもビーツを栽培したことがあるが、秋蒔き栽培だと気温の低下と共に生育が鈍るが、味は良い傾向がある。春蒔きでは気温の上昇と共に生育が良くなり、秋蒔きよりも大きなものが収穫できる。味ももちろん良いのだが、秋蒔き栽培の方がさらに味が良いように思える。 ちなみに、ビーツはヨーロッパなどで広く栽培されているが、日本で今一つ普及しないのは、食文化が違うことのほかに、気候の関係もあるのかも知れない。とは言っても、栽培するだけなら難易度は高くないので、日本であまりお目にかかれない野菜を育てるのも面白いと思う。栽培上の注意点としては、ホウレンソウと同じアカザ科の植物なので、石灰などで土を中和すること。今年も春蒔き栽培に挑戦したい。★送料90円メール便OK★【食用ビーツ】デトロイトダークレッド 【タキイ種苗】野菜種(10ml)【RCP】価格:208円(税込、送料別) (2017/1/22時点)
2017.01.22
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昨日はレタスのメルボルンMTを収穫。今回は、およそ2年前の2014年12月16日に紹介したものに続いて3回目の栽培。前回は種蒔きが遅くて十分に大きくなる前に寒さが来て傷んでしまったが、今回も失敗のようだ。 ある時点までは順調に生育していたのだが、11月に雪が降った頃から葉が痛み始め、気温の低下と共に生育も鈍り始め、これ以上大きくなる見込みがないので収穫することにした。ちなみに、レタスの周りに転がってる得体の知れない物体は、10月に収穫したコンニャクの「あかぎおおだま」の木子である(笑)。 で、家に持って帰って外葉を取ってみると、可食部がえらい少ない(笑)。キャベツの栽培は毎年上手くいっているが、レタスは3回挑戦して3回とも上手くいっていない(笑)。今回も播種時期がまずかったようだ。次こそは適期に種蒔きをして大きなレタスを収穫し、自家製BLTサンドを楽しみたいところだが。
2016.12.26
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昨日、日本ホウレンソウを収穫した。10月22日の日記では発芽直後の状態を紹介したが、あれから2か月足らずですっかり大きくなった。 見よ、この鮮やかな緑(^^)! 今まで何度か日本ホウレンソウを栽培した中では一番の出来だ。日本ホウレンソウは、その名の通り日本古来から栽培されてきた在来種であるが、現在ではスーパーの店頭に並ぶことがほとんどない。その理由は、西洋種に比べて葉が細くて商品としての見栄えが良くないからでもある。現在主流となっているものは、西洋種か西洋種と日本種との交配種である。 確かに、スーパーに売られているホウレンソウに比べ、日本ホウレンソウは姿が華奢な印象を受ける。が、日本ホウレンソウの特徴は、葉が柔らかくて味が良いこと。えぐ味やアクがほとんどなく、私の一番のお気に入り品種である。早速、下ゆでしてラーメンの具に使った。 ん・・・・ちと入れ過ぎか(笑)。しかし、これだけ入れてもえぐ味がまったくなく、葉柄もまったくスジっぽさがなく、もちろん葉っぱはとろけるように柔らかく、実に美味しく頂いた。まだ畑にはたくさん残っているが、美味しい品種だけに、寒さが厳しくなるとヒヨドリの餌食になりやすいので、その前に全部平らげてしまいたい。
2016.12.18
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11月5日の日記で紹介した、野沢菜の発芽状況。4年前の種子なのに、冷蔵庫に保存していたおかげで発芽率が落ちていない話を書いた。播種時期は少々遅かったが、気温が日に日に下がる中でも順調に生育。その後、11月24日に首都圏では11月としては54年ぶりの初雪があったのだが、それでも野沢菜は信州の野菜なので大丈夫だろうと思っていた。が、しかし・・・ 何じゃこりゃ(笑)? 信州生まれの野菜なのにこんなに雪に弱いの??? 確かに、今回は播種時期が遅かったし、本場信州では8月に種子を蒔き、11月には収穫が始まっている時期ではある。それにしても、関東平野部でたった1回、軽く雪が降っただけでこんなになるものなのか??? と思っていたら、2週間経ったら元気に回復してくれたのでホッとしている。あの時枯れた葉は、気温がまだ高い時期に出た葉だけらしい。それでも、播種時期が遅かったために本来の大きさまでは育たないと思われる。来年はもっと早く蒔いてみて、本来の大きさに育った野沢菜で漬物を作りたい。
2016.12.11
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今から4年前の2012年の秋に、野沢菜の栽培に挑戦したことがある。当時は市民農園ではなく自宅庭で栽培したためか、あまり大きくなってくれなかった。当時の様子は2013年1月24日の日記に紹介している。その後、神奈川県への転勤、そして再び千葉県成田市への転勤が続いたのだが、野沢菜の種子はずっと冷蔵庫に保管していて、先日、4年ぶりに蒔いてみることにした。 すると、4年も経っているにもかかわらず、驚いたことに100%近くの種子が発芽してくれた。やはり、種子は冷蔵庫で保存すると飛躍的に寿命が延びるようだ。前回作った野沢菜漬けは塩分過多で失敗に終わったが(笑)、今度こそ美味しい野沢菜漬けを作りたい。
2016.11.05
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10月15日(土)に、市民農園に日本ホウレンソウの種子を蒔いた。これは、4年前の2012年の秋に購入し、冷蔵庫に保存して少しずつ蒔いてきたもの。同じ種子から育てたものが、昨年の2月8日の日記に登場している。 ホウレンソウの種子の寿命は、ネット上の情報によれば2~3年とか3~4年とか、サイトによって異なるが、まあ、数年ほどは持つらしい。で、私は冷蔵庫に保存していたので、4年経ってもほとんど発芽率が落ちておらず、播種からわずか1週間しか経っていないのに発芽が揃っている。一般に、ホウレンソウの種子は1袋当たりの種子の量が非常に多く、この日本ホウレンソウの種子もまだまだたくさん余っている。この発芽率がどこまで維持できるのか、今後も試してみたい。なお、野鳥の餌が少なくなる冬には、ホウレンソウはヒヨドリの餌食になりやすいので、皆様ご注意を。
2016.10.22
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7月21日に登場したコンニャクの「あかぎおおだま」。いかにも熱帯植物らしいエキゾチックな姿を楽しませてくれたが、日に日に気温が下がりつつある今日この頃、地上部が枯れたので収穫に踏み切ることにした。ちなみに、コンニャクはある時期までは青々と葉を茂られているのだが、収穫時期が来るとあっという間に地上部が枯れて腐ってなくなってしまう性質がある。 これが収穫した芋なのだが、もっもと大きいものは直径20cmを軽く超えるデカさ(笑)。カボチャぐらいの大きさと言えばその大きさが想像つくと思う。さすがにこれを加工するのは自宅では不可能なので(笑)、来年の観賞用に取っておこうと思う。ここまで大きくなったら、来年は花が咲くのではなかろうか。 そして、こちらはコンニャク芋から多数伸びていた木子・生子(きご)である。特に、「あかぎおおだま」は凄まじい勢いで木子が伸びるのが特徴。これを春に植え付けて秋に収穫し、それを2~3年繰り返すと直径10cmぐらいの加工用サイズの芋が採れる。コンニャクは栽培適地が限られ、我が国で商業栽培されているのは群馬県、栃木県、茨城県など、夏に冷涼な地域である。しかし、私は過去に神奈川県在住時にも何度か栽培したが、「あかぎおおだま」は栽培容易で繁殖力が旺盛だ。しかも、収穫時に地中に残った木子が春になるとそこら中から芽を出し、ちゃんと駆除(笑)しないと畑がコンニャクだらけになってしまう(笑)。 問題はその加工方法だ。ネット上にいろいろ紹介されているので詳細は省くが、ちょっと加工に手間がかかる。芋の量を1kg使うレシピを紹介しているサイトもあるが、それを真に受けてホントに1kgで作ると、加熱中に芋が増量してえらい目に遭う(笑)。家庭なら500gで作るのがちょうど良い。それでも結構力仕事だ。今回収穫したコンニャク、さすがに全部を加工するのは不可能なので(笑)、時間に余裕のある時に小さめの芋を使って手作りコンニャクを楽しみたい。
2016.10.15
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私は、興味を持った植物なら、ジャンルを問わず何でも育てたくなる性格の人間である。これまでも野菜だけでも様々なものに挑戦してきたが、今年はセロリの種子からの栽培に挑戦することにした。で、5月ごろに種子を蒔いて2鉢苗を作って市民農園に植えていたのだが、結果は惨敗(笑)。 まず、苗を植えた直後に1株が虫に食われてしまい、残った1株の生育が思わしくなく、スーパーで売られているものとは似ても似つかない貧弱な姿だ。。。考えられる原因は、今年の春に市民農園を新たに借りて、ちゃんと土作りをしていない場所に苗を植えたことと、そばにコンニャクを植えていたので日当たりが悪かったことにあるのではなかろうか。 市民農園歴は早10年。だが、今までに市民農園でセロリを作っている人を見た記憶がない。セロリを好きな人が少ないのかそれとも栽培が難しいのか分からないが、人が育てていないものを育てたくなるのが私のクセだ(笑)。来年はしっかり土作りをしてから再挑戦したい。
2016.10.09
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2008年秋と2009年春に、食用ビーツ(ビート)の栽培に挑戦したことがあった。アブラナ科のカブに似た野菜だが、実はホンレンソウと同じアカザ科の野菜で、根がカブのように太る。その根を茹でただけで、ホウレンソウの根元のような土臭さにサツマイモの甘みを足し、アボカドのような食感という、見かけからは想像できないような不思議な味と食感を楽しめた。あれ以来栽培していなかったが、最近、無性に(笑)あの独特な味を楽しみたくて再び挑戦することにした。 品種はエジプト・フラットタイプと、以前も作ったデトロイト・ダークレッド。ビーツは当地では春蒔きと秋蒔きのどちらでも栽培できるが、出来が良かったのは春蒔き栽培の方。秋蒔き栽培では根が太る前に寒さを迎えたために出来は今一つだったが、味は良かった。詳しくは当時(2009年6月27日)の日記を参照されたし。で、過去の経験から、秋蒔き栽培の方が味が良いようなので、今回も秋蒔きで栽培することにした。 ところで、かの作曲家のベートーヴェン(Beethoven)の苗字を分解すると、Beethがビート、Hovenが農家で、Beethovenを直訳すると「ビート農家」になるそうな。というわけで、私もプチ・ベートーヴェン(ビート農家)を目指して頑張りたい(笑)。
2016.09.11
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市民農園では、今、コンニャクの「あかぎおおだま」がいい感じに育っている。これは、昨年の春に種球を買って育て、秋に芋を掘り上げて自宅で越冬させ、春になって再び植えたもの。 ご覧の通り、実にエキゾチックな姿をしているのがコンニャクの特徴。コンニャクの産地以外ではなかなかコンニャクの葉を見る機会がなく、見たことがない方には何の植物なのか見当もつかない姿をしている。姿が独特で栽培しやすいので、なかなか作り甲斐がある作物だと思う。 しかし、問題は食べ方。コンニャク芋はそのままでは食べられず、加工しなければならないのだが、その加工がちょっと力仕事だ。2007年3月2日の日記で、コンニャク作り(加工)に挑戦したいと書いたが、結局面倒臭くなって(笑)作らなかった。 その後、茨城県水戸市在住時代の2011年3月にようやく実現できたのだが、2,3切れほど味見をした後、水を張ったボウルにコンニャクを入れ、冷蔵庫に保存していたのだが、その直後のあの震災で冷蔵庫の中身の多くが飛び出し、コンニャクはあえなくご臨終に(泣)。そんなわけで、せっかく作ったコンニャクをじっくり味わう機会がなかったわけだが、今年こそは再び手作りコンニャクに挑戦したい。
2016.07.21
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大阪の泉州のご当地野菜の泉州絹皮水茄子の種子が発芽した。今年の4月7日にめでたくブログ10周年を迎えたのだが、ナスはブログ初登場である。今までに様々な植物を栽培して紹介してきたが、実は自分でも意外なことに(?)、家庭菜園の定番中の定番であるはずのナスは一度も登場したことがなかった。実際には5年前に種子を購入して自宅庭で1株だけ育てたのだが、環境が良くなかったために上手く育たず、途中で断念した(+_+)。 そして今年、5年ぶりに種子を冷蔵庫から取り出して4月24日に播種。ナスの種子は野菜の中でも寿命が長いと言われ、冷蔵庫に保存しておいた泉州絹皮水茄子の種子も、特に発芽率が落ちた様子はない。一部、子葉が虫に食われてしまったものもあるが、今回は1株しか育てない予定なので、これぐらい発芽してくれれば問題なす・・・じゃなくて(笑)問題なしだ。夏にはみずみずしいナスが食べられるのを楽しみにしている。
2016.05.17
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昨年9月に神奈川県座間市より千葉県成田市へ転勤して以来、当地ではまだ畑を借りていない状態だったが、気温も上がってきたということで、先日、その貸農園の契約を済ませてきた。実は、前回の成田在住時(2011年4月~2013年1月)の時の同じ農園で、管理人さんも私のことを覚えていてくださり、いろいろと話が弾んだ。 これが今回借りた区画である。前回借りた区画に比べて日当たりがよさそうだ。早速、石灰窒素を漉き込んでおいた。今まで、園芸に熱中しすぎて余暇の時間が趣味に振り回されるようなところがあったので(笑)、今回はほどほどに楽しもうとは思うが、多分また熱中していろいろ植え過ぎてその世話に振り回される可能性大(笑)。 ところで、以前の神奈川県座間時代に借りていたのは座間市が主宰していたので「市民農園」という表現を使い、今回借りたのは民営なので「貸農園」と呼ぶことにする。これまで借りた貸農園・市民農園は、神奈川県秦野市、千葉県成田市、神奈川県座間市に続き、今回が4代目。それぞれに土質が違い、成田はサラサラな砂質土壌、座間は粘土質、秦野はその中間といった感じであった。それぞれに適した作物が違い、座間の粘土質土壌では下仁田ネギの出来が良かったが、成田の砂質土壌はスイカ、ニンジンの出来が良い。で、今回は再び成田の畑を借りることになったわけで、昨年失敗したメロンに再挑戦したいと思う。メロンは砂質土壌に向いているはずなので、今年はリベンジしたい。
2016.03.27
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興味を持った植物なら何でも育てたくなってしまう私(笑)。今年はワサビの栽培に挑戦することにした。ワサビは実は日本原産の植物である。商業的に流通しているワサビには、沢わさびと畑わさびの2種類があるが、植物学的には両者は全くの同一種で、ぶっちゃけて言えば栽培方法の違いによる。 わさびの茎を太らせるためには、沢で育てなければならない。以前、静岡県の伊豆半島の天城湯ヶ島町(現・伊豆市)のわさび田を見たことがあるが、山の上から流れてくるきれいな水の中で青々とわさびが育っている様子は、見た目にも実に涼しげであった。ちなみに、この近辺の道の駅などでは、ソフトクリームにわさびを練り込んだその名も「わさびソフト」が売られているが、話のタネにもなるのでこれは超お勧め。店によっては、普通のソフトクリームにすりわさびを添えたタイプのものもあるらしい。 一方で、園芸業界では「畑わさび」と称して流通している苗がある。これは畑で栽培されても茎が太りやすい系統という建前になっているが、実際にはあまり太らないらしく、主に葉と葉柄を食用に利用することとなる。 というわけで買ってきたのがこの2つの苗。苗の大きさが違うのは、それぞれ別の店で買ったからであって、品種や系統による違いではない。ただ、わさびは冷涼な気候を好むため、果たして自宅庭で上手く育つのかという懸念もあるが、とにかくこればっかりは育ててみないと分からない。 そしてあともう1本、袋入りの苗も買ってきた。以前から、こういう形で売られるわさびの苗がどのようなものか気になってはいたが、開けてみると中身はちょっと頼りなさげ(失礼)な小さな休眠中の苗。上のポット入り苗は、右が370円で左が300円(いずれも税抜き)なのに対して、袋入りの苗は498円(同)である。袋入りの方が高いぞ(笑)。まあ、自称(笑)園芸研究家の私のことだから(自分で言うか!?)、ちゃんと根付くと思うが、自信の無い方はポット入りの苗の方が無難だろう。ともかく、わさび独特のあのピリリとした辛味を早く体験してみたいものだ。
2016.03.06
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様々なジャンルの植物を交互に紹介する目的で続けているこのブログ、昨年9月の転勤以来、まだ当地では市民農園を借りていないため、しばらく野菜の話がなく、このところ洋蘭の話に偏っている。というわけで、ここで強引に(?)久々に野菜ネタを挿入。昨年の2月5日の日記で、室内温室を利用した種ショウガの保存方法について紹介した。その後、無事に種ショウガの越冬に成功し、春に植え付けて秋に収穫、そしてそのショウガを再び室内温室を使用して保存することに。 昨年はショウガをビニール袋に入れて温室のそばに置いたのだが、今回はショウガを温室の中に入れることにした。正確には、今回は濡れた新聞紙に包んでビニール袋に入れ、それを温室に入れたのだが、カビが生えてしまったのでショウガをそのまま温室に入れることにした。温室の中の最低温度は10度ぐらいに設定しており、今回は温室の中に入れただけに、昨年よりも保存状態がいい感じだ。ちなみに品種は「赤生姜」。収穫時は鮮やかなピンク色をしていたが、保存中に色が抜けて普通のショウガの同じ色になっている。 ショウガは栽培が容易で、植えた種ショウガの数倍以上の収穫が可能なのだが、いかんせん種ショウガの保存が難しく、苦戦される方が多い様子。温度が低いと腐ってしまうし、高いと芽が出てしまう。暖地の農家では、深さ1.5m以上の穴に埋めてたり、トンネル?の中に保存するそうだが、一般家庭では不可能に近い。まあ、品種にこだわらなければスーパーに売られているショウガをそのまま植えても問題ないのだが、赤生姜は種の値段が高いので(笑)、今回も温室を利用して保存することにした。今年の栽培も楽しみだ。
2016.02.21
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12月19日土曜日、この日は神奈川県座間市に残してきた市民農園の手入れにやって来た。畑に残っていた作物はショウガとコンニャク。それが最後の収穫だ。千葉県成田市に転居してから3か月余りが過ぎたが、案の定、畑は雑草だらけ。 この市民農園を借りたのは2013年6月1日のこと。あれから2年半、野菜作りを楽しませてもらった。で、現在のところ、成田ではまだ市民農園を借りていない。実は、今まで趣味に力を入れ過ぎてしまい(笑)、週末は趣味に振り回されるようなところがあった。なので、今回はしばらく農園を借りないことにしたら、週末の余暇の時間がかなり増えた。いかに今まで趣味に振り回されていたかが良~く分かった(笑)。来年の春になったらまた借りるつもりだが、以前の成田時代に借りていた農園を借りるか、違うところにするかはまだ未定。まあ、春になるまでゆっくり考えたい。
2015.12.19
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事後報告になってしまうのだが、今年はオクラの栽培に挑戦した。神奈川県在住時代の話である。興味を持った植物は何でも育てたくなる性分なので、いつかオクラを育てたいと思っていたが、毎度毎度、市民農園には何でもかんでも植えてしまうために場所がなくなりオクラの栽培は毎年お蔵入りになっていた(笑)。で、今年になってようやく実現。品種はサカタのタネから発売されている「みどり丸の助」。 で、時期は少々遅めの6月に種子を蒔き、自宅で育てた苗を市民農園に植えたのだが、先月の9月に千葉県は成田市への転勤が急きょ決まった関係で、せっかく育ったオクラを処分せざるを得なくなった。播種時期は少々遅かったものの、畑に苗を定植してからの生育が非常に速かっただけに、非常~~~に残念。またオクラがオクラ入りならぬお蔵入りになってしまった(笑)。え、このギャグ、しつこいって(笑)? まだ種子が余っているので、場所があれば来年にでも育ててみたい。 ちなみに、成田へ転居してから1か月と10日が経つが、現在のところまだ当地では市民農園を借りていない。実は本音を言うと、ブログを開始して以来、自宅の植物と市民農園の手入れが大変で、趣味に少々振り回されるようなところがあった。なので、しばらくは畑を借りずにのんびりと余暇の時間を過ごしたいと思う。もし借りるとすれば、前回の成田時代に借りていたところか、他の場所にするか、これからじっくり考えたい。
2015.10.20
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3月1日の日記で紹介した長ネギの「湘南一本」。神奈川県のご当地野菜である。4月ごろに播種を完了。発芽率、生育共に非常に良かった。苗の生育は順調で、7月18日(土)に定植を完了した。 毎年、下仁田ネギを栽培しているので、いつものクセで?株間もそれに合わせてちょっと広めに取ったが、帰ってきてから改めて種子袋の説明を見ると、株間は2.5~3cm程度で良いそうな。な~んだ、そんなに狭くても良かったんだ。実は植え切れなかった苗は破棄してしまった。ちょっともったいなかったかも(笑)。しかし、株間を標準より広めに取ってあるので、冬には品質のいい長ネギが採れるのを期待している。
2015.07.26
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今年の春はリーキの栽培に挑戦するべく、タキイ種苗から発売されている「ポワロ」という品種の種子を入手し、苗を育てて7月12日(日)に畑への定植を完了した。リーキとは、西洋で栽培されているネギの仲間で、パッと見たところは我が国の下仁田ネギに似る。しかし、植物分類学的にはあのジャンボニンニクに非常に近いもので、葉は中空にはならず、ニンニクとそっくりの葉を付ける。7,8年ぐらい前に栽培に挑戦したことがあるが、種子が悪かったのか発芽率が悪く、苗の育ちも悪かったため栽培を断念。今回はタキイ種苗から発売されている種子を使用。発芽率も苗の生育も非常に良かった。 リーキは、我が国の長ネギと同様に、主に軟白部を食用にするわけだが、西洋と我が国とでは定植法が異なる。西洋では棒で土に深さ15cmほどの穴を開け、そこに苗を入れて水を流し込んで定植するとのこと。しかし、日本人の私としては、どうもこの定植方法は今一つ馴染めない。というわけで、私は下仁田ネギ方式(笑)で栽培することにした。下仁田ネギは毎年栽培しているが、今年は苗作りに失敗して栽培を断念したので(笑)、その代わりにリーキを立派に育てたい。ちなみに、定植した場所は、7月12日の日記で紹介した失敗したメロンの跡地である(笑)。速攻でメロンを撤収して速攻でリーキを定植した。失敗した下仁田ネギやメロンの分までたくましく育ってほしい。
2015.07.14
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4月30日に経過報告を紹介したスプリングほうれん草だが、どうも失敗らしい。石灰も撒かずにに適当に種子を蒔いたのが原因だと思う。日本ほうれん草は日本お土壌に合っているためか、石灰を撒かなくても上手くできることが多いが、西洋ほうれん草には通用しなかったようだ。 すぐそばに植わっているのは日本ほうれん草だが、本来秋蒔きであるところをあえて春に蒔いてみた。すると、やはりとうが立ってしまった。実は、とう立ちが遅い個体を選抜して、春蒔きができる日本ほうれん草が育種できないかと思っていたが、すべての個体がとう立ちしているので、これは無理っぽい。というわけで、来週末には潔く両方とも引っこ抜いて次の作物を植える準備をしようと思う。
2015.05.24
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1月6日の日記で紹介したツタンカーメンのエンドウ。ヒヨドリの食害を乗り越え、さらに追加で播種した種子が真冬にもかかわらず無事に発芽し、現在、旺盛にツルを伸ばして開花、結実している。 あんまり広範囲に撮影するとご近所さんが写ってしまうので(笑)、自主規制して一部の花と実を撮影したが、実際にはもっとツルが生い茂ってたくさんの実を付けている。で、このエンドウ、かのツタンカーメンの埋葬品の中から発見された豆から繁殖されたものとされているが、まあ、はっきり言ってまゆつば物だ(笑)。もともと欧米にはサヤが紫色のエンドウの品種があったようで、どうもこれと関係がありそうな気がする。とりあえず、豆ごはんにして食べてみたいと思う。
2015.05.08
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3月10日に紹介したスプリングほうれん草、現在のところ順調に生育している。なんとなく見かけがオオバコっぽい。しかし、よくよく考えてみればこの品種は春に蒔いて初夏から夏にかけて収穫する品種なので、「サマーほうれん草」と呼ぶべきではないかという気もする。播種時期を基準に名前を付けるのもちょっと珍しいかもしれない。
2015.04.30
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2月5日の日記で紹介した種ショウガの保存法、あれから2ヵ月近くが経った現在、どうやら成功したと言えそうだ。現在の姿はこちら。 昨年の10月24日に収穫したショウガは、5か月の時を経て水分が飛んでシワシワになっていて、部分的に腐ったりカビが生えたりしたものがあるが、完全に腐ったものは1つもない。で、実はこの画像の右半分が昨年の新ショウガ、左半分が「昨年の種ショウガ」なのだ。前々から興味があったのは、前年の種ショウガが果たして翌年も種ショウガとして使えるのかということ。この様子だと、問題なく使えそうだ。 ちなみに、品種は赤生姜である。珍しい品種だけに種ショウガもちょっとお高め。それだけに、保存のし甲斐があるというものだ。さあ、今年も豊作を目指そう。表皮が赤くなる生姜。冷え性にも効果的!【赤生姜】【種生姜】【ショウガ】【赤ショウガ】【アカ...価格:810円(税込、送料別)
2015.03.31
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2月8日に紹介した日本ホウレンソウ、播種時期が遅くて大きくならなかった上に、ヒヨドリの食害に遭ってしまったため、すべて処分することにした。ちょっともったいないが、これ以上ヒヨドリの腹を肥やさせるわけにはいかないので、収穫できないものは潔く処分した方が良い。今年の秋はもう少し早く種子を蒔いてみたいと思う。 で、春も近づいてきた今日この頃、今度はホウレンソウの別の品種に挑戦しようと思い、選んだのがトーホク交配の「スプリングほうれん草」だ。その名の通り、バネのように伸び縮みするという、非常に珍しい品種だ。・・・違うがな(笑)。その名の通り、春蒔き専用の品種である。 ホウレンソウは一般に長日性が強く、日が長いととうが立ってしまう。また、日が短い季節でも、街灯に反応してとうが立つことがある。それぐらい日長に敏感なので、春に蒔くには春蒔き専用の品種でなければならない。今まで、ホウレンソウを春蒔きで育てたことがないので、どんな風に育つか楽しみだ。この品種は西洋ホウレンソウの系統と思われる。私はホウレンソウでは日本ホウレンソウが一番好きなのだが、これは春に蒔くととうが立ってしまう。誰か春蒔きしてもとうが立たない日本ホウレンソウを育種してくれないだろうか?
2015.03.10
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2006年(平成18年)にブログを開始して以来、毎年下仁田ネギを栽培するのが恒例となっていた。昨年の秋にも種子を蒔いて苗を育てるはずだったのが、実は今回は失敗してしまった(笑)。種子を蒔いたのは10月だったが、もともと種子が古くて発芽率が低かったうえに、発芽直後にネキリムシの被害を受けてしまい、急遽蒔き直すことに。しかし、播種時期が遅かったがために、苗が大きくならないままに冬を迎え、霜柱で苗が浮き上がってしまって壊滅状態となった(笑)。 で、今年の下仁田ネギはあきらめて何か違うものに挑戦しようと思い、選んだ品種が神奈川県のご当地品種の「湘南一本」である。私はかつて平塚市に住んでいたが、平塚市は実は根深ネギの産地でもあり、平塚市北部にはネギ畑が多い。いつか私も根深ネギに挑戦したいと思っていたが、下仁田ネギに比べて場所が必要なため、なかなか栽培する機会がなかった。この機会に湘南一本の宣伝も兼ねて?ブログで紹介することにした。なお、私は回し者ではない(笑)。
2015.03.01
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昨年の10月の終わりごろ、市民農園に日本ホウレンソウの種子を蒔いた。ホウレンソウでは一番好きな品種である。2012年の秋に購入して蒔き、余りを冷蔵庫に保存していたもので、発芽率は落ちていなかった。ただ、蒔きどきが遅かったせいか、あまり大きくならないうちに寒さが到来。それでも、寒さの中、着実に生育していたので、なんとか大きくなってくれないものかと思っていたのだが、2月に入った頃からヒヨドリの食害がひどくなってしまった。 1枚目の画像は1月25日のもので、この時点では無傷であった。ところが、今日に行ってみたら、見事に食べられていた・・・(+_+)。他の区画を見ても、ホウレンソウだけでなく、キャベツ、ハクサイ、ダイコン、ブロッコリーなどのアブラナ科の野菜もことごとく食い荒らされている。冬の市民農園は、作物があまり成長しないこともあってか手入れに来る人も少なく、作物がヒヨドリに食べられまくっている。なるべく防鳥網などで防御をしてほしいものだが、なかなか手間がかかるのが難点。または、畑の作物は、速やかに収穫してしまうか、食べきれないものは潔く処分でもしないと、ヒヨドリが腹を肥やし、さらに大繁殖してしまいかねない。市民農園を借りていてしばらく畑に行っていない方、今一度ご自分の区画を確認されたし。 ちなみに、自宅庭ではツタンカーメンのエンドウをヒヨドリにやられており、それは1月6日の日記に書いている。近年のヒヨドリは凄まじいとしか言いようがない。近年、スズメが減ったと言われるが、どうもヒヨドリは増えているような気がしてならない。奴らに餌を与えないように、人間も少しは頭を使わねば。。。なお、今回の日本ホウレンソウはすべて処分した。今年の秋は、もっと早く種子を蒔いて、ヒヨドリの被害が大きくなる前に収穫したい。
2015.02.08
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昨年の10月24日に、赤ショウガを紹介したことがあった。あれから一部は職場の人におすそ分けし、一部は自分でも食べたのだが、大半はそのまま手を付けずに残ってしまった。というわけで、残ったものは次の年の種用に保存しようと思ったのだが、ショウガの保存は温度管理等の問題で一般家庭ではちょっと難しい。種ショウガの保存法で悩んでおられる方は多いようで、ネット上の掲示板などでもショウガの保存方法に関する質問が多い。 しかし、せっかく収穫した赤ショウガ、なんとか越冬させて翌年も栽培してみたいものだ。何せ、この品種の種ショウガのお値段も高かったし(笑)。で、昨年の秋に、室内温室用のパネルヒーターを買ったので、これを使用して室内越冬を試みることに。 まず、大きなビニール袋に湿度補給用として湿らせたミズゴケを入れ、そこにネットに入れたショウガを置き、袋の口を閉じる。それを、ビニール温室のヒーターの前に置くだけ。温室の外とはいえ、わずかながらヒーターの熱が伝わるようで、現在のところ、低温による傷みも特にないようだ。 これが現在の種ショウガの様子。ショウガの保存で難しいのは温度管理である。温度が低いと傷んでしまうし、高いと芽が出てしまう。大体13~15度の一定の温度を保たなければならないらしい。ちなみに、私がショウガを置いている場所の現在の朝の最低気温は約10度なので、保存温度としてはちょっと低めである。今は一年でもっとも寒い時期だが、この季節を乗り越えてくれれば、越冬に成功するのではないかと期待している。
2015.02.05
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