Flatのガンプラ製作日記

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2021.04.24
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カテゴリ: 本の感想
書籍の感想です。
今回は「お探し物は図書室まで」です。


お探し物は図書室まで (一般書 304) [ 青山 美智子 ]

ご存知かと思いますが、本屋大賞の第二位に選ばれた作品ですね。
感想ですが、とてもやさしいお話でとても素敵でした。

舞台は、図書館、ではなく、図書室なんですね。
最近の小学校にコミュニティハウスというが併設されています。
地域の人との交流を目的とした施設です。
私が小学生の頃はなかったなぁ。

で、そのコミュニティハウス内にある図書室のお話です。
ちなみに我が家の家の近くにある小学校にもコミュニティハウスが
あって、図書室ありますね。なので、図書室があるのは一般的なんだと思います。

ですが、この小説の図書室がびっくりなのは司書さんがリファレンスしてくれるところ。
リファレンスというのは探しているものの要望を聞いて、最適な本を紹介してくれる
サービスのことを指し、図書館だと良くありますね。

この図書室にいる小町さゆりさんは見た目は全体的に大きく、ひたすら羊毛フェルトを
しているというちょっと変わった印象なのですが、リファレンスに来た人の今の悩みを
聞き、適切なものを提案してくれるのです。

その本のセレクションが面白くて、転職を考えてスキルをアップを考えていた女性の
「エクセルの勉強ができる本」というリクエストに対して、エクセルの参考書の
他に、「ぐりとぐら」をお勧め書籍として提案するのです。

一瞬、なぜ「ぐりとぐら」?と思いつつ、つい借りてしまい(どうせ無料だしね)、
ぐりとぐらを読むうちに、自分の本当に必要なもの、自分が何に焦っていて、どういう
気持ちで働くべきかということに気付いていくのです。

小町さんに感謝の気持ちを伝えようと図書室まで御礼に行くと
「私は何も。あなたが自分で必要なものを受け取っただけ」
と澄まして答えるのでした。

そうなのです。この小説な5つの短編で構成されていて、どのお話も小町さんに
選んでもらった本をきっかけに良い方向に進んでいくのですが、小町さんは別に
その問題に対する真正面からの回答を本で出しているわけではないのです。
その本を読んで、自分に重ねて、自分で自分に最も必要なものを受け取っているのです。

小町さんがスーパーマンではなく、きっかけを作っただけ、というのがとても
素敵なところで、自分で自分を変えようと思ったことで、変わっていった話が詰まっています。

ちなみに私はニートの男性の話はちょっとウルっと来ました。

とても良かったですよ~おススメ。





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Last updated  2021.04.24 11:55:08
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