月浮かぶそら、輝くひかり。 -静かな夜空の小さなトモシビ。

〔第九章〕新呪文


「暴走したから・・・とにかくこの暴走を止めるわよ」
俺は雷属性だ。雷の神に雷が効くのだろうか・・・
とにかくやってみよう。
「雷の精よ・・・我に力を・・・サンダーレイン」
雷が神の頭上に落ちた。だが全然効いていない・・・
「くそっ!!どうすりゃいいんだ・・・」
「サンダーブラスト」
「ぐっ!!」
反撃してきた。俺の魔法よりだんぜんつよかった。
「氷の精よ・・・我に力を・・・ダイヤモンドブレイク」
神に氷が刺さった。
「お前魔法使えたのか?」
「あたりまえでしょ」
「あたりまえって・・・使えるなら早く言ってくれよ・・・じゃあいっしょに魔法で攻撃したら勝てるんじゃないか?」
「そうね・・・やってみましょ」
俺達は一緒に攻撃した。
「雷の精よ・・・氷の精よ・・・我々に力を・・・アイスサンダー!!」
「がぁぁぁぁぁ・・・」
雷の神は正気に戻った。
「汝らがわしを正気に戻してくれたのか?」
「はい、そうです。」
「汝らのどちらかに、雷属性の魔法を持つ物がおるな」
「はい。私の隣にいる者がそうでございます。」
「そうか。ではおぬしに新しい魔法の力を授けよう・・・」
神がそういうと俺の頭の中に呪文の唱え方が入ってきた。
「サンダー・・・ブラスト・・・サンダーブラスト!!」
この呪文はさっき神が使った呪文だった。
「ありがとうございます。」
「では、我々はこれで・・・」
「汝らを外まで戻してやろう」
そういうと俺たちを外に出してくれた。
「さぁ、帰るわよ」

おわった~雷編終わり~でわでわ次回をお楽しみに~

第十章へ


© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: