「頼むぜ、嫁さん!」14


今日は嫁さんと二人でサーファーズパラダイスにあるラーメン屋に行った。

一日一麺の嫁さんにとってインスタントラーメンだけでは我慢できないらしい。

よっぽどラーメンが食べたかったらしく、いきなり替え玉を頼む嫁さん。

俺らは北海道育ちなので、”替え玉”ってシステムには慣れていない。


俺「いきなり替え玉頼んだら、二人分の麺が入ってくるんじゃないの?」

嫁さん「いや、なんかおわんに入れて別に持って来てくれるじゃない?」

俺「そっかなぁ、、、、、」


数分後、、、、

案の定、二人分の麺が入ったラーメンが出てきた。

「麺ぎっちりで、スープあんまないじゃん!」

そう思った俺だったが、店員は迷わずおれのほうに置いた。
「こちらが替え玉はいってるほうで~す。」

そんなの誰が見ても分かるわ!

しかも俺は替え玉なんぞ頼んでない。

すかさず嫁さんにそれを渡した。

俺「ハイ、これがおまえのだ!」

嫁さん「私がこれ食べるの~~?」

「よく言うよ!自分で頼んだんじゃん!」
(↑口には出さなかったが俺の心理)

そう思いながら食べていたが、さすがに嫁さんは
食べきれない様子だったので俺も手伝ってあげた。

「替え玉はあとから注文する!」

これが今日俺らが学んだ事だ。

「頼むぜ、嫁さん!」





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