6
煽り：アライ轟沈ッッ
アライ視点。
ジャックの拳が迫ってきて視界が真っ黒に。
一ページ真っ黒。
次のページで徐々に視界が明けてくる。
ベッドに寝てるアライと読書してるジャック。
ジャック「目覚メハドウダ」
アライ「……！」(コノ男ハ)(私ヲ看病シテイタノカ)
笑顔で返すアライ。
同じく満面の笑顔のジャック。
場面変わって砂浜で黄昏てるオーガ。体操座り。
水平線の先を眺めてるオーガ。
と、後ろにゴミ袋を持った本部登場。
本部「缶拾い」「この一見手間のかかる行為が」「実はけっこう儲かるんだよなァ」
ニタァと笑う本部に対してオーガ無言。
本部「俺は」「衣食住費はタダだからな」「これだからホームレスはやめられねェ」
オーガ、いきなり目をカッっと見開く。
オーガ「テ、テメェ」「年金も社会保険料も払ってねェのか！」
本部「源泉徴収も何もありはしないんだな」「へへ…」
ニタニタ笑う本部。オーガ悔しそう。
オーガ「バ」「バカかテメェ！」「老後のことは考えてねぇってのか！」
本部「老後のことを考えていては」「ホームレスなんてできんよ」
オーガ「～～～～～～ッッ！？」
オーガのポケットから年金手帳が落ちて引き。
煽り：意外！勇次郎が国民年金を支払っていた！！
コメント：悪戯感覚で他人の自動車のタイヤに釘を刺した。後に自分の車であることに気づいた。次からはよく確認しよう。
© Rakuten Group, Inc.
