日々、考察中。

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友情!

友情!

2003/9/2
 今回は、男と女の間に友情というものは存在し得るか、ということについて書く。
 はじめに宣言してしまうと、僕は"完全なる、純粋なる友情は存在しない"派である。多少の友情は存在するだろうが、それは夫婦間や恋人間にも存在することである。僕がここで言う"友情"とは、恋愛感情が全くなく、性的対象ではない異性の友情のことである。

 僕自身のことを話せば、正常な成人男性(と自分では思っている。)の普通の考え方がある程度理解できると思う。僕が思うのは、友情を抱ける対象年代の、どんな女性に対しても何らかの恋愛感情や、性的欲望は持ってしまうのではないか、ということである。
友情を感じる相手というのは、圧倒的に同世代が多いと僕は思う。同じ時代を見てきて、同じような経験をして、その中で同じような感情や考えをもったもの同士が友情という絆を得る、というパターンが最も自然であり、最も多数派なのではないだろうか。そうなると、友情を抱く相手というのは、相手が異性である場合、おのずと恋愛感情、性的欲望の対象年代と重なってきてしまうと僕は思う。
 では、同じ年代の異性の中でも、恋愛対象ではない相手に対してはどうだろうか。簡単にいうと、趣味じゃない、無理というやつである。そんな相手に対しても、純粋な友情は不可能であると思うのだ。
例えば、趣味じゃない相手に友情を感じるまでの深い付き合いを望むだろうか?僕だったらそこまでは望まない。では、その相手が性格は最高だったらどうか?それならば、ほのかな恋愛感情を抱いてしまう。この時点で純粋な友情は無理である。
 次の例として、興味がない、趣味じゃない女の子が、スカートをはいたまましゃがんでいて、パンツが見えていたらどうするか?友情ということに対しては直結はしないが、少なくともほとんどの正常成年男子ならパンツを見る。これは、たいていどんな女の子に対しても、性的欲求のかけらは感じるということだ。パンツを見るという行為で、その女の子のはいているパンツに興味があることを示しているのだ。イコール、その女の子に対する性的欲求を感じていることなのである。ちょっと強引か?
 簡単にいえば、男は必ず下心があるということだ。それがどのくらいの割合かは相手によると思う。この時点で、純粋なる友情、不成立だ。ただしこれは、異性に対してのみ恋愛感情や性的欲求を望む正常な成人男子に限る。同性に対し前述のような感情を抱くことができるものは、異性に純粋な友情を抱くことも可能であろう。

 ここからが、本題である。
 僕が声を大にして言いたいのは、"女性は異性との友情を純粋なものと勘違いしやすい"ことである。
 男性は性的欲求を表に出すことが得意であると思う。そのような話題は、男性間の日常会話で語られることは当然である。その手の話題をまったく話さない男性のほうが不自然であるといえる。男性には2種類しかいないのである。"オープンスケベ"と"ムッツリスケベ"である。みんな"スケベ"であるから、女性に対し性的欲望を抱くのは当然のことなのだ。それがなければ子孫は残せない。だから、どんな女性に対してもそれがたとえわずかなものであっても性的欲望を持ってしまう。故に、純粋な友情は無理であると言っているのだ。
 "異性間の友情は成立する"派には、圧倒的に女性が多いと思われる。
 僕は男性であり、女性ではないから真意はわからないが、どうやら女性には"性的欲望"を覚えない異性が存在するようなのである。
 男性は、女性を誘うとき間違いなく下心を持っている。誘ってOKをもらったら、期待をしてしまう。これが正常な男性である。しかし、女性は誘われてOKしても"友達だから"というノリなのである。人によってその度合いは全く違って、彼氏がいるからだめという女性もいれば、彼氏はいるけど友達なんだからOKという女性もいる。後者が"異性間の友情は成立する"派である。
 そんな女性に一言物申す!
 「男は友情の皮をかぶった狼である。」
 ただ、僕だけは違うと付け加えておくのだ。ははは。



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