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22(受験バレ)




扉絵:学生服着た末堂の図
煽り:試験当日に……雪ッッ!?

ある駅のホームで一人の体育会系の学生が電車を待ってる。

 伊 藤 恵 一  1 8 歳  陸 上 部 出 身 ッ ッ

と煽られてる。
伊藤「冬の駅伝を終えたばかりで受験ッッ」
   「限界を超えた超濃度の日々に耐えた俺を悩ますこの天気」
   「雪で電車が遅れるとは…なんという仕打ちッッ!」
   「だが俺は負けん!」
伊藤のニキビ面のドアップ。
と、いきなりバッ、と線路に下りる伊藤。
伊藤「よーい…」
   「ドンッッ!!」(バックには機関車のイメージ)
見開きで線路を走る伊藤。
綺麗なフォームで駆け抜ける。
と、背後に人の気配を感じる伊藤。
伊藤「俺と同じ方法を採ったか!」
   「!?」
後ろから物凄い速さで追いかけてくる人影が。
正体は本部亥蔵!
必死な顔で腕組みしたまま走ってる。
本部「なんてことだ…」
   「大学入試の試験場での監視員」
   「こんな上玉の仕事で遅刻しちまうとは…!」(バックでは夜遅くまで酒飲んでる本部の図)
伊藤「早いッッ」
   「だが…抜かせん!」
ブツブツ言いながら疾走する二人。
と、試験場が目に入る。
伊藤「着いたッッ」
本部「間に合った!」
二人「雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄~~~~~~ッッ!!!」
見開きで二人揃って校門を駆け抜ける。
二人を出迎える花田。
花田「セーフ(はぁと」
花田のホモっぽい表情で引き。


煽り:諦めない男の気迫の勝利ッッ
コメント:スレ違いと言えば、俺の嘘バレもスレ違いといえなくない。だからどうした。


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