Flatのガンプラ製作日記

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2023.10.21
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カテゴリ: 本の感想
書籍の感想です。
今回は「万能鑑定士Qの最終巻 ムンクの叫び」です。


万能鑑定士Qの最終巻 ムンクの〈叫び〉 (講談社文庫) [ 松岡 圭祐 ]

凜田莉子が活躍する万能鑑定士Qシリーズ。
一応最終巻まで読んでいたつもりだったのですが、
ふと目についた「最終巻」という文字。
確かに読んでたラストは悠斗と莉子の関係がまだ微妙
だった気がしたので、そこがはっきりするかなとそこに
期待して手に取りました。
ただ、話の流れとしては間に「探偵の鑑定」という
シリーズがあるようで、そこで悠斗は新聞記者を辞め、
探偵になったようです。
莉子を守るためには探偵になったはずの悠斗ですが、
莉子にとっては好ましくない変化に感じられたようです。
探偵とは時には不法行為を行ってでも真実を暴き出す
仕事だと莉子は思っており、そんな悠斗を望んでいない
莉子は悠斗との関係を友人にまで戻したのです。

というところから話は始まります。

今回はタイトルにあるようにムンクの叫びがメインに
据えられています。
叫びが盗まれ、さらに4つに破られ、犯行声明まで
出されます。
今まで巻き込まれる形で関与することが多かったの
ですが、今回は警察は「部外者だから」という理由で
莉子を排除しようとします。
警察と天才贋作師コピアとの癒着を嗅ぎとった莉子は
鑑定士としてのプライドをかけてこの難題に取り組む
ことにしたのです。
警察がコピアの贋作を見逃すようになってしまっては
鑑定士の存在意義が失われると思ったからですね。

この作品は、松岡さんの集大成とも言える作品ですね。
ロジカルシンキングか得意な莉子ですが、水平思考が
得意な特急添乗員、朝倉から、水平思考を授けて
もらいます。
しかし、推理するためにはそれだけでは足りない。
そこを文科省の事務官、水鏡に推理のための考え方を
教えてもらう。
全ての武器を手に入れた莉子はコピアと対決しますが、
推理は恐らく当たっているものの、いかんせん物的証拠
が足りない。莉子、ピンチ、というときに現れたのが
悠斗だったのです。
悠斗は探偵らしからぬ手法でコピアの不正の証拠を
掴んだのでした。これこそ、莉子の望んだ悠斗で、
探偵という職業にあっても、悠斗は悠斗のままである
ことを莉子は確信できたのでした。

いや〜、良かった。
面白かったし、収まるところに収まったし、大満足です。
探偵の鑑定を読んでたら、もっと楽しめたのかも
しれませんが、特に違和感ありませんでした。

人の死なないミステリ、良いですね。





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Last updated  2023.10.21 12:00:13
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