free way

30(エジプト編プロローグ１)

煽り：格闘技が…通用しないッッ

冷や汗ダラダラのバカ。
いきなり蟷螂が跳躍する。
反応しきれずに首が吹っ飛ぶバカ(バックではスペースシャトルのイメージ)
半笑いをするルミナ。

場面変わって公園。
黒いロングコートを着たシコルスキーが初期のような凛々しい表情で歩いてる。
見開きで公園の全景。
と、一つの屋台が目に入る。
屋台の暖簾には

　　本　　部　　流　　実　　戦　　ラ　　ー　　メ　　ン

と書かれている。
仕方ないな、という感じの表情を浮かべるシコルスキー。
不敵な表情で屋台の暖簾をくぐる。
出迎えたのはもちろん本部。
本部「いらっしゃい」
　　　「一杯350円だぜ」
シコ「ダヴァイ！」
ニタァ、と不敵に笑んでラーメンを作り始める本部。
必死な表情でラーメンを作ってる。
ズチャ…
背後に人の気配がして、思わず振り返るシコルスキー。
いつの間にかに烈が仁王立ちしてる！
本部「いらっしゃい」
　　　「一杯420円だぜ」
さっきと値段が違う。
烈「低・価・格…」
　「見事な……」
ニタァ、と不敵に笑んで、ラーメンを作り始める。
必死な本部の表情のドアップ。
本部「メイクラブ！」
狂ったように頭を振りながらラーメンを作る。
以下、数ページに渡って本部がラーメンを作るシーン。
本部「３Ｄ酔いしちまったぜ」
　　　「ほらよ」
　　　「これが本部流ってやつよ」
シコルスキーと烈の目の前にラーメンが置かれる。
いきなりラーメンに食らいつく烈。
烈「救命阿ッッ」
舌を火傷したらしい。
本部が差し出した氷水を一気飲みする烈。
その様子をニタァ…と笑みながら眺める本部。
烈とは対照的に、落ち着いた様子でラーメンを食し始めるシコルスキー。
一口食べて、何かを思い出すように目を瞑る。
突然、カッと目を見開くシコルスキー(バックにはモスクワのイメージ)
シコ「ウラーーーーーーーーーッッ！！」
ガッツポーズをしながら叫びだす。隣では烈が必死にラーメンを食べてる。
腕組みしながら二人を見つめる本部。
本部の良い笑顔で引き。

煽り：ラーメンに国境はないッッ
コメント：ホモの次はラーメン…これだからバキスレは恐ろしいッッ

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