バイク三昧な日々

バイク三昧な日々

リヤサス仕様の変更計画

★★★ リヤサス仕様の変更計画~BESTEX特注バネに行きついた理由 ★★★
No.3
04/04/某日

☆ノーマルサスについて現状を考察☆
いきなりですが、話は突然1ヶ月ほど遡り...04/04/某日 自宅にて

ノーマルサスのセッティングによる改善限界
今日まで、何とかR750を自分のものにしようとセッティングに悪戦苦闘したが
どの状態でも一向に改善が見られないトコロまで行き着いたようだ。
下記にその症状をまとめてみた。


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(通常走行時)
・乗り心地が非常に悪い。後輪がバタバタと小刻みにハネるような感覚がある。
・ちょっとの段差でも突き上げられ、ホイルスピンを起こす。
・路面縦方向のうねりに弱い。
・雨天走行時は、リヤタイヤが非常に滑りやすい。
・高速道路での直進安定性が悪い。
・リヤタイヤのグリップが得にくいためリヤブレーキを有効に使えない。

※全体傾向として路面にタイヤを押し付ける力が相当弱い。

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(競技走行時)
・ブレーキング時にリヤタイヤのグリップが予想以上に不足する。そのため、リヤに過重を残すことができない。
・旋回開始時にリヤタイヤがグリップしない。(スライドしたまま収まらない)
・旋回中にリヤタイヤのトラクションが期待値の半分も得られない。安定感がまるでない。
・旋回後半での向き変えに時間がかかる。(リヤサスが突っ張る感じで曲がらない)
・立ち上がり加速時にもトラクションがほとんど得られない。(空転しっぱなし)
・左右への切り替えし時に後輪のグリップがなくなる。(スライド、横に逃げる)
・リヤタイヤが「面」ではなく、「点」で接している感覚である。
・リヤサスが動いている感覚がなく、タイヤのたわみのみでグリップを稼いでいる感じである。

※全体傾向としてストローク量が少なすぎる。

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このような状況である。
これらを解消する目的で、出荷時の設定を様々に変更してきたが、
標準で付いてくる「調整機構」の範囲内で、プリロードの強弱、ダンパーの強弱を様々に組合せ、最も良い設定値を出そうと試行錯誤したものの、結局上記症状が少し緩和されただけで満足できるレベルにはほど遠く、仕方なく市販のリプレース用サス(オーリンズ、WP等)への交換を検討しはじめていた。

ところが、色々調べてみるとGSX-Rのリプレース用サスは"サーキット走行を考慮し"バネが硬く(ノーマルよりバネレートが高い)、一般道での乗り心地は硬い印象があるというのがほとんどで、これでは自分の望む方向性とは全く正反対であり、購入に躊躇いが生じてしまった。
(注)実際に、オーリンズやWPに標準で付いてくるバネのレートは「ノーマルより高く設定」されているが、他メーカー(HONDAなど)のノーマルサスのバネレートと比べると取り立てて高い訳でもない。
ただ、R750の問題は高いリンク比との組み合わせに起因しているため、ノーマルよりもレートが高いバネでは症状が悪化するだけなのである。


そこで、更に調査してみると例えノーマルサスでもバネ自体は交換(バネレートの変更)が可能という情報があり、交換によって相当特性が変わるとも書いてあった。

確かに前車CBR600F2のサスの印象は、バネとリンクの組み合わせがしなやか&ソフトで非常に良く動くサスであり、路面を捉えて離さず、たとえサーキットのような高速走行でもダンパーを強くすればそこそこ走れてしまうという状況であった。常に、リヤタイヤのグリップが均一で、路面状況に応じて足回りが必要な分だけ動き、車体は常に安定した状態という特性があった。

また、走行モニターとして、スポーツ系の別車両を借りて走る機会が度々あったが、明らかにGSX-Rより良いペースでしかも心地良く走ることができた。(それら車両の足回り、特にバネとリンクの組み合わせは明らかに柔らかい印象)、この時点で「バネ自体の硬さ(バネレートの高さ)に問題がある」という確信を得る事ができた。
つまり、現状の問題点はGSX-Rの使用状況とバネレートが見合っていないために感じる不満(不安)であり、適切なバネに交換する事で簡単に解決するのではないかと思い始めた。
→本当はリンク比も深く関係しているが、リンクの傾向を変更するという行為は”かなり大事になる”と予想されるため、まずはバネから手を付けるという考えに至った訳。

ところが、リプレース用サスに交換するにしても、「この"適切なバネレート"がわからない限りバネ交換を繰り返さなければならないのでは?」という不安も浮かび始め、それなら、自分のような素人が、何種類あるかもわからないバネの中から「適切なバネ」を選ぶよりも、バネを製作している専門家に選んでもらった方が当然良いに決まっているという考えに行きつき、ネット上でバネを専門で製作しているベンダーはないか検索をし、その中で”BESTEXさん”が見つかり相談することになる。

Bestex

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