Flatのガンプラ製作日記

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2025.06.06
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カテゴリ: 本の感想
書籍の感想です。



十番様の縁結び 神在花嫁綺譚 (集英社オレンジ文庫) [ 東堂 燦 ]

国作りの時に100柱の神がいました。
その神々は人と交わることで、国に残ることを
選びました。
その一族は神在と呼ばれ、神の御業の一部を行使
できる特別な人々として敬われていました。

そんな神様の中の一柱、十番様は縁結び、縁切りを
司り、一族は機織りの才能で地位を確保していました。
一族、十織家が織った品々は厄除けの力を持ち、
天災、病気、妖魔、様々なものから守ってくれる
効果を持っているのでした。

そんな十織家とその少女は出会うことなどないはず
でした。少女は親族に引き取らたのですが、その
親族に蔵に入れられ、日々機織りをすることを
命じられていたのです。
できた品は非常に良いものでしたが、それは叔母の
作品として世に出されていたのです。

少女は名前も与えられず、存在していないかの
ようでした。
そんな少女と十織家の当主、終也は出会います。
お互いの存在を認めてくれる存在に二人は恋に
落ち、5年の歳月を経て、ついにお嫁さんとして
迎え入れることとなりました。
そして少女は真緒という素敵な名前を得ることが
できたのです。

そんな一途な真緒が退廃に向かっていた十織家を
少しずつ変えていく話です。

終也はものすごく神様の血を濃く受け継いたため
普段の見た目は美形なのですが、本当の姿は
人を恐怖させる姿で、親族も恐ろしくて
なりません。
特に母親は人の姿をしていない子を産んだ事が
トラウマとなっています。
終也も母親から化け物扱いされた事がトラウマと
なり、自分に自信が持てません。
しかし、産まれてからずっと蔵に閉じ込められて
いた真緒は先入観なく、どんな姿の終也も好きと
言えるのでした。
そして、類稀なる機織りの才能で皇帝からの要請
にも応え、さらには母子の不和を少しだけ解消
することができたのです。

設定も面白いし、真緒の才能にはまだまだ秘密が
ありそうで、展開も面白かったです。。
自分たちの神様が生理的に恐怖を感じる姿形
だった時、我々はどう思うのでしょうね。
これはあくまでも人間の感覚に過ぎません。
可愛いウサギの姿の神は優しくて、醜い姿の神は
獰猛、残忍だと考えるのは人間の傲慢ですよね。

人間の理解の外側にいる存在なわけですから。

十織の神様にもまだ秘密がありそうです。

楽しみです。





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Last updated  2025.06.06 09:46:33
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