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ゲームハードの価格に関して思う事。たとえば、今度発売されるPS5PROは本体価格が12万円という。これは自分の中ではゲーム専用機として極端に「高い」と思う。 ゲームメディアの中では「性能で考えると高いとは言い切れない(同水準のゲーミングPCと比べると、という意味だろうが)」と擁護する意見もあるが、私の場合「ゲーム専用機は本体と同額のソフトを買って遊べて、はじめて「採算をとった」と感じるので。 例えば先に出ている任天堂スイッチは自分の持っている初期液晶バージョンで確か32000円ぐらいだったと思う。で、ソフトを平均価格5~7000円として考えると本数で言えば5.6本分。購入後2年ほどでもう十分採算をとったと思える本数を遊ばせてもらった。この辺は過去のゲームハードではどれも同様のことを思っている。 で、問題のPS5PROですが、本体価格と同等のソフトの魅力あるタイトル本数があるか?と考えてしまう。もちろん、この辺は好みの問題だがソフトを遊ばないとゲーム専用機というのは他の用途に使えない、本当に単なる箱でしかない。そこを考えたときにこの12万という金額は相当ハードルが高い。 しかもPS5PROは、あくまでPS5の上位ハードであって専用のソフトが出るわけでは(いまのところ)ない。言われているアクセススピードやフレームレート、一部描画の高画質化といった、ゲームそのものが変わるわけじゃないという。ここに私としては通常のPS5(現在8万円)+4万円の価値を見いだせない。 ゲーム専用機はこれに限らず「遊んでなんぼ」な機械。昔のPSシリーズのようにメディアプレイヤー(DVDやBD)機能も排除したというからには、相当なソフトの魅力がないと採算をとった、と感じられないと思います。 ・・・ていうか、今噂されている任天堂のスイッチの後継機も同じ価値観なので、もし5万円を超えるようなハードだとしたら・・・
2024.09.30
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先日のTBSラジオ「伊集院光 深夜の馬鹿力」でDJがベストバイ(買ってよかったというものをジャンル問わず紹介する)のコーナーで、リスナーから勧められた漫画として「日に流れて橋に行く」という作品を読んだらすごくおもしろかった、と・・・ で、私も全く聞いたことのないタイトル作品で、アマゾンで今、単行本の1.2巻が期間限定で無料公開されているので読んでみました。 舞台は明治時代の日本橋の服問屋。江戸時代から続く老舗なのですが、時代の急速な西欧化についていけず、古臭い店として落ちぶれていく中で海外に留学していた主人公が「昔の良いものを残しつつ、売り手(店員)の意識を変えながら店を立て直す、というストーリー。 感想:すごくおもしろい!まず、絵柄が普段自分が読まないタイプのタッチ(女性向けコミック風)なのですが、とにかく洗練されていて読みやすい。何よりこれはNHKの朝ドラなんかに向いているんじゃないかと思うような。また、単に物の売り買いだけでなく、当時の労働システムや男女格差、商売のシステムなども含めて膨大な情報をわかりやすくストーリーに織り込まれていて。 と、いうわけで現在最新10巻まで出ていますが、つい単行本全部買ってしまいました。 気になった方はまず10/8までですがこちらから最初の無料分を読んでいただければ。 しかし・・・本当に知らない漫画ってまだまだいっぱいありますねえ。
2024.09.29
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自民党の総裁に石破茂氏、というニュース 石破さんはメディアでは「党員票は人気があるが議員票は集められない」「党内でも孤立して人望もない」と散々書かれていましたが。というか、政治の世界の外にいる私たち庶民は「そういう報道でしか党内情勢など知るよしもない」というのが99%以上でしょう。 と、いうことはこの場合、「全く頓珍漢なことを延々と報道していた」ということにならないかと。特に政治記者とか、政治評論家というテレビに出ている人たちがこの選挙期間、延々と分析していたことは何なのかと。特に「彼は党内での人気や、大きな後ろ盾の大物議員、長老と言われる人のバックアップがないから決選投票になったら負ける」と言ってた人って・・・ それよりなにより、自分の国の首相になる(今の選挙システムでは政党総裁=内閣総理大臣)人を、自分たち国民が選べないってのは、有権者としてもやはり不健全だよなあと思います。
2024.09.28
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クオリティーとコストについて。 昨今のゲーム業界だけではありませんが、たとえばあるアニメの技の、その中でも数フレームの動きに対して何度もリテイクが出されたことがあり。で、何度説明を受けて、自分なりに解釈し、再提出をしてもOKが出ない。で、「もういい、俺がやる」とデータを引き取られた。 その時はやはり自分なりにしょげていたのですが、その本人がやったデータを見比べてみた。「・・・どこがかわったの?」 正確には確かに止め絵で、それもコマ送りで見比べると微妙な差はある。が、通しで見ると全く差が分からない。気になって隣の席にいる人に初見で「このデータの違い、わかる?」と聞いたのですが、どっちがリテイクでどっちがOkかわからない、あまり変わったように見えないと・・・ この時思ったのは、たとえば自分の背中がかゆい時、自分なら一発でそのかゆいところがわかります。が、これが他人に掻いてもらおうとするとなかなか意図通りに説明するのはむつかしい。「そこじゃなくてもっと下・・・じゃない!もうちょっと左…行き過ぎ!戻って・・・ああ、そっちじゃない!どうしてわからないかなあ!」と・・・ ですが、このこだわりは客観視すると多くの人にとって「背中を搔いているのには変わらないのに」になる。 さらにいえば、この差が一般ユーザーのゲームの売り上げ(魅力)に通じるか?というと、そうでもない。ではいったい「何のためのこだわりだったのか?」になってくる。 ゲーム業界の高コスト化って、一事が万事、こういうことが原因だと思っています。高速で流れて行ってしまう背景のビルの、窓枠の質感にこだわることでクオリティーアップになるのか?それらが積み重なって高コストになっているけど売り上げは以前より減っているとしたら・・・「神は細部に宿る」という言葉があります。が、それは「細部のこだわりによって売り上げが破壊される」でもあり。
2024.09.27
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森本毅郎・スタンバイ!放送9000回 TBSラジオで毎朝6:30より放送しているニュース番組 森本毅郎・スタンバイ! が放送9000回という・・・実に34年もの歴史で。それを記念して、今、特設HPが作られ、過去の放送の一部音声を聞くことができるようになっております。 これで思うのは、やはり声、というのも年齢と共に変わっていくものだと。私が番組を聞き始めたのは10年ぐらい前と比較的浅いリスナーなんですが、その当時のアーカイブの声は現在の放送に近い、ですけど、もっと前の声は「若い!」と思わず言ってしまいたくなる。 こういうのは特に毎朝聞いていると少しづつ変化していくので気が付かないので余計に新鮮です。 ですが、オープニングのBGMやジングルなどは昔から変わらない。それをずっと続けていて、時間帯聴取率も常にトップという、本当にTBSラジオ看板番組の一つ。 ラジオ文化というのはこの番組だけでなく、地方局などでも30年以上続いている帯番組というのは結構あり、それらの番組の共通するのは「過剰に面白いわけでも、かといって全く耳に残らない訳でもない、聞く側の日常に「当たり前にある」放送」を毎日淡々と続けている。まさにリスナーの生活の一部になっている。 私もこの番組は、朝、会社に出勤する前の時間、このコーナーが始まったからそろそろ準備しよう、通勤道中もネットのラジコで聞きつつ、そろそろ放送終わるから○○の駅だ、みたいになっています。 と、いうわけでお二人ともまだまだ!10000回目指して頑張ってください!
2024.09.27
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アマゾンプライムで、今「水曜どうでしょう」の初期のころの放送が会員なら無料で見られる! いやあ、これはうれしい!水曜どうでしょうといえば、北海道のローカル地方番組でありながらその面白さが口コミで広がり、特に初期の無茶な企画が大人気。今でこそ大河ドラマにも主演する大泉洋を見出した伝説の番組で。 私はずいぶん後にファンだった友達に勧められて近所のDVDショップでレンタルし、どはまりしたのですが、久々に見ても面白い!特に東京からサイコロの出た目でルートを決めて北海道に帰還を目指す「サイコロの旅」は、今見ても無謀、かつ、バカバカしい! 低予算であることをノリと勢いと編集でカバーするその番組構成は、後に他の地方局でも同種のバラエティーを作るきっかけになったものであり。 と、いうわけで「名前は聞いたことあるけど見たことがなかったな」という方はこの機会にぜひ。
2024.09.26
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『ワニワニパニック』生みの親、石川祝男氏が逝去。バンダイナムコホールディングスの元代表取締役社長としても知られる人物 偉大なゲームのクリエイターがまた一人。とはいえ69歳ですからまだまだお若いのに・・・また、ゲーセン版のアイドルマスターは本当に楽しませていただきました。 ゲーム業界も、最近訃報を聞くことが多くなって。それはインベーダー時代からすでに半世紀近くたったのだから、当時は若い業界(今でも全体的には若い業種ですが)にも歴史が生まれた、それこそ定年を迎えたり、ゲーム一筋の開発者、という人が増えてきた業界なんだなと。 自分ももうすぐ50代ですが、考えたらこの業界でずっと働いていて。むしろこれ以外の仕事は学生時代のバイトしかしたことがない。今の仕事がある限り、というか、このままゲーム業界でしか生きられない人生なのかなと。もちろん、この業界で生き残れるかはわかりませんけど。 偉大なる先輩に敬意と、「楽しいゲームをありがとうございました」という感謝を込めて・・・
2024.09.25
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週末に長野の実家に帰りました。そしたら母が頂き物の栗の実が皮つきである。と、いうわけで栗ご飯にしようと。 果物ナイフで固い鬼皮を私が剥いて、母が中の渋皮を剥く。これが結構大変。しかも、栗って意外と剝いてみたら悪くなっている奴も多くて。1/4は食べられないようなもの。 なんやかんや3.40分ぐらいかかって15個ほどの栗を剥きました。あとは縦に割って塩水にしばらくさらして、電子ジャーに米と市販の炊き込みご飯の元と共に放り込む。夕食は栗ご飯。 いやあ、おいしかった。ちょっと早いですが秋の味覚を堪能しました。 祖母がまだ生きていたころは、この栗を剥く役割は毎年祖母がいつもやっていたのですが、大変な作業だったんだなあと。そんな秋の味でした。
2024.09.24
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ゲームのパクリ、模倣の話題がネットで見かけられますが、四半世紀以上開発の現場にいる、大小さまざまなゲームの開発に関わった私の意見としては「ここ、○○のゲームのあのキャラのあの技の動きみたいなイメージで」 なんて指示は当たり前です。これは大手にいたときも、今の中堅開発会社でも。特に自分のジャンルであるモーションのジャンルでは、指示書に直接名指しで書いてあったり、参考動画として他社製品のその動きの動画が添付されていたり。 これに関して、わたしは「パクリだ!けしからん!」と思ったことは一度もない。なぜならそういう積み重ね、プラスアルファ、バージョンアップが今のゲーム業界をここまで作ってきたものだから。と、同時に直接データを抜かれて流用でもされない限りは、動きというものに著作権はない。 これは他の分野でも同じで、ゲームというものがそういった形での積み重ねの歴史であり、もし、メーカーが訴えるとしたらパクっているから訴える、のではなく「その行為が自社のゲームの売り上げを阻害すると判断した場合」のみで。 だから、開発者でも権利者でもない単なるファンが「パクリだ!けしからん!訴えるべき!」という行為にメーカー側がこたえる必要はない。そもそも「嫌なら買わない、遊ばない」という最大の権利を行使できるのはユーザーなのだから。 今回の騒動で任天堂が何をもって訴えたかはわからない。が、単に一般人の「似ているからムカつく」というレベルではないとは思う。
2024.09.21
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任天堂がパルワールドというゲームを特許侵害で訴えた、というニュース 細かい内容がまだ入っておりませんが、不思議なのは今回の訴訟がどうしておこなわれたのか?ということで。特に今回のパルワールドというゲームは「ポケモンのパクリ」と発表当初から言われておりました。 と、同時にポケモンに似ている「モンスターを捕まえて育て、バトルをする」ゲームなどというのは他にもいっぱいあって、有名なところでもデジモンとか、妖怪ウォッチ、みたいな・・・だから今回の作品だけ訴えた理由がちょっとわからない。 任天堂のゲームというのはこの作品に限らず、常にヒットを飛ばした後にパクられてきた歴史があって。「マリオカートみたいなスクエニキャラレースゲーム」であったり「スマブラみたいなPSの格闘ゲーム」であったり、そういうことに対しては任天堂って比較的寛容だったんです。 ただ、今回のパルワールドが任天堂の「何の逆鱗に触れたか」が純粋に興味があり。 業界人として注目したいです。
2024.09.20
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レバノンでまた一斉爆発、ヒズボラ無線機 14人死亡・450人超負傷 昨日のポケベル爆発に次いでトランシーバー型無線機も一斉爆発で被害、というニュース。 身近で使っていた機器が爆弾になるという、まるでマンガやSF小説の世界ですが、これは恐ろしい話であります。と、いうのは今回のポケベルも無線機もまさかこういう形で仕掛けられているなんて想像できなかった、しかも数百、数千単位の一斉起爆ということですから、相当大規模に仕込まれていたことであり・・・ 何より怖いのは遠隔無線で操作できる爆弾をいつ、持たされるかわからない、何が爆発するかわからない疑心暗鬼になる。ある意味で一線を越えた作戦であり。さらに規模が大きい。 で、当然ですがこの影響というのは現在は軍に卸された特定の機材ということですが、今後はスマホでも、パソコンでも、それどころかあらゆるものが遠隔操作爆弾になりえる。かといってすべてのものを爆発物チェックなどできるわけがない・・・ 相手勢力が行ったということは、こちらも報復という手段として行う可能性もある。そして、その被害は両国の戦争に自分は関係なくてもたまたま隣にいた、というだけで私たちも被る可能性もある。 恐ろしい話であり。
2024.09.19
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ちょっと前にネットで見て「なるほどなあ」と思った意見に「ゲームでまでリアルな人間関係を持ち込みたくない」 というもの。 昨今のゲームはオンライン対戦や協力プレイ、あるいは他者とのランキングやフレンド登録など、ユーザー同士の関わり合いができるゲームがごく当たり前で。 しかし、むしろそういうリアルな人間関係を持ち込まれたくない、一人でゲーム機相手に楽しみたいからやっている、という人もいる、というやつで。 確かにインターネットの普及前のゲームの立ち位置というのが比較的それに近く。むしろゲームセンターで見知らぬ人と対戦格闘とか、MMOのようなコンピューターではない、生身の人間とのゲームというのがイレギュラーだった(せいぜい家庭用ゲーム機の2人同時プレイ程度)ともいえます。 そういう意味で「ゲームにまでリアルな人間関係を持ち込むことが本当にゲームそのものをおもしろくするのか?」はいろんな考え方があるだろうなと。 一人で淡々と、黙々とのめりこむのもゲームの面白さであり。
2024.09.18
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異様に感じたこと。本日のラジオのニッポン放送「辛坊治郎のそこまで言うか」という夕方の番組があり。その中でこの番組のメイン司会者でコメンテーターである辛坊治郎氏が、番組内で高齢者問題に関する話題で「狂人」「狂ったか」という言葉を乱発しておりました。 で、そのコーナーが終わってCM明け後、同じスタジオでアシスタントしている増山さんという女性アナウンサーが「先ほどの番組内で不適切な発言がございましたことをお詫びいたします」と・・・ で、番組での続きのコーナーではその不適切発言した辛坊治郎氏はそのことに一切触れず、何事もないようにコーナーを続ける・・・ え?なんで不適切な発言をした張本人が生放送でそこにいるのに、関係ない女性アナウンサーに謝罪させて自分は知らんぷりなの?それってひどくない? で、先ほどラジコのタイムフリーでその部分を聞いてみたところ、発言部分は音楽が流れて消されている。放送に残っていない。 こういう事ってよくあって、たとえばテレビ番組のサンデーモーニングでの元野球選手の「喝!」のコーナーでひどい差別発言を行った翌週の放送で、なぜか女性アナウンサーが謝罪。その発言した本人はいるにもかかわらずです。 これっていったい、誰がなにを「謝罪した」んですかね?謝罪というのはまず本人が認めたなら本人の口から直接行うのが筋ってものです。でなければ関係ない女性アナウンサーが書かれた謝罪文を読むことに何の意味があるのか?ましてや、その発言の主はその場にいるのに。しかも、これが番組の責任者であるプロデューサーであったり、もっとえらい役職の人、あるいは冠番組の司会者本人なら番組としての謝罪、という意味でまだ理解できるんです。が、責任としてはほとんどない女性アナウンサーにさせる・・・ 責任回避の気持ちの悪さを感じました。
2024.09.16
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少し前のことですが、ある有名なイラストレーターが自身のツイッターに掲載したイラストに対し「AI作画だ!あなたのイラストを昔から好きだったのにAIを使うなんて裏切られた!」とツイート。それに対してイラストレータさんは「AIは使ってません。すべて手書きです」と。そうしたら「うそをつくな!この独特な色使いや線の感じはAIにしかできない」・・・で、業を煮やしたイラストレーターさんが証拠として作業過程をレイヤー分けて保存してある画像を見せる。 これで決着・・・なんです。動かぬ証拠として。しかしこのケチをつけた人間は「こんなのは後から作ったものだ」「そもそもAI絵に誤解されるような絵を描く方が問題」「Aiだろうと手書きだろうとあなたのイラストに魅力がなくなったのは事実」と・・・もっとひどい言葉を投げ続ける。 これって無茶苦茶ですな。でも、結局こうなるとAI絵である、無いの違いではなく、バカな人間が有名イラストレーターに因縁をつけるためにAIという言葉を使ったという。 上記のトラブルに対して「無視すればいいのに」って人がいたけど、それもひどい話で。他人から唾を吐きかけられたことに対して怒ることを「みっともない」というのと同じ。無視すれば相手は「反論できない、ということは事実だってことだから」と勝手に決めつける輩ですから。 私は絵描きの人がAiを使うのは単に便利な道具を一つ手に入れたのと同じで構わないと思うし、それを使ったことをクライアントとの契約でもない限り、特に不特定多数に報告する義務もないと思ってます。 まして、上のような本来の意味でAiと手書きの区別もつかない、失礼な輩になぜ忖度しなければいけないのか? 因縁を付けられたイラストレーターさんが本当にお気の毒で。
2024.09.12
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大手焼き肉チェーン「牛角」で食べ放題で女性だけ半額、というキャンペーンは男女差別では?というのがネットで炎上という話題が少し前にありました。 で、私個人としてはこれは明確な「性差別的なサービス」だと思っています。というか、もともとこの女性サービスというのは「女性は収入が低い」「食べ放題でも食べる量が少ない」といった部分から来るもので、その時点で画一的な性別観で区分けする行為になると思います。 では、私は強硬にこれに反対を求めるか?というとそうでもない。あくまで店側のサービス判断だし、そもそも平日は男女同じ料金であるのですから、期間限定の客寄せ行為だと思って納得します。たまたまそのキャンペーンに自分が対象外だった、というだけで。男性客としてそこに不満はないんです。 男女平等は社会のシステム前提としたうえで、企業サービスの色付けならそれこそ個性になると思います。が、「男はこう、女はこう」と区分けする必要性ってこの手のサービスであるのかなあ?特に私のように男でも小食、それこそ普通の定食一人前を食べきれないような人間にとっては・・・
2024.09.10
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娯楽に関しては「無駄こそ本質」だと思ってます。 というのは、ニュースで雑誌の休刊か過去最高に、マガジン、サンデーといった人気漫画雑誌の部数落ち込みも過去最大。という(マガジンが33万部とか・・・) これは考えてみると今、コンビニなどから雑誌の販売スペースがどんどん減っている。電車内でも皆、スマホの画面を見ている。漫画の特定単行本は買電子で買うけど、雑誌としては買われない、という状況で。娯楽のチャンネルが増えたこと以上に厳しい しかし、雑誌の面白さというのはやはり「見たことのない作品も読むことができる」であり。その部分が失われると、新人が発見される、あるいは成長する場が失われる。 これはネットによって人々の娯楽に対するいろんなチャンネルが増えた、という側面と同時に、特定の場所以外、行かなくなる、触れる機会が失われるということであり。 たとえば同じ分量のアーカイブがあるとしても、レンタルDVD店でパッケージを眺めながらどれを見ようか迷うのと、ネットの検索で特定の作品を決め打ちで選ぶのでは全く違うように。ここが娯楽の無駄な部分の本質だと思ってます。 コスパとか、タイパにこだわりすぎると、結局豊かな楽しみにはなれない気がします。
2024.09.09
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「人生が変わった」重い後遺症も…炎天下のスポーツと熱中症、高校野球“運動中止”の暑さでも「試合を消化しないと」【報道特集】 このところの炎天下は異常ですから、本来なら大会のスケジュールそのものをずらすべきなんです。それこそ10月とか。これは東京オリンピックの時もそう思いましたが。あるいはドーム球場のような空調の効いた会場で行う。高校野球は何も「真夏である必要」も、「甲子園である必要(その証拠に第一回大会は別の場所だし)」もないわけで。 高校野球の微妙なところは「部活動という学校教育の一環」という側面と「商業的な興行、主催の朝日新聞やNHKなどの放送、プロの選抜」といった要素が伝統という利権になってしまったこと。でも、冷静に考えると部活動は本来「趣味の同好」の集まりであり・・・ 野球に青春をかける学生がいる。だからこそ、その選手の一生を壊してしまうような環境で練習や試合などしてはいけない。何より、甲子園は春の大会(毎日新聞主催)がある、ということは季節は秋でもいいわけで。 あと、高校野球は甲子園の大会だけが問題なのではなく、地方予選やそれ以外の普段の練習でも同様の事故は起きている。そう考えると学校における過剰な部活動の問題は他の競技も含め一度考え直すべきで。特に練習というのは生徒に無理をさせることが「体を鍛えること」になっているうえ、外部からの目も届かないので熱中症だけでなく多くの怪我や事故が多く。 わざわざ炎天下にふらふらになりながら白球を追う球児の姿を、クーラーの効いた部屋のテレビでビール飲みながら観戦する・・・どんな悪趣味だ、と思います。
2024.09.08
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ツイッターに「ビキニアーマー」というのがトレンドに上がっていて。何事かと思ったらどうやらドラクエ3リメイクの女戦士のデザインで、それまで水着のビキニのような鎧が、下半身部分に半ズボン型のダサい下履きが履かれているデザインになった、ということらしく・・・ で、これってバカバカしい話ではあるのですが、それ以上に「誰に対しての配慮なのか?」という問題でもあり。たとえばこれ、今のゲームではこの手の水着のようなコスチュームの女の子キャラが戦うアクションゲームなどいくらでもあります。にもかかわらず、古い作品のリメイクで特徴的デザインを変えてしまうというのは妙な話で。 エロの基準は人それぞれ、それこそ国によっては水着すらNGなところもあります。が、この「問題を起こさないために魅力を削る」というのは、あらゆるデザインを否定することにもつながりかねない。なにより、過去作のリメイクをこんな形で変更されたとしたら・・・ なんとも納得できないだろうなあ・・・
2024.09.05
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ゲーム業界でもスマホのゲームなどでは「基本無料、アイテムやガチャ課金」のゲームが当たり前ですが、このタイプのゲームの怖いところが「サービス終了したら世の中から消えてしまう」ということであり。 それこそ黎明期のようにコンシューマゲームに比べて安価に、簡易な開発費で利益が得られる時代ではなく、最近はそれこそ大手企業がコンシューマの大型タイトルと同じ予算や開発期間、クオリティーで開発したのに、実際にサービス開始したら収益が出ず、開発期間3年、サービス期間3か月というものも。また、もっといえばこの手のゲームはサービス終了するとユーザーの手元に何も残らない。 自分は仕事としてゲームのモーションデザイナーとして開発しているので、コンシューマでもスマホのゲームでもやっていることは基本同じです。が、それでも自分のやっていた仕事が「存在そのものがなくなってしまう」というのはとても悲しい。せめてもの記録として、自分のやった仕事はポートフォリオとして動画を個人的に残すようにしていますが。 もちろん、過去にも消えていったゲームというのはたくさんあります。けど、あまりにも最近はその手のせっかく作ったのに・・・みたいなものが多くて。それこそ残っているのはYoutubeの当時の宣伝動画だけ、なんてことも さみしい限りです。
2024.09.04
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数日前のニュースで「成人喫煙率が平均14.8%」というのがあり。 こうなるとタバコを吸っている人が珍しい、それこそファッションとかこだわりのレベルになっているんだなと。 でも、自分の父親世代では成人男性の7割が喫煙者だった時代もあるわけで、そう考えると自分の世代あたりから急速に減った文化、ということになりますね。自分の同期世代でもすでにタバコを吸っている人は少なかったわけですから。 以前は会社のビル内に喫煙ルームがあったのですが、今ではそれすらなくなっている。と、同時にたばこ用のアイテム、ライターとか灰皿といったものも少なくなっていって。 本当の意味で「嗜好品」になっていくのだろうなと
2024.09.03
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PS5の定価が8万円になる、というニュースですが、今後発売される予定の任天堂の新ハードも含め、いよいよ「ゲーム専用機である理由」を突きつけられた形になっていると思います。 家庭用ゲーム機の歴史というのは基本「アーケードゲームや高額で複雑ななパソコンゲーム(当時はマイコンなどと言われたのも含む)を安価、かつ、一般人にもゲームだけ楽しむ機能限定で販売し、ソフトを売ることでその地位と普及ができた」ものです。 ですが、まず昔は最先端だったアーケードゲーム事情というものが縮小し、ゲームセンターのゲームが技術的最先端でもなくなった。また、ゲームというモノが据え置きから携帯、あるいはスマホなどでもそこそこの性能で楽しめるものが増えてきたわけで。そうなると「ゲームしかできない」ものに5万円以上の金額を払うことを一般層と言われる、それこそ子供とか、ライト層にアピールできない。 例えばわたしは4年前、PS5が発売された時に「高い!」とびっくりしたんです。ええ。理由は過去の経験で最も高いと思っていたゲームハードが25年前のネオジオ本体で。その価格が58000円。これは「アーケードゲームをそのまま家庭に!」というコンセプトだったハードなのですが、まさに当時とんでもない価格だった印象でした。ですが今回の値上げで結果、PS5はその価格を飛び越えたものであり。もはやこれは物価高とか為替が~ではなく、一般層というモノを完全に切り離した、と考えていいと思います。 ゲーム専用ハードが必要とされる理由は、どの時代も「欲しいソフトがある」ことです。がそれ以上に「高くて買えないような専用機」になったら、今度はソフトを作る側の私のような仕事(ソフトハウス側)の死活問題で。何しろハードが普及していなければどんなに頑張ってもソフトが売れはしない。 自分の予想ですが、任天堂はあくまで「ゲームはおもちゃ」という根底を崩さないために、性能を下げてでも価格を抑えてくると思います。というのは任天堂の市場ターゲットはマリオやポケモン、どうぶつの森といった、そういうソフトを買う人向けですので。 「ゲーム専用機である理由」を明確に価格で提示できないと売れない、そう思います
2024.09.01
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