えくしあのもう更新する気なしブログ

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光陰矢の如し-春


中学入学。
そこで私は某氏たちと出会った。

私は彼からガンダムを教えてもらい、ファンとなる。
つまり今年はガンダムファンになってから10周年記念。

部活は当初、小学時代の先輩からテニス部に入るように勧められていたが、最終的に科学部に。
要するに帰宅部。
強制部活の中学だったが、部活なんかやってらんねえ…というのが当時の意見。
まぁ、後にこの科学部にいたことが私の人生を大きく変えることになったが。


中学時代は正直、3年のときが濃すぎたんで1年の話はあまりない。
いつも私と某氏、マスオ兄さん、イクラちゃんの4人メンバーでカードを作ってゲームをやったり、鬼ごっこやってたりしたな。
この鬼ごっこは当然ながら公共交通機関なんか使わんが。

今思えば、某氏と話すようになってから同じクラスだったのってこの1年のときだけだよな…。


入学して間もなく、とある先生から授業中に桜島の火山灰…通称『へ』の話を聞いた。
しかも授業2時間分の時間を費やして…
あまりに強烈なインパクトだったので今でも覚えている。
やはり発表なんてのは堅くやってもしょうがない。
この話は私のスピーチ時のバイブルだな。


中1のときは嫌いな奴もいたわけですよ。
じょじょに私のダークサイドも開花していたらしい。

某氏は忘れているようだが、この頃はほぼ毎日学校終わったら、えくしあ邸に集合だった。
某氏の家にはたま~に帰りがけに寄らせてもらう程度だったな。
Ksy氏と初めて会ったのもこの辺り。

それにしても当時は漫画なども考えていたからスゴい。
ゲーム製作とかも考えていたよな。

たくさんあったはずの可能性の芽は、いつしかすべて枯れてしまった…。

中2になってから私はゲームに没頭。
ゼルダ、スタシャン、武蔵伝などなど。
進学なんて先のことは考えてもませんでしたよ。

帰宅部同然の科学部なんて行ってもしょうがねぇし。
別に当時はアレで満足してたからいいか。


修学旅行で京都に行った。
当時は西洋人だったので、寺などには興味の欠片もなかったが、今までで一番新鮮な修学旅行だったな。
是非ともまた行きたい。

こうして平凡すぎる毎日が過ぎ去り、3年へと進級。
成績も良いわけではなく、当時は進学すら面倒だと思っていた。
このまま平凡に中学生活も終わる予定だったのだが…。

これから語られる3年次の話はおそらく、我が人生で最も濃い1年間。
今の自分を形成するのに欠かせない期間でもあり、銅眼鏡氏という素晴らしい後輩とも会えた重要な1年間。

1999年、アンゴルモアの大王は降りてきたのだ。


3年へと進級。
それと同時にファンになって最初のガンダム、ターンAがはじまる。

これまでと大きく変わることがひとつ。
つまり最上級生。
何がキッカケかは忘れたが、部活に行くようになる。
先輩が嫌いだったわけではないが、やる気のない先輩を置いて勝手な真似を振るえなかったチキンなのだ。

部室はなく、パソコン室を使って良いことになっていた。
マシンはPC98という今では考えられない素晴らしいマシン。
当時、卓球部だった某氏をヘッドハンティング。
気付いたら後輩もよく出入りするようになる。
いや、もしかしたら後輩が出入りしていたところに私が加わっただけかも。

その後輩の中に、銅眼鏡氏や高校時代も一緒に行動することになったMeがいた。
最初なにをやっていたかは忘れたが、ガンダムネタなどで後輩と話し合っていたのだろう。
同時の私はシャアとか知らなかったがな(笑


銅眼鏡氏とメタルギアの話で盛り上がる。
気付いたら彼はそれを題材に小説を書き始めていた。
みぃと潜入記の誕生だ。

科学部メインメンバーは7名。

1年
アセトン・Mo

2年
銅眼鏡・Aハンター・Me

3年
某氏(通称フォックス)・えくしあ

昨年までやる気のなかった顧問(通称コクラ)がやる気を取り戻し、我ら科学部メンバーは1年間でひとつのテーマを掲げた。

学校でエアホッケーを作る!

まさに卒研。
ホームセンターから木材買ってきて、削って、ひっつけて…。
誰が設計図書いたかは忘れたけど。
下校はいつも最終時刻。
毎日のように校内に響き渡っていたG線上のアリアは当時のメインテーマだ。

夏には高専ホビー教室。
何も起きなかった第7の月の末…。
いや、ターンAの録画に失敗したか。

近くの高専に3日間ほど通い、ホビーを作った。
1年生チームはソーラーカーを。
残りは形状記憶合金を使った湯呑み鳥。
この夏はスターウォーズ1が公開されたこともあり、ペプシコーラを飲みまくってた。


中学最後の夏休みが終わった。
一般的にはこの夏休みをどう過ごすかで勝敗が決まるとまでいわれているが、私の場合は宿題すら終わったかどうか(笑
夏休み明けてから残った宿題の片付け。
当時作文が大の苦手だった私は、当然ながら読書感想文原稿用紙3枚を書いていない。
どうしても逃げられなかったので、8枚分書いてやったわ。
今なら10枚以上書けそうだな(笑

メモがないんで夏休みの出来事といえば高専くらいしか思いつかない。

友人のビッグイクラちゃんと銅眼鏡氏の家に行ったとき、イクラちゃんがベッドを破壊したことがあったな…。
いや、重みで。
夏は銅眼鏡氏の家によく行った気がする。


秋がきた。
私はこれからはワープロくらい打てねば!と、部活中はタイピングの練習。
当時は頭にキー配置を叩き込んで打っていたんで、下は見ずに打てたけど速度はなかった(笑

この時期は文系の部活、最後の大舞台となる文化祭がある。
我ら科学部の出し物
・アクセサリー
・みぃと潜入記

以上の2つ。
アクセサリーはリゴラックという樹脂を使い、花などを封入したもの。
アセトンなんかはゴキブリ封入してたから笑える。
かく言う私も、蚊を封入してジュラシックパークやってたけど。
ミミズも封入しました。
写真載せたいとこだけど、実家にしかないや。

後者は銅眼鏡氏が執筆していた小説。
コクラに頼むとまさかの許可がおりた。
前日に夜まで残って印刷した。
ドットインパクトプリンタ、遅いです。

エアホッケーも出したかったけど、間に合わなかったんだよなぁ。

アクセサリーは大好評で、配布分は全部終了。
みぃとについては、図書館の先生から『来年の読書感想文が楽しみです』との高評価(笑

文化祭は大成功だったなぁ。
そして受験のため引退…?


普通文系の部活というものは、文化祭をもって3年生は引退するもの。
だが、私はしなかったんだな(笑

高校受験ごときで、今しかできないこんな楽しいことをやめられますか。
って感じデス。


秋の終わりに事件は起こる。
友人が隣町のローソンでポケモン金銀予約したもんだから、発売日前日の深夜、一緒に取りに行くことに。
某氏も行くことになったが彼は別行動をとり、ローソンで合流することに。
私は警察に見つからないよう、裏道を進んだが、バッタリ遭遇。
高校受験前に補導されちゃいました。
察:『こんな深夜に何してるんだ?』
え:『いや、ポケモンをとりに…』
別行動をとった某氏は普通に表道を通りローソンに着いていた。
なんでテメーは捕まってないんだよ!?

冬がやってきた。
部活のテーマは天体観測へ。
夜、デパートの屋上でやったが、どうもうまく見えず、『寒かった』という記憶のみ…。

この時期はMeの家に泊まったりもした。
こうして受験=別れは近づいてきた。


志望高校なんて『家から一番近い普通科じゃない高校』とものすごい理由。
そこで何が待っているかなんて、気にもしなかったがな。


えくしあ邸でスマブラ大会なんてのもやったな。

年が明け、科学部で打ち上げをやった。
最初はボウリングや喫茶店やらだったが、当日コクラがレンタカーを借りてみんなで遠出。
コクラ、マジありがとう…。

しかも秋ごろからよく科学部に出没していた、正規の部員ではないイクラちゃんや、Hハンター(こう書くとイヤな響きだな)も一緒。

10人近いメンバーにラーメンまでご馳走してくれた。


この日、ターンAのオープニングが変わるという衝撃の事実を知ったんだよ。
エビフライがラスボスだとかも。

64DD買おうなんて考えたのもこの日。
思えば、いまはこの打ち上げしたとこの近くに住んでるんだなぁ。


こうして私の科学部生活は幕を閉じた。
エアホッケーは卒業後に後輩たちが完成させてくれたそうだ。

そして高校入学式の前日に∀ガンダムの放送も終了。
1年間共に過ごしてきた∀ともお別れの時がきた。

中学時代は科学部の思い出が大きすぎて、とくに3年次に至っては教室での出来事をほとんど忘れてしまっているほど(笑

こうして舞台はあの高校へと移る…。


先日の同期の仲間がAE出身だということで、今日海に行った帰りにふと思った。
中1の頃よく話していたあの娘はどこに行ったのだろうかと。
たしか、AEの英語科に進んだはず…。
成人式のときも私は会わなかったが……。

まぁ、いずれどこかで会うこともあるだろう。


間もなく5月。
カレンダー上ではまだ春であるが、桜も散ってもう初夏。

これから暑い夏がやってくる…。


記:2007年4月。


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