Flatのガンプラ製作日記

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2020.08.04
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カテゴリ: 本の感想
書籍の感想です。
今回は「あとは野となれ大和撫子」です。


あとは野となれ大和撫子 [ 宮内 悠介 ]

カザフスタンとウズベキスタンの狭間にあるアラル海。
20世紀最大の環境破壊と呼ばれる地です。
かつては大きな内陸湖だったのですが、旧ソ連による農場拡大のために
地下水を大量に組み上げたことが原因で湖は1/10ほどになってしまいます。
湖が塩湖だったこともあり、土壌は大量の潮に覆われ、作物も育たず、
湖の塩分濃度も上がり、魚も棲まない死んだ土地が出来上がりました。

上の部分までは本当の話なのですが、この本ではそこにアラルスタンという国が
興ったという設定で話は始まります。
色々な国から逃れてきた人々が自由を求めて作り上げた国。
科学力で大気から水分を取り出す技術を確立し、何とか生活できる環境を作り出した
わけですが、そんな中、大統領が暗殺される。
カザフとウズベクの侵攻を恐れた議会の男たちは国外へ逃亡。

残されたのは後宮の女性たち。
しかし、彼女たちは一芸があり、一流の教育を施された者たち。
彼女たちの生き残りをかけた戦いが始まるのでした。

あらすじで、後宮、などと書かれていたので、もっと古い話かと思ったのですが、
ほぼ現代の話です。
旧ソ連、中東などの複雑な事情も絡み、裏切りあり、悲しみあり、狂気あり・・・
思ったよりも重厚な内容でしたが、面白かったです。

アラル海という事実とアラルスタンという虚構のバランスが非常に良かったです。





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Last updated  2021.04.03 13:38:42
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