Flatのガンプラ製作日記

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2025.03.30
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カテゴリ: 本の感想
書籍の感想です。
今回は「日本SFの臨界点 山の上の交響楽」です。

日本SFの臨界点 中井紀夫 山の上の交響楽 (ハヤカワ文庫JA) [ 中井 紀夫 ]

SFと言うと、宇宙船が出てきて星を股に掛けて
旅をしたり、見たことがない武器や機械が出てきたり、
色んな宇宙人が出てきたり、みたいなイメージだった
のですが、この小説は11篇のお話が掲載されていますが
そんな派手なものはほとんど出てきません。
なのですが、十分にSFを感じる事ができました。
例えば「暴走バス」では暴走は暴走なのですが、
1日50mしか進まない「遅い暴走」なのです。
バスの中とは連絡が取れず、無理やり止めることも
できない。
バスの中は時間がゆっくり進んでいるようで、現実
世界では20年も経ち、初老の域に達した主人公に対し、
バスの中のフィアンセはバスに乗った時のままの
姿です。

私にはこれはバスが光速に近い速度で進んでいる
ように思えました。もし光速で進むバスを我々が
観測できるとしたら・・・
バスの中とは連絡がつかないので、想像なのですが
バスからは外の風景はものすごいスピードで流れて
いっていると推測されています。
なのでバスのすぐ近くで話しかけても「雑音」に
しか聞こえないということです。

こういうちょっと不思議な設定のお話が他にも
載っていて面白かったです。
表題にもある交響楽団は一万年かかっても演奏
しきれない楽譜を街ぐるみで24時間365日演奏
し続けるという話だし、巨大な岩を村人で協力
して支えている一族の話とか、面白かったです。





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Last updated  2025.03.30 08:33:37
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