あとりえ♪ものづくり大好き♪

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Oil



*泡立ちをよくする油

●ココナッツ油
大きな起泡力があり、泡立ちのよい石けんを作る融点が20~28度なので、硬い石けんになるいたみにくい冷水、硬水でも大きな洗浄力を発揮する出来上がりの石けんのアルカリ度が下がり、マイルドになる肌に刺激のあるカプリル酸やカプリン酸を含んでいるので、20%以内に抑えて使う全体の10~12%ではっきりとした泡だちの効果があるマルセイユには18%、洗顔用には15%食器用や洗濯には多めに配合

●パーム核油
泡立ちのよい石けんになり、融点もココナッツ油と同じくらいなので、硬い石けんになる肌に刺激のあるカプリル酸やカプリン酸が、ココナッツ油より少なく、保湿によいオレイン酸がやや多いので、肌にマイルドに働く配合率はココナッツ油と同様でも特有のにおいがあり、手づくり石けんには向かない。

*溶けくずれの少ない硬い油

●パーム油

*溶け崩れが少なく、皮膚を保護する効果のある油*
ココアバター、シアーバター


*保湿効果のある油*

●オリーブオイル、椿油、スウィートアーモンドオイル、アプリコットカーネルオイル、マカデミアナッツオイル、ヘーゼルナッツオイル、アボガドオイル、ひまし油、ピーナッツオイル


*保湿効果があるが、使用する際に注意が必要な油*

なたね油、キャノーラ油、ひまわり油、紅花油


*さっぱりする石けんをつくる油*
ごま油、米油、コーン油、グレープシードオイル、大豆油、小麦胚芽油、緑茶油、くるみ油


*皮膚に特別な効果のある油*
ククイナッツ油、ローズヒップ油、ホホバオイル、月見草油



*脂肪酸*

・ラウリン酸・・・ココナッツ油 パーム核油
大きな泡をすばやくたくさん作る。
冷水でも洗浄力を発揮しながら比較的溶けくずれの少ない、硬い石けんにする
酸化安定性がある


ミリスチン酸 ・・・ココナッツ油 パーム核油 ラード乳脂(バター)
大きな起泡性があり、ラウリン酸に比べ長持ちする
きめ細かい泡が立つ
温水では洗浄力はラウリン酸より上で皮膚に対してはマイルド。
融点55度なので、溶けくずれの少ない硬い石けんになる
酸化安定性がある


・パルミチン酸・・・パーム油 みつろう ココアバター 動物性油脂
融点が60度なので、冷水では溶けにくく洗浄力は発揮しにくいが、温水ではしっかりと洗浄力がある
非常に硬く、温水でも比較的溶けにくい
酸化安定性もある


パルミトレイン酸 ・・・マカデミアナッツ油 ヘーゼルナッツ油 ミンク油 馬油
皮膚の再生に大きな役割を果たす
老化に効果あり皮膚に湿疹などの障害がでる場合、皮膚組織の再生を助ける
酸化安定性には劣るが、リノール酸やリノレン酸よりは安定


・ステアリン酸・・・ココアバター シアーバター 動物性油脂
融点が70度で、冷水には非常に溶けにくく、温水でも溶けくずれにくい石けんを作る
石けんにあまり多く配合しすぎると、硬いけどかえってもろく割れてしまう石けんになる
泡立ちはよくないが、いったん立った泡には持続性がある
酸化安定性には優れている


・オレイン酸・・・オリーブオイル 椿油 ナッツ系の油 ハイオレック系の植物油(キャノーラ油、ハイオレックひまわり油、ハイオレック紅花油)
肌に対してとてもマイルドで、洗いあがりの肌がうるおい、すべすべになる
酸化安定性が高い
石けんとして出来上がった時には硬く仕上がるが、使うと溶けくずれしやすい冷水でもとても洗浄力に優れる
泡立ちにくいがいったん立った泡には持続力がある


・リノール酸・・・従来のひまわり油 グレープシード油 月見草油 コーン油 小麦胚芽油
皮脂腺の増殖を助ける
オレイン酸に比べ、酸化速度が10~27倍
いたみやすいため、石けんにする時は使用分量を抑え、保存管理に注意する
オレイン酸より泡立ちがよく、出来上がりの石けんはやわらかく溶けやすくし、洗い上がりはさっぱりしている


・リノレン酸・・・キャノーラ油 くるみ油 ククイナッツ油 月見草油 ローズヒップ油 馬油
さらっとしていて乾燥が早い
リノール酸に比べさらに酸化が早く、オレイン酸に比べ、参加速度は15倍~77倍
いたみやすく、持ちのよい石けんにはならないので、保存の仕方と使用期間に注意が必要
オレイン酸より泡立ちのよいやわらかく溶けやすい石けんになり、洗いあがりは軽くさっぱりしている


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