ブラックバス釣り堪能部屋

ブラックバス釣り堪能部屋

2009.10.17霞ヶ浦



職人と今シーズン最後の釣行か?
朝6時出発したせいか道はいつもより車が多い
渋滞とまでは言わないがちょっとの時間差で道は混むということだ

順調にいくと先行者一人あり
ってかボートも入っていたので邪魔にならないように開始

まずはナマズ用のWILD CATをぶちこむ
げりやまでスタート
アタリはギルだけであとは全然ナシ
日差しが暖かく風もないのでTシャツでやった
 水門に移動してもダメダメ

昼ごはんに新しくできたラーメン屋にいった
外観が緑色で斬新 駐車場は満杯 
辛味噌ラーメンと塩ラーメンを頼んだら出てきたのは塩ラーメン二つ・・・・
作り直しますか?っていわれたがもったいない精神でそのまま食べる

すると店長がコーラをお詫びといって二本持ってきた
次回こそ辛味噌を食べる
何だかラッキー運があがったように感じたが食事後もノーフィッシュで終わった
だがボート上の会話からヒントを得た
こういう何を投げても反応がない状況では障害物に隠れていると
ということで石の隙間に順番になげまくり、ねがかりしまくり、ロストしまくりで終了

かたや職人は絶好調 以下職人釣行記
1ヶ月振りの釣行。
8月になってからというものBIGFISHに出会えていない。
BIGFISHどころか、2回続けてのノーフィッシュの有様。
苦い記憶が残りながらも、秋バスを期待しながら僕は鬼作先生とともに車を走らせた。

1ヶ月。
この1ヶ月、苦い記憶に苛まれて何もしなかったわけではない。
僕はこの日の為に準備を怠らなかった。
秋バスベストシーズンに備え、タックルを入念にチェックした。
霞ヶ浦定番の名作クランクベイト、「ディプシードゥ」
僕はあらゆる手段を駆使しディプシードゥを手に入れた。

「今に見ていろっ、オレだって」
「オレもまた輝くだろう、今宵の月のように」by エレファントカシマシ

タックルだけではなかった。霞水系の情報を調べつくした。
霞水系の釣果は水質のpHが大きく関係することを知った。
前日に調べた結果、霞ヶ浦本湖が最も状態が良かった。

「よし、決めた!霞ヶ浦に行こうっ!!」

いつものスポットに到着したのは7時過ぎくらいか。
気温20度、水温18度 微風 薄曇り。水質はやや濁り始めていた。
まずは岸からスピナーベイトをなげる
ノリーズ クリスタルS 1/2オンス ホワイト。
沖へ扇形に遠投しひたすら巻き続ける。
クランクベイトも巻いてみる。ディプシードゥの出番だ。
ナチュラル系、チャート系、沖に向けて、岸際へ。
ハードルアーはとにかく信じて巻くことだ。負けてはいけない。
ただひたすらにハードルアーをキャスト。

その合間に岸際に生えた雑草の中でルアーを拾った。

「あっ!ルアー拾っちゃった。ラッキー!」

その拾ったクランクベイトはDAIWAピーナッツ金クロであった。
後にこのピーナッツがドラマを生むことをこの時点で誰が予想できただろう。

引き続き巻き続ける。
投げては巻き、投げては巻き。しかし無反応。甘くはないようだ。
ダメか、そう思いかけた刹那、バシャッバシャッ!と音がした。

先行者の一人がバスをゲット。
周囲のバサーたちの注目を浴びた。
クランクベイト(金クロ)でバスゲット!!
この事は我々に大きな希望とささやかな安堵を与えてくれた。
ありがとう!宮城ナンバーの勇者よ!君の釣果は賞賛に値するぞっ!

「おめでとう!NICE BASS ! GOOD FISHING !! 」

僕は鬼作先生とともに彼の健闘を称えた。
ここはハードルアーにこだわっている場合ではない。
そう感じた僕はスピニングロッドを手にした。

スモラバのミドスト、ヘビダウンショットズル引き、ノーシンカーグラブの早巻き遅巻き。
僕は一つのリグに固執せず、あらゆる方法でアプローチした。
岸際だけでなく、沖の石に移動して丹念にアプローチした。

ノーシンカーグラブを表層早巻き、つまりグラビンバズをした時だった。
石積み際をピロピロと巻いていたら、グラブを引いた跡に「フバチャッ!」っとライズがあった。

「!!!おおおーーーっ!!」

テンションアーーップ!!釣れる気がしてきたぜーーーっ!!
そしてスライダーワーム4インチに1/64インチネイルシンカーをつけたネコリグにチェンジ。
ミドストで誘おうと沖に投げた。

着水しリールのハンドルを手にし巻き始めた、まさにその瞬間だった。

「んっ!?、!!!、キターーーーッッ!!!」

紛れもない、フィッシュオンだ!!
やっと出た、やっと出たっ!!待ちに待ってた、やっと出たーーーーーっ!!
ヤツはバシャバシャッと抵抗する。ドラグはキンキン悲鳴を上げ続ける。
走り回る4lbフロロライン。スリリングな戦いに手に汗握る。

「テクナをなめるなよーっ!」

全てはこのバスを釣るために。
僕はこのバスを釣るためにロッドを新調していた。
「フェンウィックテクナGP TAV-GP64SULJ ミドストスペシャル」
アラミドヴェイルを用いた独特のトルクはいかなるデカバスも容易くいなすことができる。

ヤツは縦横無尽に走り回ったがロッドのトルクに逆らうことは出来なかった。
疲れ果てたヤツを岸際に寄せランディング。

「やったーっ!!釣れTIGER!!」
「 Wow! It's Big One ! Oh ! Big One !! 」by鬼作先生

ナカナカのバスだった。NICE FIGHT !!


その後反応がなくなったため、水門エリアに移動した。
先行者数名。皆渋い顔をしていた。
4インチグラブスプリットショット。この場所ではこのパターンが効く。
いつもどおりにキャストし続けるも反応がない。

「そうだ。あれを使おう」

先ほどの場所で宮城ナンバーの勇者はクランクベイトを使って釣っていた。
ルアーカラーは金クロであった。霞ヶ浦定番カラーである。
僕は偶然にも現場でクランクベイトDAIWAピーナッツ金クロを拾っていたのだ。
これはもしかしたら、そう思って迷わず金クロピーナッツを巻き出した。

水門の本湖側に移動。
水の流れがないため澪筋にバスが居ついているのではと思いピーナッツをキャスト。
澪筋を横切るように、または平行に。ここぞと思った場所にひたすらキャストする。
キャストの方向がぶれてブレイクに対し斜めに引くことになった。
ピーナッツはボトムを舐めるようにトレースしてくる。その次の瞬間、

「うっ!!キッ、キターーーーーッ!!」

重いっ!なんて強い引きなんだっ!グングン引きやがる。
鬼作先生が叫び声を聞いて駆けつけた。

「ゴールデンミーンキャプチャーネットは要るかーーっ!?」

僕は彼の気遣いにも応える余裕がなかった。
なぜならヤツとの駆け引きは一瞬の油断も許さないとてもスリリングなものだったからだ。

「テクナをなめるなよーーーっ!!」

実はこの日のためにもう一本の懐刀を手にしていた。
「フェンウィックテクナGP ファーストムーヴィング TF-GP66CMLJ」
アラミドヴェイルに包まれたトルクフルなそのロッドはいかなるデカバスをもいなしてくれる。

グングングーーーンッ!時々逆らうように強い引きがある。
この強い引き、ただものではない。デカバスに違いないっ!!
少しずつ巻き取られるライン。ようやく魚影が見えてきた。

「 Wow ! It's a Big Catfish !! Oh, Big One !! 」

キャットフィッシュだった。
残念ながらバスではなかった。しかしながら NICE FIGHT !!

その後、本湖のいつものスポットへ移動。
宮城ナンバーの勇者がまだ頑張っていた。その後はノーフィッシュだったようだ。
我々も粘ってみたがあたりなし。日も暮れたので終了。

とうとうノーフィッシュになってしまった鬼作先生。
くだらねぇとつぶやいて冷めた面して歩いている。

「また次があるさ。Keep Casting !! 」

僕は彼を励ましながら帰路についた。



職人のBIG 1
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