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2014.12.28
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 今週放送されたアニメスタジオを舞台にしたアニメ「SHIROBAKO」において、アニメの中で大量の馬が走るカットをカメラで回り込みながら、という難しい作画、期間もない、CGも手一杯で不可能という状況で、それまで社内で「今風のキャラが書けない」という理由である意味窓際に追いやられていた年寄りアニメーターが実は昔、伝説級の作画マンで難しいそのカットを若手を指導しつつ素晴らしい仕事をする、というストーリーで。

 お話としてめちゃくちゃ熱く、おもしろかったです。と、同時に、おそらくこのベテランの持つ技術というのが、今後CGに置き換わっていく、手書きの世界からは消えていく作画の順番なんだろうなと思うとある意味物悲しくもあり。

 たとえば、昨今のTVアニメでは道路を走る自動車の描写はほぼCGに置き換わっています。昔、CGアニメがTVアニメ業界に入り始めたころはそれこそ車を題材にした「イニシャルD」のようなレースものでまだ違和感ありまくりな描写でしたが、それが今は逆に「車だったらコスト考えたらCGだろ?ふつう」ぐらいのライブラリ化されています。また、ロボットアニメもかなりの作品がCGメカ作画になったり、遠景の群衆、さらにはアイドルアニメのダンスシーンのようなものまで。

 これは昔はゲームの世界ではドット絵が主流だったのが当初は「あんなカクカクの映像、味がないよ」と呼ばれていたポリゴンが普通になってしまったように。技術の進歩って需要があれば本当に驚くほど進化しますから。

 で、上の馬の走る絵というのはそれこそ難しく、さらにいえば普段はアニメの中で需要が少ない。ドラマ的にその老人アニメーターが伝説級の人である、という部分に焦点が当てられましたが、実際の現場では馬の作画をした経験のない人がスタッフの大半であれば、CGに頼らざるおえない状況で。技術の伝承がデジタルのライブラリに保管される結果になるんだろうなと。その場合「今風のキャラが描けないけど、それ以外の経験豊富なベテラン」の方の知識や動きの技術はむしろ手書きでないCGアニメ業界などに欲しい技術で。

 ちょっと話は変わりますが、昨今話題になったことで、新人のアニメーターさんが実物の火をほとんど見たことがない、という衝撃がベテランアニメーターさんに走ったとか・・・でもたしかに都会暮らしだとたき火をする経験もない、ストーブの火も見たことがない、タバコを吸わない家庭ならマッチもライターもない、仏壇がない家庭もあるからろうそくの火すら見たことがない、なんて不思議じゃないですからねえ・・・






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最終更新日  2014.12.28 12:10:11
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