The god of the wind.

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19話~新たなマシン~



彼がそう言いかけると外からエキゾーストが聞こえる・・・。

栄治「お~い!修仕度出来たか~!」

栄治は、自分の車を眺めながら待っていた。そこに修が家から出て来た。

修「悪い!待たせてしま・・・・!」

修が驚いた訳は・・・

栄治「おお。驚いたか!」

修「い・・いや・・驚くも何も・・・コレは・・・」

そう。それは、栄治のインプを見て驚いた・・・。なんと、ド派手なエアロを

付け、ものすごいでかいウィングを装着していたからである!

修「・・・・・(汗」

栄治「おい・・・どした?そんなに俺のインプカッケーか?」

修「お前・・・何?」

修は、唖然とするしか出来なかった・・・。その派手差故に・・・。

栄治「何とは何だ!俺のインプは芸術だ!」

修「・・・ま、イイヤ早くいこうぜ・・・。」

栄治「おま・・・もーいーやorz」

そこに、ちょうど淳が来た。淳は、修達の目の前に止まった。

淳「うわ!なんだ!コレは!?」←ちょっと引いている

栄治「いやだな~。淳さん。コレはカッコイイでしょ~?」

修と淳は口を揃えて言った。

修&淳「お前の趣味がイマイチよくワ カ ラ ン♪」

栄治「orz」

栄治は、少々すねた・・・そして、修が栄治と淳に言った。

修「・・・2人に見せたいものがあるんだけど・・・」

2人は、顔を見合わせ「何?」って顔をした。

修は、ガレージに入った。そこには、シートの被った車が1台あった・・・。

栄治「それ、エボだら?」

修「ああ。エボだよ・・・ふ・・はは!」

彼は不気味に笑い出す。

栄治「な・・なんだよ・・・?修・・どした!?」

修は、やっと笑いが収まったと思ったら、2人にこう言った。

修「あのさ~。俺、車換えたんだ。」

2人は、一緒に「はぁ―――あ?」っと言った。

そう言った後に修はシートを思いっきり剥いだ!そこに姿を現したのは何と!

シルバーのエボ10が隠れていた!

栄治「嘘!何でお前こんなの買えたんだ!?」

修は、普通に言った。

修「母さんが、職に着いたからって就職祝いに買ってくれた・・・。」

栄治「うそ~んorz」

淳は、エボ10を見ていた。

淳「ハハハ!確かにスゲーや!お前コレ乗り回せるようにがんばれよ!」

修「おう!」

淳「さて・・・。そろそろ行くか?お前達!」

修と栄治は、勢いよく言った

修・栄治「はい!!!」

修、栄治そして淳。この3人の旅は始まったばかりである

20話~箱根のカリスマ~へ続く。



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