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EP82スターレット・サーキット走行最高! 警察は?( ^ ^ ;
初代編
初代といえばEP71ソレイユLです。この車を免許が取れる1ヶ月ほど前に(!?)バイト仲間から5万円で購入しました。もともと私は20歳くらいまで車に興味はありませんでしたが、大学卒業後就職をしたら会社の車の運転が必要だろうということと、免許を取る時間があるのは学生の間だけという理由で教習所に通い始めました。またちょうどそのとき同級生の友達がAE92レビンに乗っていて、彼はいわゆる走り屋でした。埠頭にドリフトを見に行ったり峠に走りにいったりと影響を受けてしまった私は車の楽しさを知ってしまいました。いや~初めてドリフトを見たときはあまりの迫力にすげぇ~と見入ってました。また峠を攻めている助手席に乗せてもらったときも、ジェットコースター以上の迫力と興奮がありましたね~(^-^)
よくマニュアルはクラッチがあるので難しいといいます。教習所に通い始めるときの私はクラッチが面倒臭そうなのでAT限定免許でいいと思っていましたが、会社の車というのはMT車が多いということも聞いていたため、就職後を考えてMT免許取得を目指していました。( ̄~ ̄) ん~、今思えば本当にMT免許でよかったですね~。教習中はクラッチの扱いが難しくてAT限定にすれば・・・、と何度も思っていましたからね。
そんな状態で車に魅せられてしまっていたのですが、免許を取ったら早速自分の車を運転したいと思うようになりました。バイト先でもその話をしていると、ちょうど車を売りたがっている人がいたのです。しかも5万円ですから、すぐに買うことにしました。実際にはすぐに車検切れということもあり、任意保険代なども含めると30万円以上の出費でした。ですが、そんなことより自分の車を初めてもったことの嬉しさが何倍も勝っていたのです。
実はこれが問題で、その時の私はやっと仮免許がとれた程度でした。車の受け渡しをした時は・・・・・ うお~!やばいーーーーーーーーーーー!!!!!( ̄Д ̄;)どのような状態かはご想像におまかせします、何せ仮免ですから運転がまだ・・・・ だれか運転代わってーーーーー!!!!! てな感じでした。
初代EP事件簿 その2
なんとか無事に車庫まで持ってこれたときはかなり安心しました。と同時に早く免許をとって好きなだけ運転できるようにならなければ、と思いました。そして私は試験場で技能試験を受けることにしました。ここで合格すれば試験代が数千円で済んでしまいます。このあとの教習代の数万円を浮かせることができるのです。
試験場では20名ほどの人が私と同じように技能試験を受けようとしていました。半分くらいが一度免許を取りつつも免許取り消しになってしまった人のようです。それはなるほどでした。運転に慣れているなら教習所に通い直すのは馬鹿らしいですからね。でもそれに対して私の運転は素人です。果たして合格できるか自信が持てず、結構緊張してしまいました。
いよいよ私の運転の番がまわってきました。運転席に乗り、シートベルトを締め・・・この辺りは教習所でやってることと変わりませんので問題ありません。さぁ、シフトを1速に入れてサイドブレーキを落として出発!ブオー(もちろん爆音ではありません!)と加速していきます。あ~、やだな、シフトアップするのにクラッチ踏まなくてはいけない・・・。
何を考えてるんだ、っていう感じですよね、今思えば。シフトアップなんて普通にしろ!!でも当時は全てが慣れてなかったんです。もういいや、すぐ右折してスピード落とすことになるからこのまま走ろうっと!←( ̄Д ̄;)おいおい、引っぱり過ぎじゃ!このときは結構エンジンうなってました。(^_^;
そして無事に右折終了です。その後のコースはしばらくストレートを走った後また右折をし、坂を登って試験場の外へ出ていくものです。次の右折を考えて右の車線をしばらく走りここでは4速まで入れて制限速度ちょうどで走りました。よーし、調子悪くないぞ。試験場の外へ向おう!
そう思った瞬間担当官が、「はい、じゃあ1周してもとの場所に戻って下さい~」と言ってきました。え?これって試験に落ちたっていうこと?失敗?何でこんなことを言われているのかわかりませんでした。
落ちてしまった原因の1つ目は、最初の加速で1速のまま引っ張ったことでした。機械を正しく使用することができないという判断です。そしてもう一つは2車線で右側を走ったこと。通常は左側の車線を走らなければいけません。以上の理由により失格!(T_T) 外に出てから試験開始って言ったじゃないか!!嘘つき!!
つづく・・・
初代EP事件簿 その3
1回目の技能試験は落ちてしまいましたがその後も教習所に通い続け、4段階中3段階の見極めを修了しました。路上運転にも慣れ、次の技能試験を受けることにしました。
さすがに2回目です。シフトアップも左側車線も普通にこなし外へ出ることができました。途中でかなり急な坂道発進があり(30度くらいあったと思います)、そこで1回エンストをしてしまいました。すぐ横で検査官がチェックを入れてます。しかも途中でゴール地点を見失ってしまい、わけもわからず車を走らせていました。気が付くとゴール地点に来ていましたのでびっくりです。
そんな感じで2回目の技能試験を何とか終わらせました。あぁ~、またダメなんだろうなー、などど思い結果を聞きにいきます。「合格です。手続きがありますので・・・」おおっ、やった!( ̄▽ ̄)V 何でも合格したのは私と他に1人か2人程度だったそうです(以外と試験場での技能試験合格率って低いですね)。その後手続きをして、義務の高速教習も行って、無事に本免許を取ることができました。よかったよかった。
初代EP事件簿 その4
本免許を取ったときはすでに車を持っている状態ですので、免許取得当日にいきなり箱根に走りに行ったりしてました。また当時はバイトが終わると用もないのに車を1・2時間走らせてから帰宅するということをやっていました。お気に入りの音楽をかけながら運転するのはすごく楽しいことでした。
免許をとってしばらくは車の練習も兼ねていますので、もっぱら信号の手前でヒール&トゥをやってました。そんなソレイユLのスペックですが、全然大したことないです。なんとタイヤサイズが135・70R13(だったような)です!細い細い!普通に40キロくらいで走っていても、飛び出してきた車がいると止まれません(^_^; ちょっと強くブレーキペダルを踏んだだけど4輪ロック!!ズザーっと5メートルくらい滑ります。いや~、その時はぶつかることを覚悟しましたね。でもその車が車線を塞ぐ前にこちらに気づいて止まってくれたので、ブレーキを解除して普通に通り過ぎることができました。(もちろんこちらが直進ですよ。)
そんなことがあったので、やはりタイヤが太くないと止まれん!と実感したのでした。
初代EP事件簿 その5
タイヤを太くしよう!これが私のEPチューニングの始まりでした。車のチューニングをする個所をどう決めればよいかというと、走ってみて不満のあるところにすればいいのです。特にそのようなことがなければエアクリとマフラー交換というのが多いでしょうが、私の場合はとにかくタイヤでした。
でも純正ホイールではこれ以上太くすることができません。タイヤ&ホイールの交換となりました。サイズは175・60R14です。( ̄ー ̄) へへーん このときは結構嬉しかったですね~。なにせ135とはタイヤの太さが別次元ですし、横からみたときのホイールが渋く光ってました。そして何よりブレーキの限界が圧倒的に高くなっているのです!
もうこれは走りに行くしかありません。そのあとは箱根・ヤビツ峠・宮が瀬などに出没するようになってしまいました。
箱根での走りとなると、パワーの無さが身にしみます。コーナーでは3速→2速というシフトダウンが必要ですが、2速でも加速が鈍いです。3速にいたっては全くといっていいほど加速しません。(T_T) 勝負はコーナリングとブレーキングだけですね。といっても大して速くもないんです。こりゃだめだ。
初代EP事件簿 その6(最終回)
だめだこりゃ、とは思いつつもやっぱり楽しいですね、車の運転は。ヒール&トゥも一通りマスターし、175タイヤのおかげで結構ハードに走れるようになってましたから。
免許を取って10ヶ月くらいたった頃でしょうか。まだ若葉マーク取れないなーなどと思いながら走りに行く日々です(とりあえず取り締まりを受けたら違反点数加算されちゃう可能性がありますからね、念のためつけてました)。更なるスピードアップを図ってフロントタイヤを換えることにしました。1センチ太くして185・60R14です。しかもM7!このタイヤは当時BSのRE710kaiに次ぐ横浜ゴムのハイグリップタイヤでした。当然コーナリングスピードがアップします。フロントタイヤの重要性はこのとき実感しました。
峠では相変わらず飛ばしますが、そこはパワーのないEPです。ブレーキが遅かったとしてもアンダーが出て曲がるのが遅くなるだけです。ちょっとの間アンダーを我慢していれば減速しますので、フロントのグリップが回復して曲がれるのです。そんなある日友人のS13と峠を攻めることになりました。
S13は結構チューニングしてありますので私のEPより相当速いですが、この時は私が先に走っていました。そしてふと先を見るとFC(RX-7の旧型、高橋涼介のと同じタイプ)が走っていました。キラーん!相手にとって、不足はなし!っていうか勝てる訳はないが、追っかけてみよう!そう思って車間距離を詰めるとFCも攻めだしました。(゚ロ゚)おおっ!そうこなっくちゃね。
こちらも燃えてきましたので完全なる全開走行に入ってしまいました。ギリギリのフルブレーキングとタイヤをキュルキュル鳴らすコーナリングが続きます。ここまで来ると相当ロール(車の横の傾き)してしまい、EPの全くホールドしないシートでは横からはみ出しそうでした。でも関係ありません。体を斜めにしながら懸命にFCを追っかけていました。そのときはコーナーでアンダーとオーバーを両方出していた(ってことは4輪ドリフトか!?)ような感じがします。ハンドルの切り角に対して車の曲がりが追いついていないですからアンダーは出していました(へたくそ!)。と同時になんだかリアがズルズルと限界を超えて流れていたようなのです!
あとからS13の友人と話をすると「すごかったねぇー、最後FCどかしちゃったねぇー。しかもコーナーで3輪走行やってたよ」 ( ̄Д ̄;)なぬっ?3輪走行?そんなの出来るわけないでしょう!と思ったのですが、左コーナーではリアの左側タイヤが完全に止まってたらしいです。しかも地面から20センチ近く浮いていたとか!!??あぶねぇーーーーーーーー!!!!
確かにサーキットでもシビックがコーナーでイン側のリアタイヤを浮かせて走っているのを見たことがあります。ブレーキングを残してのコーナリングもしてますので、その時のタイヤは確かに完全に止まってます。当時の私のEPは足回りがドノーマルでした。それに対して以上に太いタイヤを履いていたので足回りは相当へたっていたのでしょう。ロール量が半端ではありませんでした。今思えばよくこんなことをやっていましたねー。
そんな初代EPも乗って1年で売ることにしました。次はCR-XかスターレットのGTターボかどちらかだ!速い車に乗るぞ!と思っていました。
初代EPの事件簿 完(2代目EPの事件簿へ続く)
初代EPの事件簿 追加編その1
思い出しました!あの事件を!あれは免許を取って3ヶ月位たったある日のことでした・・・。
その日はバイトが終わり、いつものように車の運転練習をしていました。ブオーと車を走らせ、信号が黄色になった瞬間にブレーキング開始!目指すは停止線手前ぴったりにブレーキ踏力を一定にしたまま止まることと、ヒール&トゥの練習です。ブオーン、スコ(シフトを入れる音のつもり(^_^;)、ジュワ(クラッチミートを優しく!の音)とシフトダウン。そして信号が青になればブオーブオーと調子よく加速していくのでした。
ある所は2車線で他に走っている車もほとんどなく、それはそれは気持ちよく右側車線を走っていたのでした。そして赤信号ということでヒール&トゥ!おっと、右車線に車が止まっているぞ。前が塞がってるから左車線に入っておこうっと!
そうして左側車線の先頭に止まったのでした。さぁーて、青になったらGo Go だ!(←結構アホですな(^_^; 今思うと) 実はそのとき、危険なものがすぐ近くにいたのでした・・・ つづく
初代EP事件簿 追加編その2
青になって、ノリノリで車を走らせました。左車線をかなりいい感じで加速していきます。ふと気づくとすぐ後ろに車が1台ぴったりとくっついてくるではありませんか!
なんだぁ?急いでいるんだったらとっとと右から抜いていけばいいのに・・・。そう思った瞬間でした。後ろの車がいきなりハイビームにしてきたのです。眩しい・・・。あぁ?初心者マークつけてるからってなめてんのか?ふざけんな!(←今思うと若いですなぁ)
すかさずブレーキ連打!ダダダダ!!やってやりました。後ろの車が少し下がっています。ふんっ!そーゆーことはやっちゃいけないんだよ、煽りやがって!(←えっ!ブレーキ連打も危険だよ、今思うとホント若いですなぁ)
相手が引いたことだし、その後普通に左車線を走っていました。後ろの車の位置を確認すると、すぅっと右車線を走って私の車を追い越そうとしていました。そうそう、抜きたかったら勝手に右側から抜いてけばいいんだよな・・・。
普通に抜こうとする車にこちらから何かするつもりはありません。どうぞ~、ってな感じでなおも普通に車を走らせていました。でもそれでは終わらなかったのです・・・つづく
初代EPの事件簿 追加編その3
その車は私の車を追い越そうとしているのではありませんでした。ふと右をみると私の車と並走しています。そして左ウインカーをずっと出しているのです。つまり・・・
「おいっ!止まらんかい!ふざけんなよコラァ!!!」
ということだったのです。ばっかじゃないの?(・┰・) ベー どっちが悪いかよく考えろっつーの。おめぇが最初に煽ってきたんじゃねぇーか!!
ということで相手にせずしばし普通に走ります。それでもなおかつ並走するので今度はちょっとスピードを出してみます。そうするとやっぱりついてくるんです。こっちもまたムカついてきたので今度はハザードをチカっと一発だけ入れてみたりバカにしてやりました。 ε-(ーдー)ハァ でもなんだかアホらしくなってます。人をバカにしても別に楽しくないですし、そんなことをするために車を走らせているのではありません。
もういいや、相手にするの止めよう。アホらしいから家に帰るか・・・。と車を普通に走らせました。ふと見ると目の前の信号が赤になっていました・・・つづく
初代EPの事件簿 追加編その4
信号が赤ということで車を止まらせました。後ろには例の車がおり、後ろに止まったようでした。はぁ~、アホらしい小競り合いも終わりだな・・・そう思ってふと再度ミラーに目をやりました。
キー、バタン。後ろの車のドアが開いて人が降りて来るではありませんか!!顔は・・・完全に怒ってます。おっちゃんです。スタスタと歩いてきます。髪型がパンチっぽいです。ヤクザ関係かもしれません。( ̄Д ̄;) 三十六計逃げるにしかず!瞬間走り出しました。でも信号は赤、なんてのは関係ありません!!! (^_^;
加速している最中にバックミラーを見ると、おっちゃんがなぬ?みたいな感じで車に乗り込もうとしているのが見えました。ドひゃ―!!!やばそーーーう!!!ただのソレイユLをフル加速させ、あっという間に80キロ!相手をかなり引き離しましたが車格はむこうが上です。追いかけっこになったら引き離すのは難しそう、そう判断してどこか側道に入ることにしました。
あったぞ、ここで1回まがろう。フルブレーキ!キキキーー―ッ!!ドアンダー!!!さすがに80キロから減速しても曲がれません、このままでは交差点隅っこのポールにぶつかってしまいます。フロントタイヤはザザーッとすべってしまっています。やっばーい!
もう曲がるのは無理です。ブレーキ解除!一旦足を離してそのままその交差点を直進しました。もう心臓バクバク状態で、手も震えてきました。ふと後ろを見ると車のヘッドライトが光っているのが見えます。相手が追いかけて来ているのでしょう!
側道にそれて逃げるという作戦に変わりはありませんので、次の交差点を左に曲がることにしました。相手はまだそれほど近づいていません。今度は慎重に手前からブレーキング、焦りながらも曲がることができました。そしてすぐ先に次の交差点を発見!今度は右折だ!ここもクリア。ここまでくると相手からはどこをどう曲がったか見えません。そのまま危険地帯を走り去りました。ふぅ~、助かった・・・。
今思えば最初に信号で止まろうと車線変更したときに、すぐ後ろに車がいてそれを邪魔したのかもしれません。なので怒って煽ってきたのかもしれないですね。青かったな~、当時の私は。まさにやられたらやり返すって感じですね。(^_^; でもこちらが邪魔したのなら邪魔した瞬間鳴らすとか、信号待ちしてるときに鳴らすとかすればいい訳で、やっぱり相手が初心者マークの車をちょっとからかってやろうとした、と考えるのが自然ですかね。
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