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2014.10.26
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 漫画絵のうまさとはなんぞや、で思いついたことをつらつらと。

 たとえば、「ナニワ金融道」で有名な故・青木雄二先生。あの人の絵は正直「デッサン力」という観点から見ると素人目で見てもうまくない。が、一度あの絵を見たらこの作家であると一発でわかる個性があり、その個性が読者に受け入れられたからこそ「プロ漫画家」として成功した訳で。

 で、その逆にデッサン的な上手さは定評あるけど、いまいち目に残らない漫画家さんもたくさんいるわけで。漫画絵のうまい下手というのは結局、その作者のアクの強さを読者が受け入れれば「個性的」になるし受け入れられなければ「下手くそ」に分類される、デッサン的正確さは魅力の一要素でしかない、と感じたり。

 デッサンとか遠近法、色彩技法というのは「誰でもこの法則に則って絵を書けば一定水準の描画ができる技術」であり、これはこれで立派な技術であると同時に、個性をさらに魅力的に、説得力を持たせる土台になっています。

 が、青木先生のような、あるいは「カイジ」の福本信行先生、「進撃の巨人」の諫山創先生のような一度見たら忘れられない作風の場合、それ以上の「アクの強さ」が作家として成功した理由にもなります。

 もちろん、これは「成功したからその個性が評価された」わずかな例です。実際は歯牙にもかけられなかった、あるいは出版社に持ち込んでも没になってしまった個性の方が圧倒的である、ということもちゃんと理解すべきで(単にアクが強いだけで面白くない漫画もたくさんある)それを含めて「漫画絵のうまさとはなんぞや」になるのだと思います。

 それにしても、本屋に行けば膨大な数の絵の種類の漫画が販売されているこの国は、本当に絵を受け入れる客の許容範囲が広い、多様性のある国であるなとうれしくなります。







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最終更新日  2014.10.27 03:47:08
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