Flatのガンプラ製作日記

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2025.06.15
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カテゴリ: 本の感想
書籍の感想です。
今回は「走れ外科医 泣くな研修医3」です。


走れ外科医 泣くな研修医3 (幻冬舎文庫) [ 中山祐次郎 ]

お医者さんになって5年。
雨野もだいぶ成長しました。
先輩医師である佐藤からの指示もかなり正確に理解
できるようになり、任される事も大幅に増えました。

そして嬉しい(?)再会が。研修医として凛子が
来たのです。
最初のローテーションの時は「外科になる気はない」
などとはっきり言ってた凛子でしたが、見た目と
口調とは裏腹に仕事の覚えも早いし、勤勉です。
なので、そんな凛子が外科を選択したことは雨野も
嬉しかったでしょう。
雨野は器用なタイプではなく、コツコツ真面目に
繰り返してものにするタイプ。その分作業が丁寧で
安心感があります。
その辺は佐藤も評価しています。

そんな雨野の元に来た患者、葵は末期の癌患者でした。
もともと患者に寄り添い過ぎてしまう雨野ですが、
友だちのような距離感で話しかけてくる葵に圧倒
されてしまいます。
容態が落ち着いた葵は「死ぬまでにやりたいこと」の
一つ、富士山登頂を実現しようとします。
凛子はそれに協力することにして、雨野にも一緒に
登ってくれるように頼みます。
雨野はすべての患者の希望には応えられないことを
凛子に諭し、断ろうとします。
しかし、凛子が自分がまだまだ半人前で医師と
しては患者の役には立ててないけど、その時点で
自分にできることを精一杯やりたいという言葉に
動かされたのでしょうか。
雨野も了承することになりました。
実際には雨野も何を思って了承したのかは分かりません。
しかしその前に恋人のはるかから「医師の仕事って
別の世界の生き物がやる事みたい」と言われたことも
一因なのかもしれません。
確かに連絡があれば夜中でも対応し、数時間の睡眠で
また日勤をする。そんな中で命を救い、また救えない
命を看取る・・・

並べるだけでハード以外言葉が見つかりません。
体のタフさ、そして精神的タフさどちらも兼ね備えて
いる別世界の住人にはるかは例えたのでしょう。

雨野はそんな別世界の住人になりきってしまうことが
嫌だったのかなあ。

医師の常識で考えたら、急変する可能性もある体調
の患者と富士山登頂なんて絶対NGでしょう。
山登りしている状態では医師もできることは
ほとんどないのです。

でも、来年の夏、生きていられる可能性がほぼゼロ
の葵は今年の夏しか富士山登頂のチャンスは
ありません。

何が正しいかは分かりません。
無事登頂でき、降りてこられたとしても、死期を
早めてしまった可能性もあります。
ただ、何が正しいのは分からないなら、本人の
望むことをやらせても良いのではないか。

雨野、格好良いよ。

ただ、美人の凛子、可愛い葵の3人で富士山登頂を
したことを恋人のはるかに何と申し開きする
のかな・・・

はるかさん、激怒しないと良いけど。





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Last updated  2025.06.15 17:08:55
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