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2024年08月14日
テーマ： 戦争と人間(179)
カテゴリ： 世界の
ある少女
悪臭をはなつ蓮池
幼い手で折っている
蓮の葉を
いたいけな足を踏ん張り
生きるため無心に働く
大好きだった父
４歳で 死んだ
泣き続けた
５歳で蓮池に来た
胸まで汚泥に浸かり
危ない目に遭った
何も言わず明日、明後日、その後も
７歳になった
学校に行かず 蓮池で働く
その瞳は強い意志を秘め
全てを受け入れる
少女は何も言わず
はにかむような笑みを浮かべ
蓮池に向かう
アフリカでは、子供たちが砂金採掘で奴隷のように働かされている。そして、粗末な食事とわずかなお金で休みなく、細い穴の中で何時間も採掘させられる。日本のフリージャーナリストがその実態をレポートする為、一つの砂金採掘現場に足を踏み入れた。そして、採掘の穴を体験した。３０分と入っていられなかったそうだ。「蒸し暑く息苦しかった。」と語っていた。しかし、少年たちは何時間もその穴に入らなければならない。そうして、その砂金はブローカがすべて巻き上げ、中東の国に持ち込まれる。その先は多くのブロカーの許に、そしてロシアのプーチンに献上される。ワグネルを通じて、アフリカでもワグネルが暗躍し利権を得ている。プーチンはアフリカの子供たちを食い物にしている。
世界中の不幸な子供達は、大人の欲望によって未来を奪われている。それは、われわれのこの世界に影を落とし、未来を暗示している様に思う。
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