襷~TASUKI~



襷~TASUKI~




箱根駅伝まであと少し。
おれが一年で一番楽しみなイベントです。
まぁ語りたいことはたくさんあるんですが、
とりあえず。完全に自己マンですが。



「・・・“戦国駅伝”時代が始まって、どれぐらいになるだろうか?



“6連覇”“5連覇”“4連覇”・・・そんな“王政”が存在しない。
(まぁ駒沢大は連覇中だが)

年ごとに覇者が変わる戦国乱世の世の中。

多くの大学にチャンスが訪れたと言うのか、それとも

多くの大学がピンチと隣り合わせとでも言うのか・・・





第80回記念大会は、まさに“群雄割拠”の大会になりそうだ。



駅伝シーズンの開幕を告げた出雲駅伝。

それは波乱の幕開けでもあった。

秋晴れの島根・出雲。

なんと、

“王者・駒澤が負けた!”

勝ったのは、久々に大学駅伝制覇となる日大。

エース藤井の雄たけびに古豪復活の予感。

“キング”駒沢は大東大にも抜かれ、3位に終わった。


これに続いて、またまた大波乱の全日本大学駅伝。

また、駒沢が負けた。

古豪復活かと思われた出雲の覇者、日大も沈んだ。

ではどこが勝ったの?

山梨学院?いや。

大東大?いや。

―――まさか、東海が勝つなんて…。

東海大学。

前回の箱根で、5区に走ったルーキーの中井が区間新記録の快走を見せた。

その中井が今回の箱根はエースとして、チームを牽引する。

“湘南の暴れん坊”が優勝戦線へ名乗りをあげる。





“勝てるチャンスはある”…とほくそえむ伏兵が、対抗馬がいれば、


“あくまでも本番にあわせていく”…と開き直る本命もいる。


“ウチはまだまだ苦しいよ”…と弱音を吐く伏兵もいれば、


“意外と面白いかもしれないよ”…と匂わせる大穴がいる。




“いよいよわからなくなってきた”


さて、箱根駅伝。どこが勝つのだろうか?

大方の予想では、

1.駒沢2.東海3.日大4.大東大

あたりが優勝候補らしい。

まず“キング”駒沢。

選手層の厚さは随一。

絶対的なエースはいないが、区間が増える箱根でこそ本領を発揮してくると思われる。

だが、弱点をつくならそこ。エースがいないこと。

エース区間である2区、9区などに他チームは勝機を見出せるのでは。


次に東海。

駒沢以上の選手層を誇る東海は安定感が高い。多少故障者が出ても戦力ダウンはしないだろう。

また東海はなんといってもエース中井の存在がある。

2区or5区。どちらで登場するのだろうか?

そこらへんも見物。


さて日大。

ご存知の通り出雲を制した日大。

優勝争いに加わるのは間違いないだろう。

だが、エースに頼る面は大きい。

出雲は距離が短く、長いアンカー区間を走る大エースが一人いれば勝ててしまうものなのだ。

出雲、今回の日大は藤井、前回の山梨学院はモカンバというエースがいて優勝を勝ち取った。

だが、箱根はそうはいかない。

エース一人の力ではそこまでレースを動かすことが出来ない。

現に全日本ではなかなか調子がでず、藤井はそこそこがんばったが、

思ったようなレース運びが出来ずに、7位に終わっている。

箱根では“藤井依存症”をどうするのか。

また、“スーパー”ルーキー土橋啓太にも注目したい。

超高校級のランナーだが、20キロ以上の距離を大会で走ったことはないだろう。

どの区間で出てくるのか。

そしてどのような走りを見せてくれるのか。

さぁ、一見地味だが世論でも高い評価を得ている大東大。

平地でのポイント区間、2区4区9区などで攻勢をかける。

特にエース柴田が走る区間。

そこで勝負をかけたい。

あとは、“お家芸”の山。

そこでライバル校を振り切り、その他の区間でも無難に襷をつなげることができれば、

優勝は見えてくるかもしれない。


ここまでが一般的に言われている“4強”である。

駒沢。東海。日大。大東大。

この4強に次いでいるのが、

山梨学院だろうか。

橋ノ口、モカンバ、高見澤、森本など、前回の往路優勝に貢献したスピードランナーが揃う。

今回も“往路優勝”候補の筆頭に挙げられるだろう。

復路で粘りの継走ができれば・・・


あえて、6校目は法政大学。

おれが一番応援している大学。

理由には、徳本一善選手の名前を挙げておく。

彼はまさに“神”だった。

2年生、3年生のときに箱根ですばらしい走りを見せた。

大学No.1ランナーと言われた。

だが、4年生のときはまさかの2区途中棄権。

栄光と挫折を味わってきた男。

大学卒業後は日清食品に入社し、実業団駅伝を走っています。

2004年元旦。箱根駅伝前哨祭。

ニューイヤー駅伝 もお見逃しなく。


話がそれちゃいました。

話を戻すと、

今回の法政は強い。

箱根駅伝予選会を1位で突破。

安定感バツグンの4年コンビ、長嶺と中村。

長嶺は2区、中村は9区で起用されるのが濃厚。

また、前回の6区。山下りで区間3位の好走を見せた、2年生の白田。

白田、中村の走る復路では十分上位校と勝負ができる。

“耐える往路”を乗り切れば・・・

そのためにも、“真のエース”黒田の復活が鍵となる。

前回の箱根も故障で走ることが出来なかった。

それからもケガが続いていた。

だが、今回走ることが出来れば、今までのうっぷんを晴らしてくれるはず。

黒田選手、まじで頼みます。

近年の法政は1区、2区のロケットスタートで一気に飛び出し、

それ以後で粘るという戦い方をしていた。

だが、今回は総合力で勝負をしかける。

前々回は徳本の棄権、前回は土井、黒田の2枚看板の故障で思ったようなレースができなかった法政。

だが、今回は違う。

新ORANGE EXPRESSが輝きを取り戻す。



・・・と、ここまでこんなに言っておいて、

実はホントはホントにホントにどこが勝つのかさっぱりわからないんです。

中央、東洋、順天堂、日体大、中央学院、亜細亜、神大、帝京、東京農大、関東学院、早稲田、城西、国士舘・・・

いや、“日本代表”の全国学連選抜(オープン参加)はどこまで健闘するのか


まじでわかりません。

今回はとてもおもしろいものになりそうです。

また波乱が起きるのか否か。

・・・


苦悩があった。飛躍があった。無念があった。光明があった。

夢。

“優勝”“区間賞”“シード権”“完全襷リレー”

みなさんの夢が一つでも多く叶いますように…。

19大学20チーム、320人の選手のみなさん、健闘と無事を祈ります。



…波乱があった。波乱を超えた衝撃があった。そして感動の結末は?




本命派のあなたも、穴党派のあなたも。

往年の名選手も、これからの“たまご”さんも。

ランナーのお友達も、ここまで育てた親御さんも、

高校の恩師も、かつてのチームメイトも、

選手御用達の女将さんも、沿道のお土産屋さんも、

予想と取材で忙しい報道の皆さんも、

裏方で仕事に徹する補助員の皆さんも、

多くの箱根駅伝ファンの皆さんも。

種目を越えて陸上競技ファンの皆さんも。

“これで毎年お正月を感じたい!”と思っているあなたも。

そこの1月2日、3日が暇なだけの人も。

そして、全国1億何千万人のみなさん。

箱根駅伝に酔いしれましょう!!」


2004年1月2日、AM8:00出走!

熱い戦いを、 そして、感動の『襷』物語を見逃すな!

箱根駅伝公式ホームページ



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