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今回の帰国では、アエロフロートを利用。レバノンのベイルート→モスクワ→成田というルートだったことは、先回のブログでお伝えしております。実に長~い帰国の途でした。
モスクワで降り立ったのは、「シェレメチェボ空港」。帰国前は相変わらず忙しくしていたため、この空港について調べることができたのは空港へ向かう1時間前。モスクワで12時間待ちなので、空港にシャワーの設備があるかどうかを調べたい! と思って、検索したところ…あり?? どうも評判が悪い空港らしい。
ウィキペディアには、こんなことまで書かれていました。「空港の設備、職員の対応、市内へのアクセスなど あらゆる面で評価が低い ことで知られ、日本航空をはじめとする複数の航空会社がドモジェドヴォ空港へ乗り入れ空港の変更をしている」。
むむっ!! そんな空港で12時間を過ごすのか…。でも「新ターミナル(D、E)の運用開始により、悪評の改善が期待される」ともあります。チケットによると、私の到着するターミナルは D、出発は E ですので、真新しいターミナルのようです。真新しいからでしょうが、この2つのターミナルに関する情報が非常に少ない。悪評高い空港だけど、新しいターミナルには期待できるかも…と不安半分、期待半分で降り立つことになりました。
この日は雪、雪、雪。
しかし、空港内ってあっついですよね。ベイルートから乗り込む時点で、汗だくになっていましたし、機内もなんだか無性に暑く…モスクワでシャワーを浴びれなかったら最悪、というほどベタベタになっての到着。さて、この悪評高いシェレメチェボ空港の真相はいかに…?
なんとまぁ、きれいで広々とした空港です。ターミナル D はかなり整備されていましたが、ターミナル E は本当に「完成したて」という感じ。免税店もほとんど入っておらず、がらんとした広い空間が目立ちました。インターネットでは、ターミナル間の連絡が悪く、いったん外へ出て徒歩で移動というような話もあったのですが、この恐れていたターミナル間の移動も問題なし。連絡通路でつながれ、快適に移動できました。
ラウンジに直行し、この汗だくの体を何とかしたい!! シャワーがありますように、と祈っておりましたが、ありました!!
ラウンジのトイレも非常に清潔です。シャワー室も簡易ながら整備されています。スバラシイ。ラウンジの利用客もまばらでしたので、シャワー室とトイレを独り占め。お湯は多少ぬるめでしたが、ほてった体には十分。
髪の毛も洗ってさっぱりとした後は、ドライヤーで髪を乾かし、すっかり気分もよくなりました。
あとはラウンジで出発直前までグデグデと過ごしましたが、さすが12時間は長い。グウグウと寝たり、インターネットをしたり、ケーキを食べたり、お酒を飲んだり、本を読んだり…座り疲れてお尻が痛くなったころにやっと出発の時間が来ました。
でも、このシェレメチェボ空港、なかなかお勧めです。清潔で快適。まぁあえて言うなら、ロシア語しか通じないというスタッフも多く、空港内の放送もロシア語なまりの英語で聞き取りにくい、という難点はありましたが…それを除くと、この新しい空港、なかなかいけますよ。また利用することになっても全く問題ありません。いや、むしろまた利用したいくらいです。
躍進中のロシア、次にこの空港を利用するときには 質・サービスともにさらに改善されていることでしょう。今後が楽しみです。シェレメチェボ空港ご利用予定の皆さま~、恐れずにモスクワ入りしてくださいね。
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