神経性頻尿について

神経性頻尿について

ポラキス


使用経験はないのですが、恐らく精神安定剤の効果がでなかった場合に処方される薬です。


【概説】
膀胱の収縮をおさえるお薬です。頻尿や尿失禁の治療に用います。


【作用】
膀胱が勝手に収縮するのをおさえる作用があります。
また、膀胱の筋肉がゆるみ容量が大きくなるので、たくさん尿がためられるようになります。
そのような作用から、頻尿や尿意切迫感、尿失禁の治療に用いられています。


【特徴】
薬理的には抗コリン薬に分類されます。
いろいろな原因で生じる頻尿や尿失禁の対症療法薬として広く用いられています。


【診察で】
持病やアレルギーのある人は医師に伝えておきましょう。
別に薬を飲んでいる場合は、医師に伝えておきましょう。


【注意する人】
病気によっては、その病状を悪化させるおそれがあります。
たとえば、緑内障では、眼圧が上昇するおそれがあるため使用禁止です。
腸閉塞や腸管麻痺、尿閉のある人も使用できません。
そのほか、前立腺肥大、心臓病、潰瘍性大腸炎、甲状腺機能亢進症のある人は、病状の悪化に注意するなど慎重に用いるようにします。

適さないケース
緑内障、腸閉塞、麻痺性イレウス、下部尿路閉塞による排尿困難(尿閉)、重い心臓病。

注意が必要なケース
前立腺肥大、心臓病、潰瘍性大腸炎、甲状腺機能亢進症、肝臓病、腎臓病、パーキンソン症状や痴呆症状のある人、高齢の人、高温の場所で働く人など。


【飲み合わせ・食べ合わせ】
抗コリン作用をもつ薬といっしょに飲むと、その作用による副作用が強まるおそれがあります。
たとえば、ある種の抗精神病薬(フェノチアジン系・ブチロフェノン系)や抗うつ薬(三環系)、抗パーキンソン薬(抗コリン薬)、抗不整脈薬(ジソピラミド)、胃腸薬(抗コリン薬)、カゼ薬・鼻炎薬・かゆみ止め(抗ヒスタミン薬)などとの併用に注意します。


【使用にあたり】
症状や年齢によって、飲む量が違います。指示どおりに正しくお飲みください。
高齢の人は副作用がでやすいので、少量で始めるようにします。


【食生活】
物がぼやけたり、まぶしく見えることがあります。車の運転など危険な作業には十分注意してください。
汗が出にくくなるので、熱射病や熱中症を起こすおそれがあります。
高温の場所での作業、激しい運動、また夏の暑さに注意してください。


【備考】
膀胱をコントロールしている神経の働きが悪くなると、頻尿や尿意切迫感、尿失禁などいやな症状がでてきます。
このような状態を「神経因性膀胱」と呼びます。老化のほか、脳卒中などで脳の神経がやられているとき、糖尿病で末梢の神経が傷んでいるときにもみられます。
そのほか、下腹部の手術のあとに尿が漏れやすくなることもあります。


尿失禁には、いくつかのタイプがあります。代表的なのは「切迫性尿失禁」と「腹圧性尿失禁」です。
尿意を我慢できず思わず漏れてしまうのが切迫性尿失禁、クシャミなどちょっとした力みで勝手に漏れてしまうのが腹圧性尿失禁です。
切迫性尿失禁には、この系統の薬(抗コリン薬)がわりと効きます。腹圧性の場合は、骨盤底筋を鍛える体操療法も効果的です。


【効能】
下記疾患又は状態における頻尿、尿意切迫感、尿失禁。
神経因性膀胱。
不安定膀胱(無抑制収縮を伴う過緊張性膀胱状態)。


【用法】
通常成人1回塩酸オキシブチニンとして2~3mgを1日3回経口服用する
。なお、年齢、症状により適宜増減する。

※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。


【副作用】
副作用でわりと多いのは、口の渇き、便秘、尿が出にくい、めまい感などです。
重症化することはほとんどありませんが、尿がまったく出ないときや、ひどい便秘が続くときは、すぐに受診してください。

とくに高齢の人では、一時的に認知症のような症状が出る可能性があります。
うまく言葉が出ない、物忘れ、ボーッとするといった症状です。気になるときは医師に相談してください。


【重い副作用】
めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください

麻痺性イレウス
食欲不振、激しい腹痛、吐き気、吐く、ひどい便秘、お腹がふくれる。

尿閉
尿が出にくい、尿が出ない。

血小板減少症
皮下出血(血豆・青あざ)や歯肉からの出血、血が止まりにくい。


【その他】
・口の渇き、便秘、下痢、胃の不快感、吐き気、食欲不振
・尿が出にくい
・めまい、眠気、頭痛、物がかすんで見える
・認知障害(言葉が出にくい、物忘れ、ボーッとする)



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