えがおの時間

えがおの時間

#2(61-80日)




2005.12.15(第61日)呼吸器から離脱
    水頭症のため、意識状態は徐々に悪化。

12.19(第65日)一般病棟へ転床
    転床初日(12.19)から38度台の発熱。
    炎症反応は、1.6

12.24は、39度台の熱。
    気管切開横の胸のところが1cm角に膿む。
    シャント感染のため、シャント抜去。

12.27(第73日)脳室ドレナージ、感染原因ウィルスはMRSA。
    炎症反応は、9。 (20や30に上昇するのが一般的)
    炎症は、首のところだけでなく、頭蓋内も膿瘍で汚染されていた。
    術後、NCUへ戻る。


12.28(発症から74日)炎症反応は2.6
    以前のような視覚反応はまだ戻らず。ときおり、覚醒して追視ができる。

    味覚にはあまり反応せず。

    過去の記録と比較し、1か月半くらい症状が後退。
    saturation(酸素飽和度)は、最高レベルの100を維持。


12.29(発症から75日)
    熱は、36.6度 入院以来、ほとんど37度台だったが、このあたりから36度台が増える。

12.30(発症から76日)味覚への反応がほんの少し前進。
    キムチに少し顔をゆがめた。

  以前は、痰の吸引を嫌がってカテーテルを強く咬んでいたが、その様子もない。
  以前にあった左足の裏をくすぐると足を引く反応もない。
  手の感覚は若干、改善。手洗いのときのお湯の熱感あり。

  目を大きく見開く表情あり。


2006.1.1(発症から78日)酸素補給から離脱

  進歩は遅々としている。
  追視あるが、覚醒している時間が、非常に少ない。

  目を開けているものの別世界にいるような様子。
  話しかけてもうわのそらという様子。
  明らかに、以前から後退。

  数秒間の覚醒時に注視、追視あり。

  キムチによる、味覚刺激で顔をしかめる。進歩。
  ポッカレモンに、口を動かす。


1.2(発症から79日)症状に改善あり。

  何度か視線を合わせることができた。
  写真を見るが集中力ない。すぐに関心がなくなる。
  左足の裏の感覚戻る。くすぐりに反応。

1.3(発症から80日)体重は49KG。発症前は、62kg前後だった。

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