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February 10, 2009
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カテゴリ: 本・CD

華麗なる一族!? 華やかなれど短く散った豊臣家の人々たちを綴った列伝・・・

豊臣家の人々(司馬遼太郎).jpg 先日まで読んでいた司馬遼太郎の『関ヶ原』に続いて、読み始めたのは、同じく司馬作品の『豊臣家の人々』。この作品は、秀吉という天才によって生み出された、豊臣家に深く関わりのある人物たち(近親者中心)について書き綴った人物伝となっています。

他の同時代を扱った司馬作品の中でも、登場人物として描かれている人たちなので、重複したエピソードなども見受けられる部分もありますが、一人一人の人物にスポットライトを当てた、この作品ならではのエピソードや、触れられていない人物の一面なども描かれており、他の作品をより楽しむための副読本的な感じもします。

ちなみに綴られている人々は、豊臣秀次、小早川秀秋、宇喜多秀家、北政所(寧々)、豊臣秀長、朝日(旭)姫、結城秀康、八条宮智仁親王、淀殿(茶々)・その子と多彩な顔ぶれです。

現在、わたしが読んでいるのは、秀吉の異父弟・秀長について書かれた『第五話 大和大納言』。秀長について書かれた歴史小説としては、堺屋太一の『豊臣秀長―ある補佐役の生涯』も有名です。歴史にタラレバを言っても詮無いことですが、もし秀長が長命であったならば、豊臣家の行く末もまた変わってきたでしょう・・・。

さて豊臣家興亡の中で、時代に翻弄されながら波乱に満ちた生涯をおくった豊臣家の人々・・・その荘厳さ、空虚さは、秀吉の辞世の句とされている『露と落ち露と消えにし我が身かな浪速のことは夢のまた夢』のとおり、瞬く間に過ぎ去ってしまった夢、幻の如きものだったのでしょうか。


豊臣家の人々(新装版)
豊臣秀長(上) 豊臣秀長(下)


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Last updated  April 4, 2009 10:01:52 AM
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